カンブリア宮殿〈特別版〉村上龍×孫正義 （日経プレミアシリーズ）

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現在の日本の名経営者を挙げる際に必ず名前が上がる、ソフトバンク社長の孫正義と作家・村上龍、小池栄子のコンビとの対談。テレビ東京の「カンブリア宮殿」での対談に、さらなる情報を追加してまとめたものが本書。
孫正義のこれまでの半生を振り返り、現在名経営者と名を挙げるまでにはどの様な歴史があったのか良くわかる。
孫正義の凄さは、誰もが認めるところではあるが、「先見性」「行動力」「実現力」「革新性」など、現在の生活を大きく変えてしまうような事を次々に実現する能力である。しかし、これらの力を生み出すモチベーション、その源泉は何か？それは本書を読んで確認して頂きたい。
内容的には非常に満足だったが、殆どがカンブリア宮殿で使われた内容であり、プラスαの部分が弱い気がしたので、星4つ。

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それぞれの部隊にインテリジェンス、意思決定がある方が、結局、最終的には強い組織運営になる
他人のふんどしを借りて仕事しているが、借り慣れてくれば借りるのが上手になる
大企業を規制するアメリカ、新規参入者を規制する日本
日本はこの20年間、成長を忘れてしまった。日本人が挑戦を忘れて、日本国民が総草食系になった
思いがあれば金がなくても知恵がでる
勝算七割で勝負せよ、五分五分だったら絶対にやらない。九割になるまで待つと、手遅れになる

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TVで見逃したもんだから、しょうがなく買ってしまった。せこいケチ精神だけど。そんなものはどうでもいいんだが、やはり孫さんの話はよかった。さすが。尊敬するファーストリテイリングの柳さんのお話もよかった。お薦め。でも、TVで観てれば買う必要ないんだよな．．．（まだ言ってる）。

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主に孫さんの人生・価値観・考え方などが語られている。
今までの裏話なども書かれていて、改めて凄い人だと思い知らされた。

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ソフトバンクの孫正義。正直彼については深くは知らなかったし、Yahoo!も福岡ダイエーホークスもソフトバンクも関心はなかった。Yahoo!BB やiPhone を通じてソフトバンクを利用してきたが、会社としてのサービスにはいち消費者としては正直不満もある。しかし経営者として、そして人間としての孫正義には凄いと認めざるを得ない。学生時代にもっとも効率の良い学費の稼ぎ方として一日5分で１つの発明をする事を自らに課して、それを1年間続けた末、世界初の電子翻訳機を選ぶ。そして世界でも有数の大学教授やエンジニアに言い値だが成功報酬として開発に参加させる。その為には「これを実現するのは面白そうだ｣と彼らに思わせる必要があり、なによりそれが人類の役に立つ、意義のあるものであることが大切であった。

留学先の大学での試験では学力と英語力は別のはずだとして辞書の持ち込みを交渉して成功するなど、傍から見ると強引だが、己の信念のためには既成概念など曲げさせる意志の強さがある。その裏には冷静な計算がある。何よりも実行力がある。

彼ほど純粋に夢を追い続ける企業人は日本では希有であろう。

心に響いた。

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あっという間に５０代になり、６０代になる。「そうはいうけど、　現実はこうだから」とか、「そんな夢物語ばっかり語っていてもダメだ」とか、「とりあえず目先の現実を踏まえて」とか言ってる人ほど、その現実の世界から逃れられないまま人生が終わる場合が多いのです。
現実が厳しいからこそ、自分の夢を、自分の人生に対するビジョンを、僕はしっかり持つべきではないかなと思います。
「志高く」という本を読んだばかりだったので、新しいことはあまりありませんでした。９割の成功率で動き出したのでは遅すぎる。７割成功するとわかれば行動すべき、という生き方は勉強になります。

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孫正義、ソフトバンクについて手っ取り早く知りたい、という人にはとても読みやすい入門書。他に刊行されている分厚い自伝を読みたくないのならこれがおすすめである。
ソフトバンクの歴史、インターネットの時代、そして孫正義のビジョンについて、構成されている。
特にビジョン、理念については、読めばわかるが、常に一貫している。若い頃から変わらず持ち続けているということに、この男の凄さを見いだせた気がした。

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ソフトバンクって無茶するなと思っていたけど、やっぱ綱渡りだったんだ。先を見据えての大胆さには恐れ入る。

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「カンブリア宮殿」という番組と同じように、対談形式で書かれた本。

話し言葉で書かれているので、私は読みやすかった。
肩苦しくもなく、想像もし易い、番組の様子をイメージしながら、スラスラと読むことが出来きた。

「犬のお父さん」の誕生秘話や、「歌うクジラ」の村上龍との電子書籍談義など、”孫正義”というキーワードから読み始めたわりには、思いがけない面白さと対面することができた。

『考える』こと、『ビジョン』を持つことの大切さを、
孫正義さんが教えてくれる一冊。

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カンブリア宮殿。

この番組のインタビュアー村上龍とソフトバンク孫正義の対談を綴った本。

対談形式なのであっという間に読める一冊。

ソフトバンクのことだけでなく孫さん自身の生い立ちや価値観にも触れている。内容は濃いとは言えないが、時代とともに前進し続ける孫さんのすごさは伝わってくる。

孫正義入門編といったところ。

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値段相応。
孫正義という人間をほとんど知らない人間にとっては非常に良いイントロダクションが書かれている。
とは言え、あまり自身のためになる情報は書かれていないので、星三つ。

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ＴＶでも見たが、本でも。真似できないキャリアだが、自分ではできないところを上手く周りを巻き込んで解決していくところはどの経営者にも共通しているところだと思う。

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全編面白かったけれど、とくに僕の注意をひいたのが、生存本能に関する言。グループ800社はすべて独立採算制でやっているそうで、だからこそ、勝手につぶれろと孫社長は言うのです。自然法則のおきてに従って、生存本能を失わずにやっていくのが大事だという考え。

これは個人の生き方に通じる部分ですね。僕なんかも、生存本能の薄いほうじゃないかと思うので、そこらへんは意識して生きていきたいです。

ただ、人を騙さない、フェアである、他人を陥れない、そういったことの逆を要求してくるのが、生存本能だとしたら、ぼくはどう戦おうかと考えてしまう。今あげたものの逆の行為は、生存本能としては低レベルで手を出しやすいものなんだろうと思います。もっと考えて、生存していくために良策を講じないといけない。

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澤本嘉満：CMプランナー「ホワイト家族」シリーズ、東京ガス「ガス・パッ・チョ!」など、ヒットCMを制作。お父さん役の人間がスケジュール的に決まらずにカイ君に。

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情報革命ということだけはみんなの中で一貫している共通の志。情報革命で人々を幸せにしたいという理念、思い。

逆境は逆境で、むしろエネルギーを与えてくれる。それを乗り越えていかなくてはいけないと思う。