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紙の本
鼓笛隊の襲来 (集英社文庫)
著者 三崎 亜記 (著)
赤道上に発生した戦後最大規模の鼓笛隊が、勢力を拡大しながら列島に上陸する。直撃を恐れた住民は次々と避難を開始するが、「わたし」は義母とともに自宅で一夜を過ごすことにした。...
鼓笛隊の襲来 (集英社文庫)
鼓笛隊の襲来
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商品説明
赤道上に発生した戦後最大規模の鼓笛隊が、勢力を拡大しながら列島に上陸する。直撃を恐れた住民は次々と避難を開始するが、「わたし」は義母とともに自宅で一夜を過ごすことにした。やがて響き始めたのは、心の奥底まで揺らす悪夢のような行進曲で…(『鼓笛隊の襲来』)。ふと紛れ込んだ不条理が、見慣れたはずの日常を鮮やかに塗り変えていく。著者の奇想が冴えわたる、驚異の傑作短編集。【「BOOK」データベースの商品解説】
収録作品一覧
鼓笛隊の襲来 | 7−26 | |
---|---|---|
彼女の痕跡展 | 27−49 | |
覆面社員 | 51−72 |
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書店員レビュー
読み始めは、なんだか...
ジュンク堂書店京都BAL店さん
読み始めは、なんだか「うーん」と考えてしまったけど、そのうち三崎ワールドにどっぷり引き込まれてしまいました。私たちにとって当たり前に存在する日常をちょっと置き換えただけで、こんな不思議な違和感のある世界になるなんて少し感動すら覚えました。私たちの暮らすこの世界の裏側にはもしかしたら気づいていないだけでパラレルワールドが存在していてこの世界のどこかで不思議なことが起きているのかもしれない、と感じさせてくれる短編集になっています。
本作は9つの短篇からなる。それは不思議で奇妙な世界。読んでいても決していやな気がしない。むしろ痛気持ちいい感じがする。そんな小説です。
紙の本
三崎作品の入門書
2015/03/16 23:59
0人中、0人の方がこのレビューが役に立ったと投票しています。
投稿者:オオバロニア - この投稿者のレビュー一覧を見る
表題作を含めて、三崎さんらしい短編の揃った作品です。
三崎さんの作品と言えば、突飛な設定や、無機質な文章が特徴的ですが、そういった特徴が端的に理解できる作品群だと思います。かなり雑な例えですが、「世にも奇妙な物語」に近いノリかもしれません。
この短編集が気に入ったら「となり町戦争」等の長編作品もおススメです。
紙の本
日常から非日常への9編
2016/04/08 06:24
0人中、0人の方がこのレビューが役に立ったと投票しています。
投稿者:Todoslo - この投稿者のレビュー一覧を見る
本書に登場する平凡な毎日は、ふとしたきっかけで壊れてしまう。襲撃者は鼓笛隊であったり象の場合もあり、発想がユニークだった。
紙の本
見えるものが見えないという日常
2015/03/26 12:21
0人中、0人の方がこのレビューが役に立ったと投票しています。
投稿者:september - この投稿者のレビュー一覧を見る
捻っているのか歪んでいるのかズレているのかこの世界。見えるものが見えないという日常があたりまえになっている。三崎ワールドにはそんな日常をちょっと期待しているからやめられないのかもしれない。おすすめは1000m離れた空中都市との『遠距離・恋愛』
紙の本
鼓笛隊の襲来
2021/12/30 09:08
0人中、0人の方がこのレビューが役に立ったと投票しています。
投稿者:ムギ - この投稿者のレビュー一覧を見る
三崎さんの作品は、SFのような設定が多いけど、それが当たり前のことのように進むから読んでいるうちに、こちらの違和感がなくなってくるのが不思議。
本作は短編集だが、全ての話がその設定で一冊書けるような濃い内容。もっと読みたくなる。