「honto 本の通販ストア」サービス終了及び外部通販ストア連携開始のお知らせ
詳細はこちらをご確認ください。
読割 50
紙の本
海と毒薬 新装版 (講談社文庫)
著者 遠藤 周作 (著)
生きたままの人間を解剖する—戦争末期、九州大学附属病院で実際に起こった米軍舗虜に対する残虐行為に参加したのは、医学部助手の小心な青年だった。彼に人間としての良心はなかった...
海と毒薬 新装版 (講談社文庫)
新装版 海と毒薬
ワンステップ購入とは ワンステップ購入とは
このセットに含まれる商品
前へ戻る
- 対象はありません
次に進む
商品説明
生きたままの人間を解剖する—戦争末期、九州大学附属病院で実際に起こった米軍舗虜に対する残虐行為に参加したのは、医学部助手の小心な青年だった。彼に人間としての良心はなかったのか?神を持たない日本人にとっての“罪の意識”“倫理”とはなにかを根源的に問いかける不朽の長編。【「BOOK」データベースの商品解説】
【毎日出版文化賞(第12回)】【新潮社文学賞(第5回)】【「TRC MARC」の商品解説】
生きたままの人間を解剖する――戦争末期、九州大学附属病院で実際に起こった米軍捕虜に対する残虐行為に参加したのは、医学部助手の小心な青年だった。彼に人間としての良心はなかったのか? 神を持たない日本人にとっての<罪の意識><倫理>とはなにかを根源的に問いかける不朽の長編。
我々日本人はもう一度問い直さなければならないのではないだろうか。
「神を持たない日本人」とはなんであるか、ということを。――夏川草介<解説より>
生きたままの人間を解剖する――戦争末期、九州大学附属病院で実際に起こった米軍捕虜に対する残虐行為に参加したのは、医学部助手の小心な青年だった。彼に人間としての良心はなかったのか? 神を持たない日本人にとっての<罪の意識><倫理>とはなにかを根源的に問いかける不朽の長編。解説:夏川草介【商品解説】
目次
- 海と毒薬
- 年譜
関連キーワード
あわせて読みたい本
前へ戻る
- 対象はありません
次に進む
この著者・アーティストの他の商品
前へ戻る
- 対象はありません
次に進む
紙の本
重い
2020/04/30 20:21
0人中、0人の方がこのレビューが役に立ったと投票しています。
投稿者:あおたいがー - この投稿者のレビュー一覧を見る
ネタバレあり。
とにかく精神が健やかである時以外には読めない作品です。
話にひきこまれて、自らの精神にまで毒を盛られるようだから…
善とか悪とか良心とか、よくわからなくなる。
倫理に基づけば、勿論いくら医学的な研究に多大な貢献をすることになろうとも、実験として人を殺めるのはいけないことで、それに立ち会ったならば苦しみを背負っていきることになるだろう。
でも世の中にはその苦しみを覚えない人間がいるのも事実で、だからといってそれが絶対悪だとは言いきれないのが恐ろしい。
紙の本
何度読んでも・・・
2020/01/04 16:35
0人中、0人の方がこのレビューが役に立ったと投票しています。
投稿者:ケロン - この投稿者のレビュー一覧を見る
この本はすでに4回くらい読んでいるのですが、どうしても理解ができなくて・・・。
次に読むときには理解できるのかしらと毎回期待しながら読むのです。
紙の本
海と毒薬
2023/05/07 18:11
0人中、0人の方がこのレビューが役に立ったと投票しています。
投稿者:たまご - この投稿者のレビュー一覧を見る
『海と毒薬』は、遠藤周作が描き出す人間の内面や孤独、生きる意味について深く考えさせられる作品である。物語の主人公たちは、南国の島で出会った人々との交流を通じて自分自身と向き合い、成長していく。特に、志賀直哉という主人公の物語は、深い感動を呼び起こす。南国の美しい自然が作品の雰囲気を盛り上げ、読む者の心を癒やしてくれる。現代文明と自然との対比も興味深く、物語を通して人間のあり方について考えさせられる。遠藤周作の描写力は素晴らしく、読む者は物語に引き込まれ、主人公たちの心情を共感することができる。『海と毒薬』は、誰とも被らない素晴らしい作品であり、読む人々に新たな気づきや感動を与えてくれることだろう。