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  • カテゴリ:一般
  • 発売日:2010/04/01
  • 出版社: 新潮社
  • サイズ:20cm/186p
  • 利用対象:一般
  • ISBN:978-4-10-429906-5

紙の本

渡りの足跡

著者 梨木 香歩 (著)

渡り鳥の足跡を辿り、観察し、記録することから始まった、待望の最新エッセイ。【「BOOK」データベースの商品解説】【読売文学賞随筆・紀行賞(第62回)】近くの池や川に飛来す...

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渡りの足跡

税込 1,430 13pt

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商品説明

渡り鳥の足跡を辿り、観察し、記録することから始まった、待望の最新エッセイ。【「BOOK」データベースの商品解説】

【読売文学賞随筆・紀行賞(第62回)】近くの池や川に飛来するカモたちにも、一羽一羽、物語がある−。ときに案内人に導かれ、知床、諏訪湖、カムチャツカへ。渡り鳥の足跡を辿り、観察し、記録する。『考える人』連載に書下ろしを加えて書籍化。【「TRC MARC」の商品解説】

著者紹介

梨木 香歩

略歴
〈梨木香歩〉1959年生まれ。著書に「西の魔女が死んだ」「ぐるりのこと」「水辺にて」など。

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評価内訳

紙の本

ここではない、どこか別の場所へ。鳥たちの“渡り”、彼らの旅路に思いをめぐらすエッセイ集です。

2010/06/11 08:36

3人中、3人の方がこのレビューが役に立ったと投票しています。

投稿者:東の風 - この投稿者のレビュー一覧を見る

 北海道やロシアにある渡り鳥の飛来地を訪ね歩く著者が、鳥たちの“渡り”、さらには人間の“渡り”について思いをめぐらしたエッセイが七つ、収められています。

 本書の頁をひもといていきながら何度も思い浮かべたのが、かなり前に借りて見たジャック・ペラン監督のドキュメンタリー映画『WATARIDORI』。空を旅しながら地球を渡ってゆく鳥たちの目線で捉えた映画の映像と、オオワシをはじめとする鳥たちが眺める風景、彼らの旅路に思いを馳せる著者の眼差しがオーバーラップするように感じたんですね。第一章「風を測る」の中、著者が発した問いかけの文章がひとつ、本エッセイ集の根幹となっている気がしました。
 <「さあ」、と自身を奮い立たせるようにして眼差しの焦点を彼方へ合わせる。旅立つ、ということを、長くても短くてもある程度住み慣れた場所を離れる、ということを、決意するときのエネルギーはどこから湧き起こってくるのだろう。> p.12

 本書は、『考える人』(2006年夏号~2009年冬号)の連載に手を入れ、最終章「もっと違う場所・帰りたい場所」を書き下ろした一冊。この書き下ろしの最終章が読みごたえ、ありましたね。北海道・斜里に暮らす門間あや子さんが語る話を筆記した件りなど、読んでいてわくわくしました。

 とても残念だったのは、本単行本に地図、写真が全くなかったこと。私はアトラスの『日本地図帳』『世界地図帳』を何度も開きながら著者が訪れたルートをたどって行きましたが、本書の体裁・編集として、地図ならびに渡り鳥の写真(できれば、カラー写真か図版)はあって欲しかったです。
 それと、ルビの振っていない地名で、「これは何て読むんだろう?」と引っかかったものがありました。第一章がはじまってすぐ、9頁の二行目に<女満別空港>という地名があります。これが読めなかった。地図帳で調べて、「ああ、“めまんべつ”と読むのか」と。きちんとルビが振ってある地名もあるので、「これは読めるだろう」という判断なのか、それとも単なる抜けなのか。ちょっと気になりました。

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紙の本

渡り鳥を追い続ける「梨木レポート」

2011/01/21 11:07

4人中、4人の方がこのレビューが役に立ったと投票しています。

投稿者:ルルシマ - この投稿者のレビュー一覧を見る

梨木さんには正直驚いた。
以前から草花樹木に精通して、その関係で鳥にも詳しい、そんなくらいに考えていた。
でもこれはエッセイという簡単なものではない。
専門家の話も聞き取り、渡り鳥の飛来先を追跡した、れっきとしたレポート。

彼女のご執心の相手はオオワシ。

その飛来地、知床や諏訪湖まで足を延ばして追跡している。
オオワシたちが何を思って、オホーツクを越える苦行をしてまで行き来する理由。
確かにそんなことは人間にわかる術もないのだけれど、梨木さんは考える。
オオワシの目でみた山や半島を鳥瞰図として想像してみる。
そして北のカムチャツカの断崖絶壁で、来るべき決死の海越えに備えて飛行訓練する巣立ち前のヒナを観る。
これがただの研究者の記録文ならつまらないだろうけど、
あの梨木さんが書くそれは、やはり精密なくせにロマンがある。

そしてオオワシと並んで気になる存在、オオヒシクイ。
カモの仲間で、新潟県の福島潟という沼に多く飛来するそれを、
地元の研究者が小型発信機を付けて飛行経路を電波で追う。

そのうちの一羽が北海道・長都(おさつ)沼を休憩地にして、
その後、電波が途絶えた上士幌町の国道で○月×日朝7時に腹部をワシやタカに食べられた死体が発見されるまで克明に把握される。

たまたま別で探したネットの画像にそのカモが写っていて驚いた。
長都沼を守る会のHP。その写真の下の説明にこうある。

『日本に来るオオヒシクイの繁殖地を調査するため、雁を保護する会等が
1999年2月に新潟県豊栄市福島潟で捕獲し黄色首輪と発信器をつけた
オオヒシクイが長都沼にやってきました。               写真ではA24・A27・A33・A34が写っています。』

そのÅ33が追跡していたカモ。足に発信機が確認できるものが数羽映っている。

渡り鳥の旅の経路を知ることで、その通り道の休憩地での自然破壊されるような事業を極力制限したり、バードストライクのように、飛行機に鳥が突っ込む鳥の受難のみならず、
大災害を避けるよう航路を変更したりということに役立てるらしい。

最終章で、また北海道を訪れる筆者。
彼女がいつも泊まる森の中の湖のホテル、
http://www.chimikepp.co.jp/

何回か文中に登場し、都会から離れて湖沿いのバードテラスに野鳥が集まるお気に入りらしい。
いちど泊まってみようかと計画中。

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2010/05/16 22:57

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2010/05/02 21:24

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