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紙の本
慈雨 (幻冬舎ルチル文庫)
著者 真崎 ひかる (著)
八年越しの想いを確かめ合った恋人・加賀有隆と優しい日々を過ごす水沢那智。しかし小ぢんまりと営む店が雑誌に載った途端、目が回るほどの多忙にすっかり疲弊してしまう。水沢を気に...
慈雨 (幻冬舎ルチル文庫)
慈雨
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商品説明
八年越しの想いを確かめ合った恋人・加賀有隆と優しい日々を過ごす水沢那智。しかし小ぢんまりと営む店が雑誌に載った途端、目が回るほどの多忙にすっかり疲弊してしまう。水沢を気に入ったと足繁く通ってくるカメラマン・羽村と、彼を過剰に警戒する加賀にも戸惑いを隠せない。そのうえ高校生だった自分を捨てて去ったはずの母親まで現れて—。【「BOOK」データベースの商品解説】
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電子書籍
家族
2020/06/08 16:15
0人中、0人の方がこのレビューが役に立ったと投票しています。
投稿者:なつゆき - この投稿者のレビュー一覧を見る
慈雨とは万物を潤し育てる雨 日照り続きの時に降る雨 恵みの雨
水沢にとって加賀が、加賀にとっての水沢が、隆世の存在が、つらい過去を乗り越え今度こそ幸せになるための大事でかけがえのないものなのだろう
白雨シリーズ
白雨 加賀×水沢
淡雪 武川×和倉
⇒ 慈雨 加賀×水沢
夏雪
花雪
薫風
紙の本
シリーズ2
2017/08/31 22:23
0人中、0人の方がこのレビューが役に立ったと投票しています。
投稿者:沢田 - この投稿者のレビュー一覧を見る
タイトル通り「慈」に満ちた二人が良かったです。
誤解を重ねすれ違うというお約束を取らず、前作で雨降って地固まったようにお互いを信頼し、慈しむ様子にちょっと感動しました。
当て馬や母親や加賀父の件と恋路の障害はいくつもありましたが、相手のために待つ事が出来る、話し合う事が出来る、立ち向かう事が出来る、そんな二人のおかげでイライラせず安心して読めました。