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  • みんなの評価 5つ星のうち 3.5 216件
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  • カテゴリ:一般
  • 発行年月:2010.12
  • 出版社: 角川書店
  • サイズ:20cm/261p
  • 利用対象:一般
  • ISBN:978-4-04-874153-8

紙の本

モルフェウスの領域

著者 海堂 尊 (著)

日比野涼子は桜宮市にある未来医学探究センターで働いている。東城大学医学部から委託された資料整理の傍ら、世界初の「コールドスリープ」技術により人工的な眠りについた少年・佐々...

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モルフェウスの領域

税込 1,650 15pt

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商品説明

日比野涼子は桜宮市にある未来医学探究センターで働いている。東城大学医学部から委託された資料整理の傍ら、世界初の「コールドスリープ」技術により人工的な眠りについた少年・佐々木アツシの生命維持を担当していた。アツシは網膜芽腫が再発し両眼失明の危機にあったが、特効薬の認可を待つために五年間の“凍眠”を選んだのだ。だが少年が目覚める際に重大な問題が立ちはだかることに気づいた涼子は、彼を守るための戦いを開始する—“バチスタ”シリーズに連なる最先端医療ミステリー。【「BOOK」データベースの商品解説】

「コールドスリープ」技術で人工的な眠りについた少年の生命維持を担当する日比野涼子。だが、少年が目覚める際に重大な問題が立ちはだかることに気づき、彼を守るための戦いを開始する…。『野性時代』掲載を改稿し書籍化。【「TRC MARC」の商品解説】

著者紹介

海堂 尊

略歴
〈海堂尊〉1961年千葉県生まれ。独立行政法人放射線医学総合研究所・重粒子医科学センター・Ai情報研究推進室室長。「チーム・バチスタの栄光」で「「このミステリーがすごい!」大賞」大賞受賞。

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書店員レビュー

ジュンク堂書店ロフト名古屋店

今回は桜宮の少し未来...

ジュンク堂書店ロフト名古屋店さん

今回は桜宮の少し未来の物語だ。ちょっとSFテイストな感じだろうか。治療の出来ない難病を抱えた患者が、凍眠(コールドスリープ)で医療技術が進歩している未来へタイムスキップする。ただ、海堂氏の描く世界は、カチンコチンの冷凍人間が100年眠るSFではない。ほんの数年病気の進行を止めれば、治せる技術・新薬が間に合うのではないか、と言う設定である。そこで発生するであろう人権問題にもチャレンジしていて、起こりえる最悪のパターンの一つとして取りあげている。
また、今回の主人公がスリーパーを守るためにどう行動するかが最後まで謎なのだが、海堂作品らしく、もの悲しい結末が用意されている。「そう来たかっ!」って感じだ。
文芸担当 清水

みんなのレビュー216件

みんなの評価3.5

評価内訳

紙の本

安定した面白さではあるんですが、驚きはなくなったかなと。むしろ、他の話との関連を探し出して楽しむ、そんな読み方になってしまった自分が哀しい。で、今回はカバー画の高松和樹に注目してみました。ふむ、邪道かな・・・

2011/11/14 20:49

1人中、1人の方がこのレビューが役に立ったと投票しています。

投稿者:みーちゃん - この投稿者のレビュー一覧を見る

第一印象は、どこかで見たような、でした。どこか漫画チックな印象でがするのは、白地に絵の部分を張り付けたような、どこか古い写真を貼ったアルバム風なところが、コミックスのコマワリを連想させるせいもあるでしょう。でも、横たわる人影のポーズが、例えばアニメ『天空のエスカフローネ』のBDパッケージに、あるいは手塚治虫の何だったか忘れましたが女性が膝を抱えて横たわるカバー画の作品を思い出させることが、もっと大きい。

