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紙の本
エルサレム (新潮選書)
著者 立山 良司 (著)
ユダヤ教、イスラム教、キリスト教の三つの宗教の聖地、民族のるつぼ、原初文明の集合地…。コントラストの小宇宙ともいえる交差点都市の持つ魅力や、内部の共存・対立に迫り、現代世...
エルサレム (新潮選書)
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商品説明
ユダヤ教、イスラム教、キリスト教の三つの宗教の聖地、民族のるつぼ、原初文明の集合地…。コントラストの小宇宙ともいえる交差点都市の持つ魅力や、内部の共存・対立に迫り、現代世界共通の問題を考える。【「TRC MARC」の商品解説】
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一番最初にエルサレムについて読んだ本。
2009/08/28 23:34
4人中、3人の方がこのレビューが役に立ったと投票しています。
投稿者:オタク。 - この投稿者のレビュー一覧を見る
イスラエル寄りでもパレスチナ寄りでもなく、聖書やクルアーンも踏まえているが、宗教的にもバランスが取れた好著だ。イスラエルやエルサレムについての本は極端にイスラエル寄りだったり(イスラエルの公用語にアラビア語が入っていて、アラブ人が百万人余りいるのに、どこかにいっている)、アラブ寄りだったり(イスラエルの事をスターリン仕込みの反ユダヤ主義で語られる傾向がある)、キリスト教徒が語ると単性論者が無視される傾向(三位一体を否定する「異端」だから?)や福音派のように世界終末の前提としてイスラエルへのユダヤ人の帰還を語る傾向があったり、それぞれの論者の立場によってバランスを取る事が難しいのだろうが、この本では見事に取られている。
内容が古くなっているので、最近の版では追記がされているが、改訂版が出てほしいものだ。