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  • みんなの評価 5つ星のうち 4.2 21件
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  • カテゴリ:一般
  • 発行年月:2010.1
  • 出版社: 朝日新聞出版
  • サイズ:20cm/214p
  • 利用対象:一般
  • ISBN:978-4-02-250684-9

紙の本

読み解き「般若心経」 エッセイ+お経+現代語訳

著者 伊藤 比呂美 (著)

死にゆく母、父の孤独、看取る娘の苦悩。苦しみにみちた生活から向かい合う日々のお経−。詩人の技を尽くしたお経の現代語訳を交えながら、仏教の教えを読み解く。『小説トリッパー』...

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読み解き「般若心経」 エッセイ+お経+現代語訳

税込 1,760 16pt

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商品説明

死にゆく母、父の孤独、看取る娘の苦悩。苦しみにみちた生活から向かい合う日々のお経−。詩人の技を尽くしたお経の現代語訳を交えながら、仏教の教えを読み解く。『小説トリッパー』連載を中心に加筆修正して書籍化。【「TRC MARC」の商品解説】

著者紹介

伊藤 比呂美

略歴
〈伊藤比呂美〉1955年東京生まれ。詩人、小説家。78年現代詩手帖賞を受賞してデビュー。「ラニーニャ」で野間文芸新人賞、「河原荒草」で高見順賞、「とげ抜き」で萩原朔太郎賞、紫式部文学賞を受賞。

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みんなのレビュー21件

みんなの評価4.2

評価内訳

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  • 星 1 (0件)

紙の本

死を迎える心構えとして(とりあえず元気なうちに)

2010/03/07 21:56

6人中、5人の方がこのレビューが役に立ったと投票しています。

投稿者:カフェイン中毒 - この投稿者のレビュー一覧を見る

伊藤比呂美という人が、いつか必ず書くであろうと思っていたテーマ「死」について。

生きるうえで避けて通ることのできない数々のことを、赤裸々に言葉に乗せてきた彼女が、
熊本とカリフォルニアを行き来しつつ直面するのは、親の介護と、友人や師の闘病です。

年齢的なものもあるのでしょうが、彼女の周りには今回「死」が溢れています。
そして無宗教である彼女が、即席のまじない代わりの言葉を選ぶことから派生して、
しだいに「お経」というものに興味を持ち始めるのですが……。

そういえば「お経」には、とても心地の良いリズムがあり、
わからずに聞いていても、心の中で波打つものが穏やかになるような気がします。
と、無宗教の私が体験した少ない記憶を集めて書いてみましたが、どうやら著者もその程度の知識だそうで。

しかし、やはりというか、彼女は詩人なのでした。
言葉に鋭敏で、好奇心にあふれる彼女は、
気になるお経を原文で読みたい、訳したものを見たい、
自分の言葉に置き換えたいとの欲求に突き動かされます。

寝たきりの母親、元夫の父親、親しかった友、忘れられない師。
いくつかの死を前に、彼女は考えます。

。。。。。。。。。。。。。。。。。

死ぬ人は、たいていは、命が尽きてぽっきり死ぬんじゃない。老いて病んで苦しんで死ぬ。
「老いる」も「病む」も、そして「死ぬ」も、ありふれた苦しみである。
でもほんの五年前まで、私はそれに気づきもしなかった。
。。。。。。。。。。。。。。。。。

じつは、これがとても意外だったのです。
たしかに直接言葉にすることはなくても、いろいろなことを背負い生きてきた彼女が、
まさかそこまで「死」に対して無防備だったとは。

ふと思いました。
生きていくことに、そして目の前の厄介事に振り回されているあいだは、
誰しも案外、さらりとしか考えないのかもしれません、死ぬということを。
本当は、生きることの延長線上にある死というものを、
ついつい対極のものと考えてしまうからでしょうか。

著者が直面した「死」やそれにまつわる出来事がエッセイでつづられ、
気になるお経を取り上げ、果敢にもそれを自らの言葉に置き換える作業をしています。
とてもわかりやい言葉になったお経は、今度は詩のリズムで、スルスルと頭に入っていきます。

