- 販売開始日: 2014/07/04
- 出版社: 河出書房新社
- ISBN:978-4-309-46338-4
白痴2
著者 フョードル・ドストエフスキー , 望月哲男
夜会での奇妙な事件から六ヶ月後、ムィシキンはペテルブルグに帰還した。ナスターシャ、ロゴージンとの愛憎入り交じった関係はさらに複雑怪奇なものとなり、さまざまな階層の人々を巻...
白痴2
商品説明
夜会での奇妙な事件から六ヶ月後、ムィシキンはペテルブルグに帰還した。ナスターシャ、ロゴージンとの愛憎入り交じった関係はさらに複雑怪奇なものとなり、さまざまな階層の人々を巻きこんでいく。自らの癲癇による至高体験や、現実の殺人事件にも想を得た、ドストエフスキー流恋愛小説を、画期的な新訳で。
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ロシアの文豪ドストエフスキーの名作で、人々の愛憎が絡み合って、読者にとってはワクワクドキドキの連続です!
2020/06/02 10:55
0人中、0人の方がこのレビューが役に立ったと投票しています。
投稿者:ちこ - この投稿者のレビュー一覧を見る
本書は、19世紀のロシアを代表する文豪ドストエフスキーの長編小説です。河出文庫からは3巻シリーズで刊行されており、同書はその第2巻目です。同書では、前巻に引き続き、主人公であるムイシュキンが、将軍の秘書ガウリーラ・アルダリオノヴィチと会って自分と共通する部分を感じ、ついに自らも求婚します。ところが、彼女は最初にムイシュキンの善良さに気付きながらも、ロゴージンの元に走ってしまいます。こうして、仲のよかったムイシュキンとロゴージンの二人はライバルとなり、ロゴージンはムイシュキンを殺そうと企てるようになります。しかし、その企ては、すんでのところでムイシュキンが発作を起こして、人に気付かれたために失敗します。そのうち、将軍の娘アグラーヤも、ムイシュキンに思いを寄せるようになります。ロゴージンを選びながらも、陰ながらムイシュキンを愛していたナスターシャは、ムイシュキンに幸せになって欲しいと思い、アグラーヤに手紙で結婚を勧めます。そのうち、アグラーヤとムイシュキンは相思相愛になっていきます。その後はどうなっていくのでしょうか。続きは、ぜひ、同書をお読みください。
ナスターシャの出番少ない
2017/02/12 22:35
0人中、0人の方がこのレビューが役に立ったと投票しています。
投稿者:かんけつ - この投稿者のレビュー一覧を見る
一巻で強烈な印象を残した彼女だが、公爵とエパンチン将軍の三女アグラーヤを結びつけようと画策する。このあたりの心情は複雑極まりなく、公爵の幸せを第一に考えてという解釈もできるのだが、とにかく一筋縄ではいかないエキセントリックな女性である。そのほか、肺病で死期の迫っているイッポリートの自殺未遂騒動などがおこっている。