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  • みんなの評価 5つ星のうち 4 4件
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  • カテゴリ:一般
  • 発売日:2010/04/13
  • 出版社: 講談社
  • レーベル: 講談社学術文庫
  • サイズ:15cm/405p
  • 利用対象:一般
  • ISBN:978-4-06-291922-7
文庫

紙の本

日本の歴史 22 政党政治と天皇 (講談社学術文庫)

著者 網野 善彦 (編集委員),大津 透 (編集委員),鬼頭 宏 (編集委員),桜井 英治 (編集委員),山本 幸司 (編集委員),伊藤 之雄 (著)

明治天皇崩御から五・一五事件へ――近代日本の君主制はなぜ崩壊に至ったか?張作霖爆殺事件後、昭和天皇はなぜ田中義一首相を問責したか――。東アジアをめぐる国際環境のうねりのな...

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日本の歴史 22 政党政治と天皇 (講談社学術文庫)

税込 1,496 13pt

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商品説明

明治天皇崩御から五・一五事件へ――
近代日本の君主制はなぜ崩壊に至ったか?

張作霖爆殺事件後、昭和天皇はなぜ田中義一首相を問責したか――。東アジアをめぐる国際環境のうねりのなか、変容していく近代日本の君主制。「天皇の政治関与」の理想と危うさとは。のびやかな大正時代が閉塞の昭和を迎える過程で、庶民は何を感じ、どう行動したか。明治天皇崩御から五・一五事件による政党政治の崩壊までを、斬新な視角で活写する。【商品解説】

目次

  • 序章 一九二九年六月二十七日
  • 第1章 大正政変
  • 第2章 第一次世界大戦と日本の跳躍
  • 第3章 原敬首相の信念――「秩序」の再生と漸進的改革
  • 第4章 天皇と立憲君主制
  • 第5章 改革のうねり――国際協調とデモクラシー
  • 第6章 護憲三派内閣
  • 第7章 北伐と御大礼
  • 第8章 世界恐慌と立憲君主制の危機
  • 終章 庶民文化と天皇

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みんなのレビュー4件

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評価内訳

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紙の本

明治天皇崩御から5・15事件までの日本を臨場感あふれる筆致で描いた興味深い歴史書です!

2020/03/11 12:48

0人中、0人の方がこのレビューが役に立ったと投票しています。

投稿者:ちこ - この投稿者のレビュー一覧を見る

本書は、日本の歴史を斬新で分かり易い視点から解説してくれると大好評の講談社学術文庫「日本の歴史」シリーズの第22巻目で、明治天皇の崩御から5・15事件による政党政治の崩壊までを解説した一冊です。同書の中心は何といっても、国際環境が刻一刻と変化していく中で、変容を遂げていく近代日本の君主制の在り方です。天皇の政治関与という理想と危うさ、のびやかな大正時代から閉塞の昭和への移り変わりの中で私たち一般庶民が何を感じ、どう行動したかがわかる内容となっています。構成も、「序章 1929年6月27日」、「第1章 大正政変」、「第2章 第一次世界大戦と日本の跳躍」、「第3章 原敬首相の信念」、「第4章 天皇と立憲君主制」、「第5章 改革のうねり」、「第6章 護憲三派内閣」、「第7章 北伐と御大礼」、「第8章 世界恐慌と立憲君主制の危機」、「終章 庶民文化と天皇」と当時の様子が臨場感をもって描かれています。

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紙の本

歴史の分析が随所に織り込まれている

2016/02/24 22:13

0人中、0人の方がこのレビューが役に立ったと投票しています。

投稿者:Shigenobu Fujioka - この投稿者のレビュー一覧を見る

大正から昭和の初期までの日本の歴史を政治を中心に概観している。
伊藤によれば、昭和天皇は明治天皇の誤ったイメージを教え込まれ、
当初は政治に積極的に口を出していたが、その影響の大きさに恐れをなして、その後は消極的になり、軍部の台頭を押しとどめることが出来なかったと分析している。
また原敬の暗殺によって、日本の政治制度の民主化が遅れたことが、その後の日本の歴史に大きな影響を与えたとも分析している。
単に歴史の流れを追うだけでなく、そうした分析が随所に織り込まれているのが、この本を読むに足るものにしている。

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2013/08/21 21:54

投稿元:ブクログ

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2015/05/11 09:20

投稿元:ブクログ

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