普遍的なものというのは、時を経ようと言葉が変わろうと、多くの人に受け入れられるのですね。
「死」というものを、むやみに怖がるのではなく、
いつか超えるべき線として捉えている著者の目線が、とても新鮮に映りました。

そんなに簡単に割り切れないことでもあるのだけど、
「死」と向き合わずにすむ人生など、そうそうあるとも思えません。
ならば、なにかの力を借りて、心を静めるのも良いのではないでしょうか。
まずは「言葉の力」を借りてみることにします。
いつかくる、その線を越える日のためや、線を越えて行く人たちを見送るべく。

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紙の本

詩人がお経と出合ったとき

2010/01/21 08:13

9人中、8人の方がこのレビューが役に立ったと投票しています。

投稿者:狸パンチ - この投稿者のレビュー一覧を見る

 伊藤比呂美さんという詩人は背負ってしまう人なのでしょう。どうしようもなく背負ってしまう。詩人は本質にじかにふれる人びとだと、誰かが書いたことを思い出しました。人間にとって避けられない生老病死。伊藤さんは50歳をすぎて、それを背負ってしまう。誰もが背負うことだけれども、詩人が背負うことで、詩人は何かを見つけ出し、そして言葉をつむぎます。見つけ出したのは仏教であり、紡ぎ出したのは、やわらかく、それでいて生老病死の無常さに深く分け入っていくような、そんなお経の翻訳でした。

 伊藤さんは離婚をし、娘たちとカリフォルニアで暮らしています。娘の一人は日本語を話せるが、書くのは苦手で、英語まじりになる。「負うた子に教えられ」。このエッセイが私は好きになりました。娘はすでに家を出て、介護士として心を病んだ人びとのいる施設で働いています。その娘が詩人の母に「般若心経」を教えます。ひらがなの多い、英語まじりの言葉で。

 五蘊、ごーおん。「現実は、いつつのごーおんでできていることがわかりました」「ごーおんというのはね、かていかな。英語だとmodesっていうかも。過程。あ、でもけいたいなのか、かていなのか、よくわかんない」。こんな調子で、般若心経を娘が母に教えていきます。般若心経の教えの中心である「色即是空 空即是色」も、娘が独特の解釈で、やわらかい言葉で説明をする。「クウっていうのはね、あるものは、すべてほんとは別に意味も理由もないんだよってことだと思うの」「ソラとの関連はある?」「あると思う、宇宙ってことだと思う」

 離婚、父母の老い、子育ての後悔、伊藤さんはいろんなものを背負っています。その過程、「ごーおん」のなかで宗教に出合っていく。その出合い方が、この本には書かれています。多くの日本人のように、宗教を強く意識せず、教わってもきませんでした。でも、老いや死に向かい合うとき、やはり人は宗教といやおうなく出合ってしまうのでしょう。伊藤さんにとっては、それが般若心経だったようです。

 こんなふうに翻訳しています。「おしえよう このちえの まじないを。さあ おしえて あげよう こういうのだ ぎゃーてい。ぎゃーてい。はーらー ぎゃーてい。はらそう ぎゃーてい。ぼーじー そわか。般若心経でした。」。テレビドラマの古畑任三郎が「古畑任三郎でした」と終わるように終えたといいます。くすっとさせるユーモアがあります。

 伊藤さんは、ふんわりとお経を現代語訳します。それが、とても心地いいのです。でもお経というのは、苦しみと死にどう向き合うかというものです。伊藤さんは自分の家族との向き合いを、うそまじりなくつづります。そのことが、私の心にじーんとしみいってきました。私じしんも自分の家族のことを思いながら。

 私はまだ宗教とは出合っていません。でも、この本を読んで、いつかどうしようもなく出合うのだろうという予感を持ちました。お経は言葉です。伊藤さんの現代語訳を読みながら、こういった言葉が自分に必要なときがいつかくるかもしれないと思いました。よい本です。

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2010/05/02 09:21

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