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  • みんなの評価 5つ星のうち 4.4 5件
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  • カテゴリ:一般
  • 発行年月:2011.3
  • 出版社: 河出書房新社
  • レーベル: 河出文庫
  • サイズ:15cm/281p
  • 利用対象:一般
  • ISBN:978-4-309-41071-5
文庫

紙の本

言論自滅列島 (河出文庫)

著者 斎藤 貴男 (著),鈴木 邦男 (著),森 達也 (著)

〔「言論統制列島」(講談社 2005年刊)の改題〕【「TRC MARC」の商品解説】

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言論自滅列島 (河出文庫)

税込 836 7pt

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みんなのレビュー5件

みんなの評価4.4

評価内訳

  • 星 5 (3件)
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  • 星 3 (1件)
  • 星 2 (0件)
  • 星 1 (0件)

紙の本

安全と自由を引き換える構造

2011/04/28 14:22

6人中、4人の方がこのレビューが役に立ったと投票しています。

投稿者:ゆうか - この投稿者のレビュー一覧を見る

 2006年、この本がハードカバーで最初に出版された時、
タイトルは「言論統制列島」だった。それが5年後「自滅」に
変えられたということは、本の中で予告された事態がそれだけ
進行しているあらわれだろう。
 この本は鼎談を記録したものだが、鈴木邦男は新右翼団体
「一水会」顧問。
 斉藤貴男は著書「消費税のカラクリ」以外にも多くの雑誌連載を
持つジャーナリスト。
 森達也はオウム真理教をテーマにした作品などで知られる映画監督。
 右翼-左翼という単純な二分法、レッテル貼りをまず3人は
否定する。「ロシアでは共産党が右翼」「日本の右翼は自分たち
こそが中心だと思っている」など、確かにそうなのだろうけれど、
自分の固定観念やイメージに気づかされ、考えさせられる。
 この3人の接点、共通の主張は何かと言えば「言論の自由が
どんどん狭くされていっている!」ということだ。
「私はあなたの意見には反対だ、だがあなたがそれを主張する権利は
命をかけて守る」とはヴォルテールのものとされる言葉だが、
そうやって時には人の命すらかけて、言論の自由というものは
獲得された。
 その自由を、いまこの日本で、国民は自らの行動によって、
手放しつつあるのではないか。独裁者による弾圧ではなくて、
「安全であるため、安心するため」という錯覚や逃避のために。
 ここまでは許されています、ここから先はいけません、という
ラインが引かれることは一見安心だ。ルールに従っている、という
気持ちにもなれる。
 しかしそのライン、ルールは、誰が何のために決めたものなのか?
 自分の行動が「雰囲気」を作り出すことで、意図せずに他人の
自由を制限、より強く言えば「殺す」ことがある。
 気づいた時にはもう遅い、ということにならないために、「自分の
頭で考える」ためにぜひ読んでほしい1冊。
 

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紙の本

トレランスを再興するには?

2015/12/14 23:44

0人中、0人の方がこのレビューが役に立ったと投票しています。

投稿者:朝に道を聞かば夕に死すとも。かなり。 - この投稿者のレビュー一覧を見る

もともとは『言論統制列島』というタイトルの本が、変更になっています。

 3人のスタンスを説明するのは、難しいですね。「戦後60年で日本が失ったものは何か?」というお題で、斎藤さんは「建前」、人間としての「たしなみ」。森さんは「葛藤」「煩悶」。鈴木さんは「誇り」と答えます。雰囲気だけでも伝わりましたか?

 そもそも、言論統制って、あれですか?自主規制のことですか?ってなるのですが、それよりもっと、この国を覆うマインドの事について話し合っています。

 政治家の半分以上は二世、三世でして、後援会が一番当選の可能性の高そうなやつを探すと息子になる。でも私たちはそれに民主的な手続きで投票するから、歌舞伎みたいに封建的なコントロールを重んじています。

 少ないパイの奪い合いになった私たちの生活において、健康増進法や食育基本法みたいに法律で私たちの生き方まで、法が関与するようになりました。犯罪だって、可能性のあるものに積極的に取り締まるゼロ・トレランス、寛容ゼロな世界になりました。私にとっては、息苦しい世の中になりました。セキュリティの希求で得た副作用です。

 箱ブランコやシーソーが危険な事象があったっていうことで、ゼロリスクの観点から公園から撤去されて、私が子どもの頃に比べたら明らかに遊具、減っているんですね。最近の公園って、なんかつまんないと思えるのは大人になったからだけでしょうか?

 危ないものは、排外主義で排除しようという国民意識と、国民には判断力がないから事の善し悪しは自分たちが決めるという政治家の特権意識、バブル崩壊とその後のリストラで経済的余裕が失われた。こうした世界を私たちは、自分たちの意思で選択することになります。

 「この街は防犯カメラで皆さんの安全を守っています」と書いていても、本当は監視カメラという言葉を使いません。危機管理やセキュリティを旗印に、メディアもスロー思考よりも不安に結びつく感情に訴えかける方が視聴率や部数に結びつくので、不安監視社会の到来は私たちが歓迎しています。

 ただこうした防犯カメラなんかのアーキテクチャで犯罪が減っているのも事実。こうした変化のスピードの速さを私たちはどの程度で、またどれくらいの監視社会を求めているのか?

 こうした言論規制において、「息苦しいよね」だけだったらいいのですが、少子化問題は、自分たちの年金の財布になって欲しいとかいう「やらしさ」抜きにして「国力が」とか国の名前を使って自分たちの思いどおりのことをふにゃふにゃって言いつつも、葛藤とかいい加減な言論に対して「根拠示せや」みたいなことになって、声を出すこと自体がめんどいってのは、規制や抑圧を求めるのが社会全体に広がっているわけです。

 それでも、システムであれば何らかの手だてはきっとあるはずです。そうした考え方のヒントが3人分聞けるんです。お得ですね。

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紙の本

如何に現在の世界と真剣に向き合っているか、ということが問題なのだ

2016/10/30 19:34

0人中、0人の方がこのレビューが役に立ったと投票しています。

投稿者:まなしお - この投稿者のレビュー一覧を見る

これは鈴木邦男(右翼)と斎藤貴男・森達也(左翼と呼ばれているが実はそんなことはない)の三者の鼎談である。彼らの話を読んでいると右左などそんなに大きな問題ではないと思える。如何に現在の世界と真剣に向き合っているか、ということが問題なのだ。そして、彼らは真剣に向き合っているのである。そして彼らが危惧していたことが今現在ますます進んできているように思える。残念なことに。
この鼎談の中で鈴木邦男の発言が他の二人に比べて極端に少ないように思えるのがちょっと不満である。

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2012/08/17 16:18

投稿元:ブクログ

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2014/10/08 00:16

投稿元:ブクログ

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