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投稿者:オビー - この投稿者のレビュー一覧を見る
実践編と理論編の2章立て。
良いSQLと悪いSQLを意識するようになる。
CASE式は早速現場で使う。
後半に行くほど理解が難しく、手続き型言語の考え方に染まっている自分に気付く。
集合指向的な考え方はこれからのキーになるのではないかと勝手に推測。
一度身に付けたことを頭から追い出す、「unlearn」とはうまく表現したもんだ。
仕事でDB使うなら是非一読を
2016/02/19 17:56
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投稿者:Hiro - この投稿者のレビュー一覧を見る
データベースを使う上で欠かせないSQL文ですが、簡単なレコード検索や更新方法を書いた書籍に対して、正しい使い方を書かれた本書は数少ない良書です。仕事でプログラミングをしてると『動く』だけで仕事が終わったと勘違いする方が多いのですが、データベースの世界ではそれはNGです。大量のデータをいかに早く検索、更新ができるかが重要となります。正常に動作していても、遅くて使い物にならなければ、それは不良品と変わりません。そんな問題に一定の道筋を付けてくれます。
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応用次第では色々使えるSQL満載です。
但し、若干トリッキーなため、
よく考え、そして、しっかりテストをしましょう。
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SQLに関して深い洞察を持つ作者の示唆に富むtipsが随所にちりばめられた良著.そこらのマニュアル本とはレベルの違う濃い内容でありながら記述は簡潔かつ的確.何度も読み返して実践するうちにSQLの理解が深まる.
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「なんとまぁ、SQLでこんなことまでできるのですね!」
「性能を引き出せていないSQLはこんなんですかっ!」
という発見を解説とサンプルから、教えてくれます。
技術関連の本を読んで、久しぶりに感心・感動しながら、
そして、自分の技術力の低さを痛感しながら、
でも、楽しく読めました。
後半はRDBの歴史や3値理論など。
これまた興味深い話が書かれてあります。
NULLは存在すべきなの?といった、
気になるようで深みに迫ることができなかったことも、
著者の熱い思いで説かれています。
SQLに触れることがある方、お勧めします。
是非、読んでみてください。
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とても実践的なSQLの本。これまでのSQLの使い方を変えさせてくれる一冊。
この本を読んで初めて知ったのが、SQLは集合論(ベン図とか⊂や⊃の記号のやつ)をもとに実装されていること。十数年SQLに触れていながら、この点は意識したことがなかったので、SQL自体がとても理解しやすくなったように感じた。
ただ、集合論の話がよく出てくるので、そのあたりの話題に疎かった自分は、時折「???」な感じだった。でも、本全体の内容を理解して実践に活かす分には支障はないと思う。
「魔法のSQL」と「リレーショナル・データベースの世界」がメインのカテゴリだが(ほかは演習問題の解説)、魔法のSQLは、集合論をベースとしたSQLの解説と実践、リレーショナル・データベースの世界は、SQLに関するアカデミックな話題を取り上げている。
SQLを仕事で扱う人には、魔法のSQL(全体の2/3のページ数)だけでもいいのでぜひ読んでほしいと思う。きっと、仕事によりよい影響を与えてくれるはずだ。
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□サマリ
良書。 SQL初級、中級者には、非常に参考になる。
本書は大きく、「魔法のSQL」、「リレーショナル・データベースの世界」の2部構成となっている
。1部ではSQLの実践的な使い方を、2部ではリレーショナルデータベースの歴史と原理・概念となっている。
2部は、SQL自体の概念に興味を持っている方向けの内容である。
1部では、SQLでこんなことができるのか!?、 と思うようなことをスマートに実現する方法が分かる。
開発者にとっては、今までAPサーバ側でクエリの結果を受け取った後に、手続き型言語(オブジェクト指向型言語)でループを回しながら処理していたようなことを、SQLで直接求めることができ、あちこちで加工処理を行うことがなくなる。
情報システム部門、SEの方にとってもAccessなどのDBクライアントでできることの幅が広がり、有用
