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紙の本
小太郎の左腕 (小学館文庫)
著者 和田 竜 (著)
一五五六年。勢力図を拡大し続ける西国の雄、戸沢家は敵対する児玉家との戦いの時を迎えた。戸沢家の武功者「功名漁り」こと林半右衛門は、児玉家で「功名餓鬼」の異名をとる花房喜兵...
小太郎の左腕 (小学館文庫)
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商品説明
一五五六年。勢力図を拡大し続ける西国の雄、戸沢家は敵対する児玉家との戦いの時を迎えた。戸沢家の武功者「功名漁り」こと林半右衛門は、児玉家で「功名餓鬼」の異名をとる花房喜兵衛麾下の軍勢に次第に追い込まれていく。そんななか、左構えの鉄砲で絶人の才を発揮する十一才の少年・雑賀小太郎の存在が「最終兵器」として急浮上する。小太郎は、狙撃集団として名を馳せていた雑賀衆のなかでも群を抜く銃の使い手だが、心根が優しすぎるため、祖父・要蔵がその才能をひた隠しに隠していた少年だ。事態は、半右衛門のある行動を機に思わぬ方へと転じていく。【「BOOK」データベースの商品解説】
〔2009年刊の加筆・改稿〕【「TRC MARC」の商品解説】
累計130万部「のぼうの城」作者最新作!
時は一五五六年。勢力図を拡大し続ける西国の両雄、戸沢家と児玉家は、正面から対峙。両家を支えるそれぞれの陣営の武功者、「功名あさり」こと林半衛門、「功名餓鬼」こと花房喜兵衛は終わりなき戦いを続けていた。そんななか、左構えの鉄砲で絶人の才を発揮する11才の少年・雑賀小太郎の存在が「最終兵器」として急浮上する。小太郎は、狙撃集団として名を馳せていた雑賀衆のなかでも群を抜くスナイパーであったが、イノセントな優しい心根の持ち主であり、幼少の頃より両親を失い、祖父・要蔵と山中でひっそりとした暮らしを営んでいた。物語は、あることを契機に思わぬ方向へと転じていくが--。
【編集担当からのおすすめ情報】
カバー装画は、「のぼうの城」と同じく、オノ・ナツメさんになります。【商品解説】
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カラッとした武将たちの話
2020/01/24 09:42
0人中、0人の方がこのレビューが役に立ったと投票しています。
投稿者:たっきい - この投稿者のレビュー一覧を見る
『村上海賊の娘』の和田竜さんのデビュー3作目の作品。鉄砲が伝来して間もない時代のお話。この作品でも、村上海賊の娘同様、どこか剽軽で豪快な魅力ある半右衛門や喜兵衛の二人の武将が登場します。鉄砲では神の腕をもつ小太郎を巡り何とか味方にしようという話です。小太郎を騙して味方につけた半右衛門の苦悩、敵にも関わらず喜兵衛との武将同士の友情。半右衛門の潔さがカラッとしていて気持ちのいい話でした。この時代、武将や兵たちも農業をしながらの生活。そのためか戦い方もどこか長閑なものがあり、そんな時代背景も楽しめました。
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スケール感がいまひとつ
2018/01/06 12:40
0人中、0人の方がこのレビューが役に立ったと投票しています。
投稿者:るう - この投稿者のレビュー一覧を見る
前作の「のぼうの城」と比べるとスケールが小さく感じた。才能が悲しい形でしか使われなかった子供の、そうせざるを得なかった男の悲劇。