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紙の本 |
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収録作品一覧
一千一秒物語 | 9−68 | |
---|---|---|
鶏泥棒 | 69−78 | |
チョコレット | 79−113 |
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紙の本
星を食べた話
2022/01/15 22:04
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投稿者:ふみちゃん - この投稿者のレビュー一覧を見る
お月さんやお星さんやほうき星さんと時には喧嘩をし、時には酒を酌みかわすファンタジックな小説「一千一秒物語」は何と大正時代の作品だ、あのころの夜空はきっと今よりも遥かに澄み切っていただろうから、月も星ももっと身近な存在だったのかもしれないが、この発想が今から100年前の日本人から生まれたものだということがなんだかうれしい。「異物と滑翔」の同性愛論は、抽象的でもあり、哲学的でもあるので、なかなか難解なのだが、なぜか惹かれてしまう。「優れた芸術家には例外なく同性愛的要素が見出されるというのは、同性愛が異性愛にくらべて、自然的きはんの度合が少なく、事情がより個性的であるからだと云えば、そこに芸術的秘密の一端を覗かせてくるのではないでしょうか」、稲垣氏の同性愛論が理解できる文章だ