である。
2部では、SQLの成り立ちから始まり、少し掘り下げたSQLの世界の根本をなす理論は何なのかについて、述べられている。うんちくを語るにはうってつけである。もちろん、学術的な興味をもっている方にもGood。
□良い点
普段何気なく行っていることを明文化し、こういうことをやりたい時はこうやればできる、と言ったパターンを自分の中で蓄積していく事は重要である。
本書で明示的に記載されているわけではないが、そのした方がよいなと感じる手法があちこちにあり、非常に為になったと感じた。
例えば、「既存のコード体系を新しい体系に変換して集計する」場合に、CASEとGroupBy(CASEをGroup Byの中に再度記載)を使用する、ということは頭の中の引出しに入れておきたい定石の1つである。
□悪い点
少しアカデミックな内容が多く、対象読者を狭めていると感じる(私自身は嫌いではないが…)
集合論的な内容が多かったり、関係モデルであったりと、SQLの根幹を成していることは理解できるし、筆者の熱意も伝わってくるが、果たして本書の表紙のお題目に沿っているかとうと疑問が残る。
その内容自体がすんなりと実用的なサンプル部分のバックグラウンドになっていることが納得できればよいが、少し乖離しているように感じた。
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実務でSQLを使用する人にはオススメ。
困った時に思い出せばそのまま使えるSQLテクニックを紹介している。
特にcase、not existsの利便性を深く知ることができた。
ただ、例題が難しすぎて、さらっと思いつくまでに至らないため、困った時の道具として覚えておきたい。
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第二章は、SQLの歴史。コレは正直いらないなあと思う。でも、第一章だけでも読む価値はあると思う。わかっている事もあるが、文章でまとまっていると改めて実感し共感できる部分もあると思う。
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初級はもう脱したと思っていたが、
全然そんなことはなかった。
自分の力は初級の中の初級だった。
SQLもまた一つの言語であり、その特性がある。
集合、三値理論、NULL、データベースの歴史などを通じて、
その一面をしっかりと見せてくれる良書だと感じた。
初級者で終わらないように、研鑽あるのみ。
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これはよかった!SQL文を書いたことはあるけど、いつもなんとなくで書いてる、詳しいことはいまいち……くらいの人には、SQLにもこんな世界があるのか、と視野が広くなる一冊、かも。
この本読むまで、SQL文の実行順序なんて意識したことなかったなあ……
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いまだ多段Veiwな私にはこの言葉が心に刺さります。keep It Simple,Stupid!!(ややこしいことすんな、アホが!!)
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基本的なSQLは書けるのでもう少しレベルアップしたい人向け。
CASE式、NULL、HAVINGなどのテクニックや、ちょっとしたパフォーマンス改善について書かれている。
SQLに慣れていない人は、ゼロからはじめるデータベース操作→本書 と読むとよさそう。
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ゼロからはじめるデータベース操作のあとに読んだ。読み終わるまでに少し時間はかかったが、演習問題やサンプルコードも豊富でよく理解できた。sqlが述語論理や集合論をもとに成り立っていることに触れているのもよかった。
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初級DBエンジニアが中級になるための参考書。
自分とは少し業務内容が異なるのだけれど、RDBそのものへの理解を深めるのには大いに役に立ちました。
特に後半の、SQLの指南ではなく「RDBとは何なのか」的な読み物部分が面白いです。
何故RDBにループが無いのか、変数が無いのかといった事を、概念レベルで説明してくれるので、後半部分はDBエンジニアより、むしろ手続き型言語を使うプログラマ向けですね。人によっては先に後半を読んだ方が良いと思います。
演習は面白そうだけど、自分の実務とは関係が無いし、時間がかかりそうなので、斜め読みしかしてません。が、読みものとしてだけでも読んだ甲斐がありました。