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紙の本
皇族に嫁いだ女性たち (角川選書)
著者 小田部 雄次 (著)
「継嗣令」から明治の旧「皇室典範」、戦後の新「皇室典範」へと劇的に変貌をとげた皇室制度。明治から大正、昭和、そして皇位継承に揺れる平成に至るまで、皇室存続のために翻弄され...
皇族に嫁いだ女性たち (角川選書)
皇族に嫁いだ女性たち
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商品説明
「継嗣令」から明治の旧「皇室典範」、戦後の新「皇室典範」へと劇的に変貌をとげた皇室制度。明治から大正、昭和、そして皇位継承に揺れる平成に至るまで、皇室存続のために翻弄された妃殿下たちの実像を描く。【「TRC MARC」の商品解説】
著者紹介
小田部 雄次
- 略歴
- 〈小田部雄次〉1952年生まれ。静岡福祉大学教授。専門は日本近現代史。著書に「梨本宮伊都子妃の日記」「華族家の女性たち」など。
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紙の本
王公族については…。
2009/03/10 23:31
15人中、9人の方がこのレビューが役に立ったと投票しています。
投稿者:オタク。 - この投稿者のレビュー一覧を見る
「梨本宮伊都子妃の日記」以来注目してきた著者の新著だ。皇族方についてはともかくとして、王公族方については?がつく記述が目につくのは相変わらずだ。韓国併合直前の英王来日から王世子殿下薨去までの百年間は大韓帝国の旧皇族-韓国併合から現憲法公布による身分消滅までは王公族-と日本の皇室との関係については、もっと語られても然るべきだが、せいぜい語られるのは李王垠殿下と李王妃方子女王殿下だけだ。李鍵公妃も秩父宮妃殿下や方子女王殿下と従姉妹だが完璧に忘れられた存在だ。
何しろ李王殿下に直接取材した張赫宙作「李王家悲史 秘苑の花」に一言も言及していないで、他の方が書いた、どうでもいい小説は引用までしている「李方子」という評伝を書かれた方だ。本当は「秘苑の花」抜きで李王垠殿下の前半生は書けないと思うが、そうなると植民地時代から戦後の朝鮮人の法的立場から張赫宙論・朝鮮人による日本語文学論(戦時下の朝鮮人による日本語や朝鮮語での親日文学だけではなくて)まで手を広げないと理解出来なくなるだろうが。
電子書籍
伏見宮について
2024/03/29 22:34
0人中、0人の方がこのレビューが役に立ったと投票しています。
投稿者:福原京だるま - この投稿者のレビュー一覧を見る
本書のタイトル通り皇族に嫁いだ女性たちの伝記がたくさん載っているが伏見宮の人たちがどんな人たちでどんな歴史があるのかも詳しく記述されていて勉強になった。
紙の本
十五宮家の存続年の表は、よい資料だ
2022/07/04 17:03
0人中、0人の方がこのレビューが役に立ったと投票しています。
投稿者:ふみちゃん - この投稿者のレビュー一覧を見る
太宰治の「斜陽」に代表されるように斜陽にともなう旧特権勢力の戦後の生活ぶりが雑誌等に掲載され醜聞として広まったようだ。閑院春仁の「無料結婚相談所」、李鍵妃誠子の喫茶店「桃屋」などが嘲りの対象だったようだ。本書にあった、十五宮家の存続年の表は、よい資料だ、わかりやすい