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商品説明
細胞生物学の権威であると同時に歌壇の第一人者が、亡妻河野裕子とともに築いた創造の日々を、見事な筆致でつづる待望のエッセイ集。【「BOOK」データベースの商品解説】
「一日が過ぎれば一日減つてゆく君との時間 もうすぐ夏至だ」 細胞生物学の権威であると同時に歌壇の第一人者が、亡妻河野裕子とともに築いた創造の日々を綴る。【「TRC MARC」の商品解説】
著者紹介
永田 和宏
- 略歴
- 〈永田和宏〉1947年滋賀県生まれ。京都大学理学部物理学科卒。京都産業大学総合生命科学部学部長。『塔』主宰。朝日新聞歌壇選者。「饗庭」で読売文学賞、「風位」で迢空賞等受賞。紫綬褒章受章。
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書店員レビュー
一日が過ぎれば一日減...
ジュンク堂書店京都店さん
一日が過ぎれば一日減つてゆく君との時間 もうすぐ夏至だ
『風位』『後の日々』などの歌集で知られる歌人永田和宏の初のエッセイ集。
?章では、同じく歌人で2010年に死去した夫人の河野裕子との出会いから、がん再発以後の様子が歌とともに綴られています。
「私の使命は、永田を一日でも長生きさせること」と語り、亡くなる日にも「ごはんは?」と聞いたという河野氏に対して、自分ができることは河野裕子という歌人を書き遺すことと、しっかり食べて自分を養うことだという永田氏の思いが印象的です。
31文字のなかに相手に向けられた深い愛情が感じられ、交わされたいくつもの歌を通して、いつも語り合い、見つめ合い、ともに過ごしたふたりの思いが浮かびあがってきます。
死の前日まで歌を詠み続けたという河野裕子。それを書き写した永田和宏。
ふたりの傑出した歌人が夫婦として最後まで寄り添った姿がそこにはありました。
?章では、新聞掲載のエッセイを中心に、京都の暮しの中での情景が色彩豊かに描かれます。
文芸担当