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  • カテゴリ:一般
  • 発行年月:2010.8
  • 出版社: 角川書店
  • サイズ:20cm/254p
  • 利用対象:一般
  • ISBN:978-4-04-874100-2

紙の本

トロイメライ

著者 池上 永一 (著)

唄とグルメは那覇の華。武太を惑わす、6つの難事件。犯人は誰だ!?19世紀、幕末時代の琉球王朝。無職の三線弾きだった武太は、新米岡っ引きに任命された。意気揚々と正義に燃える...

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トロイメライ

税込 1,650 15pt

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商品説明

唄とグルメは那覇の華。武太を惑わす、6つの難事件。犯人は誰だ!?19世紀、幕末時代の琉球王朝。無職の三線弾きだった武太は、新米岡っ引きに任命された。意気揚々と正義に燃えるが、世の中うまくいかないことばかり。毎夜どこかで起こる事件と、一喜一憂する庶民の人情に触れながら、青年はひとつずつ大人への階段を上っていく—。【「BOOK」データベースの商品解説】

19世紀、幕末の琉球王朝。意気揚々と正義に燃える新米岡っ引きの武太だが、世の中うまくいかないことばかり。事件と庶民の人情に触れながら、青年はひとつずつ大人への階段を上がっていく−。『野性時代』連載を単行本化。【「TRC MARC」の商品解説】

著者紹介

池上 永一

略歴
〈池上永一〉1970年沖縄県生まれ。94年、早稲田大学在学中に「バガージマヌパナス」で第6回日本ファンタジーノベル大賞受賞。ほかの著書に「テンペスト」「夏化粧」など。

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みんなのレビュー72件

みんなの評価3.5

評価内訳

紙の本

舞台は華麗な首里城から庶民の街・那覇へ!

2010/10/22 15:20

2人中、2人の方がこのレビューが役に立ったと投票しています。

投稿者:nyanco - この投稿者のレビュー一覧を見る

琉球人、清国人、薩摩の侍に西洋人、賑やかで活気溢れる商都・那覇の様子が描き出される序盤から物語に一気に引き込まれる。
華麗な王宮絵巻『テンペスト』も楽しかったが、庶民の暮らしの『トロイメライ』は玩具箱をひっくり返したような楽しさにあふれている。
三線の名手ながら字も読めない役立たずの新米筑佐事(岡っ引き)・武太が成長していく様も楽しいが、『をなり屋』の部分美人三姉妹・鍋・竈・甕の美味しそうな料理の記述は沖縄版みをつくし料理帳(?)w
涅槃院の住職・大貫長老、怪盗・黒マンサージと脇キャラも光っています。
おまけにテンペストの登場人物が各話に必ず一人以上登場するなんてファンサービスも!!
あの王宮絵巻が繰り広げられていた同時期に庶民はこんなにリアルに厳しいながらも生き生きと暮らしていたのかと気付かせてくれます。
池上さんはエンタメ精神が強く、たっぷりと楽しませていただきました。
異文化がごちゃ混ぜになった那覇の街かどを映像として見てみたい。
大河ドラマとはいかなくてもNHKあたりでやってくれないかな~。
続編が既に野性時代で掲載されているようで、黒マンサージの謎などなど、まだまだ続きが楽しめそうでワクワクしています。

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紙の本

をなり宿の三姉妹はユニークでいいな、でも全体を通して言えば、登場人物は総じてありふれている感じ。やっぱり『テンペスト』にも、それから『統ばる島』には及ばない・・・

2011/06/17 18:14

1人中、1人の方がこのレビューが役に立ったと投票しています。

投稿者:みーちゃん - この投稿者のレビュー一覧を見る

池上永一は、気になる存在であったものの読まずにきた作家の一人です。どうも私は、地方在住の作家が自分の慣れ親しんだ土地だけを舞台にした小説を書き続ける、っていうのが好きじゃないんです。無論、悪いことではありません。誰もがこぞって東京や大阪、北海道やニューヨーク、パリを使った物語を作る必要もありません。ただ、いつでも、となると作家の能力に疑問を抱いてしまうのです。

私にとって池永は、岩井志麻子が岡山と切り離せないように、沖縄と密接に結びついています。そして、作品は基本的に長篇。そう言いきることはできませんが、でもそういう印象があります。実際は、『バガージマヌパナス』は262頁ですが、『風車祭』は539頁、以下『復活、へび女』219頁、『レキオス』502頁、『夏化粧』341頁、『ぼくのキャノン』317頁、『シャングリ・ラ』592頁と分厚いものもあれば、平均的なボリュームのものもあります。

でも、私には『風車祭』『レキオス』『シャングリ・ラ』の作家なわけで、重厚長大。どの本のカバーデザインも沖縄色が強い。沖縄もの=基地もの、っていう先入観が私にはあります。正直、ミステリはすきでも軍隊を扱ったものはあまり好きではない。中身に目を通したわけでもないのに、そう決め付けて敬遠していました。『シャングリ・ラ』なんて人から借りたのに、そのまま読まずに返してしまった。そういうおつき合いだったわけです。

そんな私の守りの壁をぶち破ったのが、『テンペスト』でした。もう、これは直観というか、出版社の戦略にうまく乗せられたというのか、あっさり飛びついてしまったわけです。上巻426頁、下巻427頁と決して少ない分量ではありませんが、一気に読み終えてしまいました。そして、娘にも読ませた。池上の名前を知ってからほぼ十年、漸く手にした一冊は私を満足させました。

