「honto 本の通販ストア」サービス終了及び外部通販ストア連携開始のお知らせ
詳細はこちらをご確認ください。
紙の本
広告都市・東京 その誕生と死 増補 (ちくま学芸文庫)
著者 北田 暁大 (著)
「私を見よ!」と主張することなく、自らを不可視化して「見ずにはいられない」世界の枠組みを巧みにつくりあげてきた80年代広告戦略。パルコを中心に渋谷を演出した西武の展開や、...
広告都市・東京 その誕生と死 増補 (ちくま学芸文庫)
このセットに含まれる商品
前へ戻る
- 対象はありません
次に進む
商品説明
「私を見よ!」と主張することなく、自らを不可視化して「見ずにはいられない」世界の枠組みを巧みにつくりあげてきた80年代広告戦略。パルコを中心に渋谷を演出した西武の展開や、資本という「リアル」を隠蔽したディズニーランド等の構図に見られるように、それは街全体を“広告”と化すことにより、消費社会を駆動させてきた。この戦略が崩壊するとき、我々の身体には、アイデンティティには何が起こるのか。“広告‐メディア‐消費社会”のトライアングルの変遷は何をもたらすのか。現在の社会状況の変化に鋭い問いを投げかける補遺つき。【「BOOK」データベースの商品解説】
あわせて読みたい本
前へ戻る
- 対象はありません
次に進む
この著者・アーティストの他の商品
前へ戻る
- 対象はありません
次に進む
紙の本
80年代の東京における「広告化」戦略について鋭い視線を投げ掛けた現代社会を再考するための一冊です!
2020/04/21 10:07
1人中、1人の方がこのレビューが役に立ったと投票しています。
投稿者:ちこ - この投稿者のレビュー一覧を見る
本書は、我が国の80年代の東京は街全体を「広告化」することで消費社会を駆動させてきたのですが、この戦略が崩壊した時一体どうなるのか?どういうことが起こるのか?という問題意識をもって、現在の社会状況の変化に鋭い視線を投げかけた画期的な一冊です。同書には、「『トゥルーマン・ショー』の世界」、「資本というリアル」、「都市の発見」、「都市の記号論/記号論の都市」、「<ポスト80年代>の渋谷」、「脱出後のトゥルーマン」、「広告化せよ!そして広告にあらがえ」、「30年代ブーム再考」、「『嵐を呼ぶモーレツ!オトナ帝国の逆襲』 」といったテーマで論が進められ、現代社会を再考するには画期的な一冊です!