無論、この姿勢は胎児の母体内での姿であって、例えば今評判の画家・諏訪敦の画にも似たものを見つけることができます。そして、それはこの小説に登場する少年・佐々木アツシの「コールドスリープ」をしている様子を表現したもので、まさに人口の胎内で眠るそのものなわけです。とはいえ、今回のカバーには不満があります。なぜかといえば、この装画を描いているのが高松和樹だからです。高松作品の持ち味を出していないじゃないか!って装丁の高柳雅人には言いたい。

といっても、高松和樹は有名な画家ではないので、何言ってんだ? と思う人も多いでしょう。たとえば平山瑞穂『全世界のデボラ』の帯を見てほしい。あるいは椎名誠絶賛のリチャード・モーガン『オルタード・カーボン』『ブロークン・エンジェル』『ウォークン・フュアリーズ』三部作の文庫カバー(単行本のデザインは違います)。あれですよ。

高松の画の特徴は、あくまで黒地のバックに浮かび上がる白い人物像の美しい造形にあるので、それは『モルフェウスの領域』でも同じ。それが活きるにはなんといっても黒地が鍵です。カバー全体を黒くするとか、表を黒くしてそこに人を浮かび上がらせるとか、ともかく黒を基調にする。高柳がこの本でやったような、白地基調の中に切抜きのように絵を収めるのでは、せっかくの高松作品の持ち味を殺してしまいます。勿体ない・・・

とまあ、カバー画はともかく、カバーデザインについては色々不満があるこの本、肝心の中身のほうはどうなのか、ということになります。出版社のHPは
                 *
<桜宮>サーガの新たな地平を開く、最新医療ミステリー!

モルフェウス――眠りを司る神。未来医学探究センターに勤める涼子は、コールドスリープによって眠る少年・佐々木アツシをそう名付けた。「彼」が目覚めるとき、医学界、法曹界には様々な問題が立ちはだかる……。

日比野涼子は桜宮市にある未来医学探究センターで働いている。
東城大学医学部から委託された資料整理の傍ら、世界初の「コールドスリープ」技術により人工的な眠りについた
少年・佐々木アツシの生命維持を担当していた。
アツシは網膜芽腫が再発し両眼失明の危機にあったが、特効薬の認可を待つために五年間の<凍眠>を選んだのだ。
だが少年が目覚める際に重大な問題が立ちはだかることに気づいた涼子は、彼を守るための戦いを開始する??。

『モルフェウスの領域』
“バチスタ”シリーズの人気キャラが揃い踏み!
海堂尊ワールドの新境地。
驚愕の最先端医療ミステリー!!
                 *
と書きます。ポイントは、〈少年・佐々木アツシ〉と〈“バチスタ”シリーズの人気キャラが揃い踏み!〉です。少年の名前が登場するのは『ナイチンゲールの沈黙』で、そこでは5歳の小児科入院患者です。眼の癌、網膜芽腫に罹っていて、コミックス(「ケロロ軍曹」)のしゃべりのくせがついているの少年、であります。9歳の時、網膜芽腫が再発し両眼失明の危機にありましたが、今回は、特効薬の認可を待つために5年間の“凍眠”を選んだ小学4年生の少年として登場します。彼こそがタイトルの〈モルフェウス〉なのです。

そしてアツシが登場する以上は、アツシを担当していたころは、東城大学医学部付属病院の救命センター付のヒラの看護婦で、現在はオレンジ新棟を率いる看護師長・如月翔子も、アツシの凍眠前の担当看護師・浜田小夜も登場します。もちろん、少年アツシを励ました悲劇の王子・牧村瑞人もいます。そういえば、瑞人は『アリアドネの弾丸』でも活躍をしていました。東城大学医学部付属病院院長・高階、愚痴外来の担当医・田口も出ています。そして、人気キャラとは思えませんがマサチュ-セッツ工科大学教授・曽根崎伸一郎もいます。