今になって思えば、はしゃぎすぎた感があって、ちょっとコミックス的なノリが強すぎた作品ではないか、って思うこともありますが、この一作で池上の知名度が一気にあがったことは確かでしょう。その流れを汲んでの一冊がこれ、『トロイメライ』で、出版社も『テンペスト』と同じ角川書店ですから、その意気込みも伝わってきます。

時代も舞台も『テンペスト』に倣って19世紀、幕末時代の琉球王朝です。ただし、両作品で共通するのはそこだけで、登場人物や事件が同じということはありません。いわゆるスピンオフ小説ではなくて、全く別のお話ですし、今回はある意味、沖縄版捕物帖といった感がする、ソフトなミステリといえます。それが池上にとってよかったかどうかは別ですが、誰もがミステリなんだよな、って思わせることは事実でしょう。

それにしてもです、このカバー画はないんじゃないでしょうか。これって、装画ではなくて、もう完璧にマンガです。正直、この本には似合いません。いや、若い人には受けるかもしれませんが、でも安っぽい感じは拭えない。これが池上のデビュー作ならば、いたし方ないかな、と諦めもしますが、既にベストセラーもだしているような中堅作家に、これはないでしょう。装画の JCC美術部には失望ですが、装幀担当の大久保伸子らしくないな、と思います。

で、お話ですが、出版社はHPで
           *
那覇の街を躍動する男と女たち。琉球版・千夜一夜物語。

19世紀、幕末時代の琉球王朝。那覇で暮らす新米の筑佐事の武太は、日々町中で起こる事件に立ち向かいながら、法と正義の間で揺れるのだった――。人情味溢れる庶民たちが躍動する、エンタメ連作長編。
           *
と書きます。前作『テンペスト』は、その売れ行きにタイトルも寄与した気がしますが、正直今回は、カバー折り返しに
           *
トロイメライ
(Traumerei)
ドイツ語で、夢を見ること、夢想すること。
           *
と書いてあっても、違和感があります。もっと相応しい沖縄の言葉は無かったのでしょうか。目次に従って、各話について初出とさわりを書いておけば

第一夜 築佐事の武太(「野生時代」2010年3月号):先祖代々の墓に行ってみると、納骨室入口の門石が取り除かれ、空き墓になっていた。分家に無断で墓所を売る払った真如古は失踪し・・・

第二夜 黒マンサージ(「野生時代」2010年4月号):珍しい料理の材料につかうアダンの芽を摘むのに熱中していた「をなり宿」の長女が暴漢に襲われた。彼女を危機から救ったのは麝香の香りを漂わせる・・・

第三夜 イベガマの祈り(「野生時代」2010年5月号):大貫長老が奉公先を見つけることを条件に証文を書いて金を前払いした三人の子ども、聡明な少女・多根、美少女・美戸、元気な少年・虎寿・・・

第四夜 盛島開鐘の行方(「野生時代」2010年6月号):王家所有の三線・開鐘、城開鐘、アマダンジャ開鐘、湧川開鐘、西平開鐘、そして最も名高い盛島開鐘。武太の奏でる三線の音色のあまりの美しさに・・・

第五夜 ナンジャジーファー(「野生時代」2010年7月号):金をいくら積まれようが、気に入らない客には絶対になびかない絶世の美女であるジュリ・魔加那、中身汁の匂いに誘われてあらわれた女の正体は・・・

第六夜 唄の浜(「野生時代」2010年8月号):幼い武太を可愛がってくれた牧志のカンジャースーヤーのオバァが、最近、身体が弱って声も細いという。をなり宿の娘たちもサチオバァにジューシーを食べさせたいと思い・・・

となります。第何章、ではなく第何夜という書き方は、〈琉球版・千夜一夜物語〉に対応するもの、といえるかもしれません。ただし、千一夜のような香りが無いような気がするのは、時代のせいか舞台のせいか、気になるところではあります。それと人物設定です。ま、これはエンタメの決まりごとみたいなものなので文句があるわけではないのですが、武太と大貫長老の関係って、似たようなものが色々思い浮かびます。

それに比べると、をなり宿の三姉妹はユニークでいいな、と思います。部分美人というのは確かにあります。後姿が美しい、脚の形がいい、指先がスンナリしている、肌が若々しい、目元が涼しい、鼻筋が通っている、口元が優しい、色々ありますし、そこに難がある人は掃いて捨てるほどいる。でも、三人姉妹が各々の美点を合わせれば絶世の美女になれたといわれるというのが面白い。ちなみに三人は目元美人の鍋、鼻筋美人の竈、口元美人の甕、といいます。

冒頭でも書きましたが、緩やかなミステリで、切れ味いいものではありません。『テンペスト』のような手に汗握る、というようなことも無ければ、こころがトキメク、ということもあまりない。人間関係も、よくある。そういう意味では、期待はずれ、といえるかもしれません。少なくとも私には、この後に出た『統ばる島』のほうが好きだったな・・・

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紙の本

夢の向こうの現実

2017/04/21 17:46

0人中、0人の方がこのレビューが役に立ったと投票しています。

投稿者:るう - この投稿者のレビュー一覧を見る

賑やかで生き生きと描かれた琉球の庶民の暮らしは読んでいて楽しかった。特にをなり屋の料理!その影には人身売買されていく子供たちがいて…。どこか哀しい作品。

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2010/11/02 20:05

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2010/09/20 17:04

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2011/03/02 23:12

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2010/09/06 00:45

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2010/09/10 22:46

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2010/11/21 19:29

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2010/09/15 09:40

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2010/09/26 12:42

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2010/10/07 20:17

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