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  • みんなの評価 5つ星のうち 4.3 16件
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  • カテゴリ:一般
  • 発行年月:2009.12
  • 出版社: 白水社
  • サイズ:20cm/225p
  • 利用対象:一般
  • ISBN:978-4-560-09006-0

紙の本

青い野を歩く (EXLIBRIS)

著者 クレア・キーガン (著),岩本 正恵 (訳)

哀愁とユーモアに満ちた、「アイリッシュ・バラッド」の味わい。珠玉の8編を収めた傑作短篇集。【「BOOK」データベースの商品解説】【オリーブ・クック賞】【フランシス・マクマ...

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青い野を歩く (EXLIBRIS)

税込 2,420 22pt

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商品説明

哀愁とユーモアに満ちた、「アイリッシュ・バラッド」の味わい。珠玉の8編を収めた傑作短篇集。【「BOOK」データベースの商品解説】

【オリーブ・クック賞】【フランシス・マクマナス賞】名もなき人びとの恋愛、不倫、小さな決断を描いた世界は、「アイリッシュ・バラッド」の味わいと、哀しみ、ユーモアが漂う。アイルランドの新世代による、珠玉の8編を収録した傑作短篇集。【「TRC MARC」の商品解説】

収録作品一覧

別れの贈りもの 7−22
青い野を歩く 23−51
長く苦しい死 53−74

著者紹介

クレア・キーガン

略歴
〈クレア・キーガン〉1968年アイルランド生まれ。ウェールズ大学大学院、ダブリンのトリニティ・カレッジで学ぶ。優れたアイルランド文学に授与されるウィリアム・トレヴァー賞、ルーニー賞など受賞歴多数。

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みんなのレビュー16件

みんなの評価4.3

評価内訳

  • 星 5 (4件)
  • 星 4 (7件)
  • 星 3 (1件)
  • 星 2 (0件)
  • 星 1 (0件)

紙の本

「苦みとさわやかさ」「絶望と希望」「劇的なものとユーモア」など、一見共存しがたいと思えるものが共存する時間がきちんと表現されている。1968年、アイルランド生まれ。新進とはいえクレア・キーガンは相当の作家と見た!

2010/01/29 11:47

6人中、6人の方がこのレビューが役に立ったと投票しています。

投稿者:中村びわ - この投稿者のレビュー一覧を見る

 ここ数年のうち日本で出された海外文学の短篇で、どしんと胸にくる、読みごたえある作品をいくつか挙げよと言われたら、本書に収められている「青い野を歩く」と「クイックン・ツリーの夜」をリストに入れたい。見事であった。
「森番の娘」も候補に加えてもいいかもしれない。もっとも、偉そうに書いているが、「ときどき読書家」に過ぎない自分は、さほど多く短篇小説を読み込んでいるというわけではないが……。
 1968年生まれの女性が40歳になるかならないかという時に、これだけ肝の据わった短篇のいくつかを書き上げてしまったのかと驚きを禁じ得なかった。クレア・キーガンは、親子関係を軸にする家族という血の「タテ糸」をよく知っているし、男女という、間に深い溝が横たわる細い「ヨコ糸」もよく知っている。その2つがまるで、彼女の胸にしっかり刻まれた十字架であるかのように、小説世界は形作られている。

 ただ、収められた8篇の満足度は、すべて一様に高いわけではない。
「別れの贈りもの」という最初の話は、正直「この先の作品、あまり読みたくなくなるな」という感じの内容であった。虐待のあった家庭の話なのである。
 日本ではまだ発覚すれば大騒ぎになる類いの出来事であるが、ヨーロッパを始めとする世界には、おびただしい数の事件があると聞く。クレア・キーガンはアイルランドの作家で、ほとんどの小説が、厳しさと隣り合わせの野や丘、森、海岸といった自然の中で営まれる生活を描いたものだが、敬虔なカトリック教徒が多く、あまりにも厳格な道徳観の下に暮らす人びとには性的抑圧が大きいということなのか。それゆえ、この種の出来事も決して珍しくないということなのだろうかと、しょっぱなから暗澹とした気持ちにさせられた。
 つづく「青い野を歩く」から先に読み始め、キーガンの小説世界の圧倒的な場の魔力に酔ってから「別れの贈りもの」に戻って読んだ方がいいようにも思われた。

