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  • カテゴリ:一般
  • 発行年月:2008.11
  • 出版社: PHP研究所
  • サイズ:20cm/207p
  • 利用対象:一般
  • ISBN:978-4-569-70318-3

紙の本

経済はナショナリズムで動く 国力の政治経済学

著者 中野 剛志 (著)

ナショナリズムをあからさまに排斥する言論と世論によって、日本の国力は混迷し、衰微するがままに放置されてきた。国家の在り方の地盤と土台の流出を喰い止めようと、ナショナリズム...

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経済はナショナリズムで動く 国力の政治経済学

税込 1,430 13pt

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商品説明

ナショナリズムをあからさまに排斥する言論と世論によって、日本の国力は混迷し、衰微するがままに放置されてきた。国家の在り方の地盤と土台の流出を喰い止めようと、ナショナリズムという常識を取り戻せと訴える書。【「TRC MARC」の商品解説】

著者紹介

中野 剛志

略歴
〈中野剛志〉1971年神奈川県生まれ。英エディンバラ大学大学院博士号取得。経済産業省経済産業政策局産業構造課課長補佐。著書に「国力論」がある。

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みんなのレビュー2件

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評価内訳

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紙の本

政策の“有効性”を保証するものは何か

2009/03/10 15:13

4人中、3人の方がこのレビューが役に立ったと投票しています。

投稿者:hisao - この投稿者のレビュー一覧を見る

“本書がそのタイトルからして、支配的見解とは相容れない、エキセントリックなものであることは、十分に理解している”と著者は言う
グローバリズム、“構造改革”の“多数者専制”の風潮化、経済産業省気鋭の俊才ながら、あえて“蟷螂の斧”を振りかざし“国民国家”“経済ナショナリズム”の再評価を訴えられたそうである
しかし世の動きは速いもの、サブプライム問題をきっかけにグローバリズムは世界的に反省され、著者の見解は 今や“先見の明”どころか、私達庶民からすれば“国策”の書と思えるほど時節に叶ったものと思えるようになっている。まさに著者の説は著者自ら期待された通り“当たり前”にさえ思えるようになったのだ
でも著者の“経済ナショナリズム”は付け刃ではない
英国留学中にものされた学術論文に手を加えた“国力論 経済ナショナリズムの系譜”はヒューム、ヘーゲル、マーシャルなどに“経済ナショナリズム”の源流をたどり経済学説史の改築を試みられた理論書である
本書はその理論の上に立って、著者の主張する経済政策を易しく論じられたものである

さて 著者は“グローバリゼーションを引き起こしたのはアメリカの経済ナショナリズムである”と明言される
ロシア、メキシコ、ブラジルそして東アジアで引き起こされた金融危機は主流派経済学にのっとった市場原理主義が引き起こした
もっとも巷間そのような主張をされる方は多い、しかし経済産業省の若手高官にとっては勇気ある言葉であろう
日本の“構造改革”も“経済ナショナリズム”から発せられたものだとされる
つまり“あらゆる経済政策はナショナリズムで動いている”
その通りであろう
しかし全てを“経済ナショナリズム”で引っくるめてしまうと、どうやら“良いナショナリズム”と“悪いナショナリズム”があるらしい
”大切なのは富を求めて国の外へ向かう力より富を生み出す国の内なる力である”
まず“国力”を高めるにはどう有らねばならぬかを考えろという事だ
しかしグローバルな経済環境は厳然とある、国家の経済政策は勿論それを無視して成り立たない、それを利用してグローバリズムを掲げて発展する事も大いにあり得ると言われる
だから私には著者の主張がグローバリズムを否定されているようには思えない
対立概念はグローバリズム対ナショナリズムではなく“経済自由主義”対“経済ナショナリズム”、“小さな政府”対“大きな政府”のようだ
*経済自由主義 
世界経済の効率向上、厚生増大、資源の効率的配分のため経済は自由市場に委ねるべきであり、政府の介入は最小限であるべきとする
*経済ナショナリズム
経済の秩序有る発展のため国家権力は欠かせず積極的に役割を果たすべきとする、一般に保護貿易・産業政策を重視する
本書の主題は単なる反グローバリズム論ではなく、グローバルな経済環境を外部要因として国家の“良い政策”はどこから生まれるのかの問い掛けに思える

