- 販売開始日: 2014/07/04
- 出版社: 河出書房新社
- ISBN:978-4-309-46340-7
白痴3
著者 フョードル・ドストエフスキー , 望月哲男
イッポリート自殺未遂の翌朝、エパンチン将軍家の末娘アグラーヤとムィシキン公爵は、互いの好意を確認する。しかし、不可能な愛に悩むナスターシヤの呪縛から逃れられない公爵は、ロ...
白痴3
商品説明
イッポリート自殺未遂の翌朝、エパンチン将軍家の末娘アグラーヤとムィシキン公爵は、互いの好意を確認する。しかし、不可能な愛に悩むナスターシヤの呪縛から逃れられない公爵は、ロゴージンも交えた歪な三角関係に捕われ、物語は悲劇的様相を帯びていく。テンポ良く読みやすい新訳、完結。
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19世紀のロシアを代表する文豪の名作のいよいよラストシーンです!
2020/06/02 11:00
0人中、0人の方がこのレビューが役に立ったと投票しています。
投稿者:ちこ - この投稿者のレビュー一覧を見る
本書は、19世紀のロシアを代表する作家ドストエフスキーによる5大長編小説の一冊です。河出文庫では3巻シリーズで刊行され、同書はその最終巻です。内容は、主人公のムイシュキンはナスターシャと結婚することになります。しかし、ムイシュキンとの結婚当日になって、彼女はまたロゴージンと逃げ出すのです。ムイシュキンが駆け付けたとき、彼女は既にロゴージンに殺されていました。ムイシュキンとロゴージンは、かつて同じ相手を愛した者としてナスターシャの死体の前で生活することを決めます。ところが、庭師に家に入るところを目撃されており、その生活は一夜で終わってしまいます。発見された時、ムイシュキンは、元の白痴に戻っており、再び療養の日々を送ることになります。裁判の結果、ロゴージンはシベリア徒刑となりり、アグラーヤが自棄になって望まぬ結婚を急ぐところで物語は終わります。
訳文は読みやすいのだが
2017/02/12 22:31
0人中、0人の方がこのレビューが役に立ったと投票しています。
投稿者:かんけつ - この投稿者のレビュー一覧を見る
正直読み終わって当惑してしまった。よく分からないのだ。
恋愛小説と手は主人公が予感したとおりに不幸な結末に終わるのだが、どうもそれ以外の要素が過剰すぎるのかも。それでなにか凄いものになっているようなのだが、それがなんなのかどうにも言葉にできない感じだ。キリスト教的素養が必須だとすると理解がおぼつかないのもやむをえないのかも知れないが・・・