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中世を旅する人びと ヨーロッパ庶民生活点描 (ちくま学芸文庫)
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紙の本
歴史の表舞台に登場しない一般庶民に焦点を当てた中世西洋史です!
2020/04/11 13:16
1人中、1人の方がこのレビューが役に立ったと投票しています。
投稿者:ちこ - この投稿者のレビュー一覧を見る
本書は、歴史の表舞台には登場しない一般庶民に焦点を当て、中世西洋における社会を見つめた画期的な書です。同書に登場するヨーロッパ中世の遍歴職人は、毎日の糧を得るために苦労して各地を旅していましたが、他方、それは親方の束縛から解法される喜びを与えてくれるものでもあったと著者は言います。そうした遍歴職人やその親方、さらに彼らの逗留を提供した旅籠主人たちの生き様をいきいきと描いています。同書の構成は、「1 道・川・橋」、「2 旅と定住の間に」、「3 定住者の界」、「4 遍歴と定住の交わり」、「5 ジプシーと放浪者の世界」、「6 遍歴の世界」となっており、興味深い話が進行していきます!