では何が“良いナショナリズム”なのだろうか?
人は群れなす動物である、経済活動を個の活動と捉える“経済学”としての“市場原理主義”は虚構の学問かも知れない
著者の言う通り人は共同体の利益のために働く、私達に必要なのは“共同体の経済学”であろう
“はじめに国家ありき”と言われたのは言葉のアヤかも知れないが、著者によれば“ネイション”はあたかも人類最後の“共同体”のようである
“経済ナショナリズムの主たる関心はステイト自体の利益追求ではなくネイションあるいは国民国家の利益追求にある”
著者は“国家の政策は国民の利益を追求する”と言う事を前提として、“経済ナショナリズム“の正当性を共同体の論理に求める
国家の政策が“ネイションの利益追求を目的としている”と言いきって良いかどうかは問題である
支配機構としてのステイトの利益追求を目的とする事も有ろうし、“善意”の誤りも大いに有るだろう
そこに“国家論”の難しさ、“政策論争”の意味がある
国家共同体の利益を追求しておれば“良いナショナリズム”と言えるかどうかも私には解らない
市場原理主義の先生方から国家の無力をさんざっぱら聞かされてきた私には“大きな政府”への逆戻りで問題が簡単に解決するとも思えない
“国家論”“金融資本主義”の運動法則に関するより深い考察が必要だろう
しかし国民を生かすも殺すも国家なのだ
家族、地域、国家、連邦国家、人にとって共同体の密度は相対的である
“宇宙戦艦ヤマト”の時代になれば兎も角、今の世界を共同体と考えるには無理が有る
国家は家族ほど強く結ばれた共同体ではないが、少なくとも“近代国家”は国家を共同体と認識し統合される事を建前とする
“政策”が国家の発するものである限り、政策の正当性を前提にしなければ、何ものも為す事が出来ぬし、“政策”の是非を問う事も出来ないだろう
現実に“経済ナショナリズム”が国家共同体の利益を追求していると見るかどうかは保留しても、国家共同体の利益の追求は“良いナショナリズム”の必要条件である事は間違いない
個別資本の利益追求が国家共同体の破壊を結果している今日、個別資本を牽制し共同体を防衛する事は国家の政策の最大使命であり存在理由なのだ

今一つ著者が“経済ナショナリズム”を主張されるには大きな意味がある
国民が“経済ナショナリズム”を認めぬ限り、“政策”は有効に働かない
“国家がナショナル・アイデンティティを自らの統治を正当化する権威として利用し、人々を国民として統合する時、その国家は国民国家となる”
“国家は自分達のために存在するという信頼感が国民のあいだになければ、民主国家はうまく働かない
ネイションとはまさにこの信頼感を生み出すもととなる“
“経済政策”が有効である為には、“政策”の善し悪しより前にまず、国家共同体の政策であるという国民の認識が必要だという事だ
オバマ大統領が改革の理念を高らかに謳い、メイフラワーに遡ってナショナル・アイデンティティを掻き立てたのは、そうした理由だろう
オバマの打ち出す経済政策でこの難所を脱出できるかどうかは解らない
しかし国民の意識を統合出来ぬ限り全ては前に進み得ないのは現実だ
その点、旧通産省は戦後復興をナショナル・アイデンティティとして国民を統合、日本の経済発展を主導した。
現在の日本国家共同体にその様なアイデンティティを見出せないのはとても残念かつ不安な事である
そうした意味で
政府と政策への不信が蔓延する現代、ひとまず国家の政策が国家共同体の利益を追求するものと主張、その政策の有効性は国民の“共同体意識”によって保証されるとされた本書はまことに現実的かつ時節に叶った“啓蒙の書”と言える

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2010/02/07 00:29

投稿元:ブクログ

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