でも、アツシとの関係でいえば日比野涼子ということになります。彼女は未来医学探究センターの専任施設担当官で、主な仕事は、東城大学医学部の資料の整理と、世界初の「コールドスリープ」技術により人工的な眠りについた少年・佐々木アツシの生命維持です。涼子は父親の勤務の関係から、子供のときから父親と第三世界の小国を二年ごとに転々としたため、系統だった教育を受けていません。ただし、語学の才に恵まれ、それらの国の言葉を自在に使うことができます。

その涼子を圧倒するのが西野昌孝であり、天才・曽根崎伸一郎です。西野はコールド・スリープ技術を売りものにするヒプノス社の技術者で、正確な肩書はテクニカル・スーパーバイザーです。涼子が四年かけてたどりついた境地に易々とたどりつき、凌駕することで彼女を圧倒する、いささか軽薄な遊び人風の男で、初めて出会ったときから涼子に興味を示し、それを隠そうとしません。

アツシは無事眠りから目を覚ますことができるのでしょうか。そして天才・曽根崎はどのように物語に絡んでくるのでしょう。瞠目してお読みください。最後は恒例の目次紹介と初出データ。ちなみに、発表時のタイトルと単行本の章では題名が異なっているのと、章の数と発表回数が同じではないので同定は完璧にはできませんので、ご注意を・・・

  第一部 凍眠
1.モルフェウス       2010・10
2.インソムニア       2014・10
3.マニッシュ・リーパー   2014・12
4.リバース・ヒポカンパス  2014・12
5.グレイ・ゴー・アウエイ  2015・04

  第二部 覚醒
6.オレンジ・クイーン    2015・04
7.フェリス・ホイール    2015・04
8.サイクロピアン・ライオン 2015・05
9.リインカネーション    2015・06

モルフェウスの領域(「野生時代」2009年1月号)
インソムニアの回廊(「野生時代」2009年12月号)
マニッシュ・リーパーの変容(「野生時代」2010年5月号)
ヒポカンパスの断崖(「野生時代」2010年9月号)
グレイ・ゴー・アウエイ(「野生時代」2010年5月号)
モラトリアムの残照(「野生時代」2010年10月号)
リインカネーション(「野生時代」2010年11月号)

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紙の本

桜の宮サーガ:未来編

2011/01/06 15:21

2人中、2人の方がこのレビューが役に立ったと投票しています。

投稿者:asura - この投稿者のレビュー一覧を見る

最先端医療法の認可を待つ数年間、病状を遅らせる人工凍眠を患者に施す画期的な医療が施行された。しかし官僚に骨抜きにされ発展を阻害された未来医療探求センターは眠り続ける一人の少年のためだけに屹立する巨大な城だった。たった一人の常勤者・日比野涼子は、人としての権利も凍結されていた空白の5年間を抱え目覚めることになるモルフェウスを守るための戦いを始める。社会という捕食者から彼を守る方法はあるのだろうか。

桜の宮サーガですが限定的コールドスリープが可能となった少し先の未来で、純医療ミステリとはまた違った物語です。
著者の本業が医師なだけに実現にはリアリティがないSF設定に違和感があるものの、さすがエンターテイメント性は定評通り。社会からたった一人の存在になるって怖いですよね。無機質な制度から人を人として守ろうとする主人公の熱意には胸を打たれます。尽くす相手は眠っており交流もほとんど無かったことは共感するにはちょっと薄味でした。

もちろん桜の宮なのでお馴染みの人も、ピンと来る人物も出てきます。読破している人にとってはキャラ当てクイズみたいwww。
シリーズを読破する必要はないですが「ナイチンゲールの沈黙」は読了しておくことをお勧めします。
他にキャラ関連で「ブラックペアン1988」「医者のたまご」などもお勧め。

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2011/02/08 14:18

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2011/02/04 23:43

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2011/04/23 09:18

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2011/02/04 18:48

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2010/12/23 18:06

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2011/01/08 08:16

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2011/06/28 19:49

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