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- カテゴリ:中学生 高校生 一般
- 発売日:2011/02/10
- 出版社: アスキー・メディアワークス
- レーベル: 電撃文庫
- サイズ:15cm/385p
- 利用対象:中学生 高校生 一般
- ISBN:978-4-04-870265-2
読割 50
紙の本
狼と香辛料 16 太陽の金貨 下 (電撃文庫)
著者 支倉 凍砂 (著)
鉱物商・デバウ商会によって新貨幣が発行され、自由と希望の町となるレスコ。ロレンスはその町で、ホロと共に店を持つことを決める。しかしその矢先、ホロとロレンスの前にコルの頭陀...
狼と香辛料 16 太陽の金貨 下 (電撃文庫)
狼と香辛料XVI 太陽の金貨<下>
紙の本 |
セット商品 |
- 税込価格:18,216円(165pt)
- 発送可能日:1~3日
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商品説明
鉱物商・デバウ商会によって新貨幣が発行され、自由と希望の町となるレスコ。ロレンスはその町で、ホロと共に店を持つことを決める。しかしその矢先、ホロとロレンスの前にコルの頭陀袋を持った人物が現れ、二人はデバウ商会の内部分裂による大きな事件に巻き込まれることとなってしまう。ホロは、禁書を得るためコルとエルサを追ってキッシェンへ。ロレンスは、デバウ商会に追われミューリ傭兵団とともに雪山を越えることになる。バラバラになってしまった二人の運命は—?行商人ロレンスと賢狼ホロの旅を描く新感覚ファンタジー、ついに本編感動のフィナーレ。【「BOOK」データベースの商品解説】
デバウ商会によって新貨幣が発行され、自由と希望の町となるレスコ。ロレンスはそこで、ホロと共に店を持つことを決めた。しかしその矢先、コルのズダ袋を持った人物が現れ、二人はデバウ商会の内部分裂による事件に巻き込まれることとなってしまう。
ホロは、禁書を得るためキッシェンへ。ロレンスは、デバウ商会に追われミューリ傭兵団とともに雪山を越えることに。バラバラになってしまった二人の運命は!?
行商人ロレンスと狼神ホロの旅を描く新感覚ファンタジー、ついに本編感動のフィナーレ!【商品解説】
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紙の本
狂騒の終焉
2019/08/07 01:09
0人中、0人の方がこのレビューが役に立ったと投票しています。
投稿者:イシカミハサミ - この投稿者のレビュー一覧を見る
後編。
ホロのいないロレンスの朝は?
商人のルール。傭兵のルール。
金の持つ、魅力と魔力について。
過ぎたるは及ばざるがごとし。
紙の本
商人の世界、危うし
2011/04/29 17:06
1人中、1人の方がこのレビューが役に立ったと投票しています。
投稿者:くまくま - この投稿者のレビュー一覧を見る
デバウ商会が商人による新しい治世の仕組みを作ろうとする始まりの街、レスコで、ロレンスはホロと共に店を持つ決意をした。手付金も払い店を手に入れたところで、デバウ商会の主の右腕という男ヒルデが、コルの持ち物を持って現れる。ロレンスとホロを脅迫しようというのだ。
その男、ヒルデ・シュナウが語るところによれば、新貨幣発行益の莫大さに目がくらんだ領主たちと、商会内部の一部が結びつき、内部クーデターを企てているというのだ。それを収めるために、ロレンスたちの禁書が欲しいという。
葛藤の末、ヒルデに禁書を渡す決断をする二人だったが、ロレンスとホロが別行動を取っている時に内部クーデターが成功してしまい、一転してヒルデは追われる立場に陥ってしまう。
当然、ヒルデを見捨てようとするミューリ傭兵団やロレンスだったが、ヒルデの事前準備した策略により、彼らはヒルデの計画通りに動かざるを得なくなってしまう。
まるまるエピローグの後日談が刊行されるとはいえ、今回が完結編。ロレンスとホロの幸せの地となるかと思われた街は、一瞬にして戦火の匂いが感じ取れる場所になってしまう。
大商会の幹部として、ロレンスとは比較にならない商才を見せるヒルデではあるが、途中までは上手くいっている様に見えた彼の策略も、人の心まで買い取ってしまうほどの莫大な利益の前には、脆くも敗れ去ってしまうように見えた。
そんなとき、ロレンスはこれまでの経験から何かができるのか。その事件の結末は、そして二人の旅は終着となるのか、あるいは…?とうお話だ。
扇動される民衆という姿は、とても皮肉が利いている。
紙の本
感動の最終巻 ホント感動しましたm(__)m
2011/02/16 21:18
2人中、2人の方がこのレビューが役に立ったと投票しています。
投稿者:mayumi - この投稿者のレビュー一覧を見る
経済ファンタジー「狼と香辛料」シリーズの最終巻。
新しい自由な町、レスコで自分の店を持つことを決めたロレンス。
けれど、彼は町を支配するデパウ商会の内紛に巻き込まれてしまう。
デパウ商会の帳簿を預かっているというヒルデが、想像を超えて格好よいです。
そして、偉大な商人の機知や、修羅場を乗り越えてきた傭兵たちの強さに、感嘆するロレンスの素直さが心憎い。
離ればなれになっていたロレンスとホロの再会は、ほほえましい。というか、胸が熱くなる。
「一人であることをやめる」ことの意味の深さというか、大切さがしみてくる。
ホロがヒルデに届けたものの意味が、本作のタイトルの意味に、泣けてくる。
人は、希望なしには、光なしには生きていけないのだ。
たとえ、金のことしか考えない商人でも、それなしでは、儲けることが意味をなさないのだろう。
そして、それはきっと「愛」に似ている。
孤独に麦畑にいたホロが、一人で馬車で行商していたロレンスが、「愛」を見出す話であったとまとめてしまえば陳腐なのかもしれないが、世の中にこれ以上尊いものがあるだろうか。