「青い野を歩く」は、まさに厳格なカトリック社会であるからこそ紡がれ得た作品である。小さな村でつい先ほど執り行われた結婚式、そこで新郎新婦に神の祝福を伝えた神父の秘密と内面が徐々に解き明かされていく。

 ホテルでの披露宴に招待された客たちが野卑なうわさ話や冗談で盛り上がるなか、神父は内面で、神にその存在の「しるし」を求めている。忍びがたい思いを何とか抑えながら……。やがてディナーが終わると、宴会はダンスの時間を迎える。そこで新郎新婦は何とも迷惑なハプニングに直面するのである。
 自然でリアルな会話と、簡素で読みやすい叙述。その表現が、言葉が、ひとつひとつ的確に場面を現出させていく。

――だれかに触られたのは三年ぶりで、他人の手のやさしさに、彼ははっとする。どうして、やさしさのほうが怪我よりも人を無力にするのだろう?
(P47)
 この短篇では、惑いをくぐり抜けて行こうとする神父の内面に励まされる。青い野を行くさわやかさが読後に残る。

 最後から2番目には「降伏」という、(マクガハンにならって)と副題の添えられた作品がある。注目している作家マクガハンの名があり、しかもキーガンはマクガハンの後を継ぐ作風だと言われているらしい。けれども、話の内容がきちんとつかみ切れなくて残念な思いをした。
 小さな駐在所の巡査部長の面白いエピソードも出てくるのだが、設定が何度か読んだだけでは釈然としなかった。未だに把握できたのかどうか自信がない。自分の血のめぐりの悪さもあろうが、何やら人物たちの関係がよく分からず、混乱してしまったままだ。
 記述のそっけなさのせいなのか、結びの部分が、全体に対しどのように効いていくのか疑問を残している。

 そういう受け止め方しかできていない作品もある一方で、「森番の娘」「クイックン・ツリーの夜」はどこか神話を思わせる物語の行く末が強烈な印象を残す。
「森番の娘」は、一家の母親が伏せてきた家族の秘密が、亭主の残酷な仕打ちをきっかけに、村人たちへ語る素話の形で暴露されそうになるというものだ。その出来事のあと、空中分解直前と思われた一家を大きな悲劇が襲う。しかしその悲劇の渦中にありながら、一家が再生の可能性を意識するという、実に不思議な話である。絶望と希望が同時にある状況を、小さな家族の輪のなかで無理なく書いているのだ。素晴らしい終わり方だった。

「クイックン・ツリーの夜」は、巨女神話とでも言うべき結末に発展していく小説である。亡くなった神父が住んでいた丘の上に頑丈そうな女性マーガレットが越してくる。長屋のように作られた家の隣人は、雌ヤギと生活を共にしている男性である。
 マーガレットの悲しみに満ちた過去が明らかにされていくと共に、壁をはさんだ変り者の男女の間に不思議な関係が結ばれていく。
 この作品は、劇的な運命を示しながら、しかもユーモラスなニュアンスも入れて結ばれている。劇的要素と軽やかなユーモアが共にある状況というのも新鮮であった。

 2つの要素、それ以上の要素が複雑に絡み合っているのが人の内面であり、生活であり、運命である。それを言葉で表すことが小説の難しさであり、表すことに成功したものだけが現実味をもって読者に襲いかかり、もう1つの人生を体験させてくれるのだと思う。
 キーガンの小説には、「苦みとさわやかさ」「絶望と希望」「劇的なものとユーモア」など、一見共存しがたいと思えるものが共存する時間がきちんと表現されていて、小説世界をしばし生きる自分の実在を生々しく感じさせられるのである。

