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鎌倉仏教展開論
著者 末木 文美士 (著)
従来取り上げられることの少ない栄西、頼瑜、無住、慈遍らに光を当て、本覚思想、密教、神仏習合から天皇論、中世神話までを射程に入れ、鎌倉期宗教世界の豊かな全体像を提示する。【...
鎌倉仏教展開論
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商品説明
従来取り上げられることの少ない栄西、頼瑜、無住、慈遍らに光を当て、本覚思想、密教、神仏習合から天皇論、中世神話までを射程に入れ、鎌倉期宗教世界の豊かな全体像を提示する。【「TRC MARC」の商品解説】
鎌倉時代を、親鸞・道元・日蓮らが代表する新仏教の時代と見るのは、一面的な見方にすぎない。鎌倉仏教観を変えた顕密体制論をさらに超えて、この時代の思想を総合的に捉えようとする斬新、意欲的な論集。
『鎌倉仏教形成論』(法藏館刊)につづき、中世精神史の新たな見方を提示する。【商品解説】
目次
- 序 章 鎌倉仏教をどう見るか
- Ⅰ 方法と概観
- 第一章 日本宗教史の中の仏教
- 一 鎌倉新仏教中心史観から顕密体制論へ
- 二 日本宗教史における仏教の位置づけ
- 第二章 鎌倉仏教の形成と展開
- 一 方法論をめぐって
著者紹介
末木 文美士
- 略歴
- 〈末木文美士〉1949年山梨県生まれ。東京大学大学院人文科学研究科博士課程単位取得。同大学大学院人文社会系研究科教授。著書に「日本仏教の可能性」「思想としての仏教入門」など。
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2008/02/22 16:17
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投稿者:ビーケーワン - この投稿者のレビュー一覧を見る
目次:
序 章 鎌倉仏教をどう見るか
1 方法と概観
第一章 日本宗教史の中の仏教
一 鎌倉新仏教中心史観から顕密体制論へ
二 日本宗教史における仏教の位置づけ
第二章 鎌倉仏教の形成と展開
一 方法論をめぐって
二 実践と倫理
三 修行と教学
四 王権と神仏
2 鎌倉仏教の形成
第三章 本覚思想をめぐって
一 本覚思想と密教
二 本覚思想の定義と類型
第四章 浄土教の思想
一 浄土教における現世と来世
二 法然の『選択本願念仏集』撰述とその背景
第五章 栄西における密と禅
一 栄西―密から禅・戒へ
二 栄西はどのように禅を伝えたか
3 鎌倉仏教の展開
第六章 日蓮の真偽未決遺文をめぐって
一 遺文の真偽論をめぐって
二 『三大秘法抄』―宗教と国家
三 最蓮房宛遺文―本覚思想との関係
第七章 密教からみた諸宗―頼瑜の諸宗観
一 『諸宗教理同異釈』
二 『顕密問答鈔』
第八章 無住の諸行並修思想
一 『聖財集』にみる無住の実践仏教
二 『聖財集』における四句の体系
第九章 『夢中問答』にみる夢窓疎石の思想
一 夢窓疎石とその思想史的位置づけ
二 『夢中問答』の思想
第十章 仏教と中世神道論―神・仏・天皇論の展開
一 仏教から見た歴史と天皇―『愚管抄』を中心に
二 中世神道における天皇論―慈遍を中心に
結 章 中世から捉え返す思想
あとがき
初出一覧
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