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紙の本

堅実でそれでいて魅力に満ちた短編集

2010/12/01 20:21

4人中、3人の方がこのレビューが役に立ったと投票しています。

投稿者:K・I - この投稿者のレビュー一覧を見る

8篇の短編が収められている短編集です。
白水社のエクス・リブリスシリーズ。

この本の広告文に「アイリッシュ・バラード」という文句があったと思いますが、
まさに、そういう言葉がぴったりだと思います。

短編の長さとしては長いものでもそれほど長くはなく。
短いものはそれなりに短い。
でもその短さの中にたっぷりした時間の流れ、
そして、細やかな自然への目配り、あるいは、自然の変化、
などが描きこまれていて、読んでいて引き込まれました。

また、これは作者の特徴の一つだと思いますが、
シーンは続いているのに、焦点人物が変化している書き方がけっこうなされています。
これは、今までに読んだことのない書き方で、
物語に起伏と変化を与えている、と思います。

チェーホフの小説が作中に出てきたり、
そういう「間テクスト性」もうれしいです。

いい短編集でした。

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紙の本

すごく評価の分かれる作品集だと思いますので是非ご一読あれ。白水社エクス・リブリスシリーズの一冊。

2011/09/26 11:09

3人中、3人の方がこのレビューが役に立ったと投票しています。

投稿者:トラキチ - この投稿者のレビュー一覧を見る

“粉々になった心を抱き、静かに生きる人々がいる。荒々しい自然と人間の臭み、神話の融合した小説世界は、洗練とは逆を向きながら、ぞっとするほどの、透明な悲哀を抽出する。放心した。すばらしい小説だ”(詩人の小池昌代さんの言葉:帯より引用)

8編からなるアイルランド人女性作家の短編集。岩本正恵訳。

表題作と「森番の娘」は印象的なのだが、全体を通して同じ訳者でエクス・リブリスシリーズの『ヴァレンタインズ』と比べてしまいどうしても満足感が得られなかった。

国境を越えても普遍的なものがあるとわかりながらも、ちょっと理解しづらい点があり、どれだけ訳者が読者に読みやすいように訳しても作者の意図が伝わらないような気がした。
たとえば母国(アイルランド)人が読まれたら、それぞれの孤独な登場人物に自分も置き換えて物語に没頭できるんじゃないかなと思う。
逆を言えば、日本人の読者が読まれ共感できたら、その方は登場人物が語る以上のことを吸収できる方で、すごく研ぎ澄まされた感受性の持ち主だと思われ、羨ましく思う。

読書に何を求めるかやあるいはその時の読者の気分によって受け止め方も違ってくるのであろうが、全体を通して絶望的すぎて希望が少ないような気がする。

ただ、日本人が想像でしか体感できないカトリック社会が根底にあり、ほとんどなじみのないアイルランドという国のことや、あるいは同じ英語圏内であるアメリカと言う国への思い(アイルランドから見たアメリカです)も理解できたらきっと作者の思いももっと通じるのでしょうが。
でも自分の乏しい読解力をフルに活用して読んでみてもそれぞれの物語も着地点があいまいなものも見受けられるのですね。
そしてかすかにわかったことと言えば、アイルランド人って“古い慣習にとらわれてつつましくかつ静かに生きているんだな”ということです。

ちょっと否定的な感想だったかもしれませんが、私が男性読者であるということが大きな原因かもしれません。
というのは総じて男性が滑稽にそして厳しく書かれてるように思えます。
一例を挙げれば、ヤギと一緒に寝てる中年の独身男性が登場します(笑)
帯に“哀愁とユーモアに満ちた”という形容が使われてますが、物語によってはユーモアを通り越して“悲惨”に感じられるのですね。

逆に都会で本当に疲れてる人が読まれたら癒されるかもしれないですね。
自然の中で生きる人々が描かれ神話や寓話も随所に織り込まれています、登場人物が抱える鬱屈した気持ちが哀愁的に感じられるかもしれません。

結論を言えば、私の守備範囲から少しだけ離れてたような気がします。
詩人の小池昌代さんが絶賛されている本作、あなたが読まれたら心に響くかもしれません。是非お試しください。

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2011/09/06 16:05

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2010/03/21 17:47

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2010/03/26 21:09

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2010/02/27 14:07

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2010/02/16 12:59

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2017/07/22 23:09

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2014/10/11 09:56

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2016/06/07 10:40

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