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- カテゴリ:中学生 高校生 一般
- 発売日:2011/09/10
- 出版社: アスキー・メディアワークス
- レーベル: 電撃文庫
- サイズ:15cm/239p
- 利用対象:中学生 高校生 一般
- ISBN:978-4-04-870869-2
読割 50
紙の本
はじめてのクソゲー (電撃文庫)
著者 麻宮 楓 (著)
目当ての国民的ゲームが売り切れたその日、何気なく目に入った一本のゲームソフト。それはありとあらゆるバグだらけのクソゲーだったけど、その出会いはまさに運命であり、人生の分岐...
はじめてのクソゲー (電撃文庫)
はじめてのクソゲー
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商品説明
目当ての国民的ゲームが売り切れたその日、何気なく目に入った一本のゲームソフト。それはありとあらゆるバグだらけのクソゲーだったけど、その出会いはまさに運命であり、人生の分岐点とも言え、長く険しい道のりの、記念すべき第一歩だった—。そして、そのゲーム『インフィニット・ダークネス』がきっかけで話し始めたクラス委員長の天野雪緒は、真面目で堅そうな印象なのに、なぜかクソゲーが大好きという女の子だった。彼女に煽られてゲームを進めていくうち、少しずつ彼女との距離も近づいていき、そして—。ハートフル・バグコメディ、スタート。【「BOOK」データベースの商品解説】
目当ての国民的ゲームが売り切れたその日、何気なく目に入った一本のゲームソフト。それはありとあらゆるバグだらけのクソゲーだったけど、その出会いはまさに運命であり、人生の分岐点とも言え、長く険しい道のりの記念すべき第一歩だった──。 そして、そのクソゲーのおかげで仲良くなったクラス委員長のユッキーは、実は──。
麻宮楓が贈るハートフル・バグコメディ、スタート!【商品解説】
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紙の本
顔が見えなくても出来るラブコメ
2012/01/24 13:44
1人中、1人の方がこのレビューが役に立ったと投票しています。
投稿者:くまくま - この投稿者のレビュー一覧を見る
藤宮遊真はゲーム好きが高じて、ジミーユというハンドルネームでプレイ日記をブログ公開している。今日は国民的ゲームの発売日。楽しみにゲームショップに行ったところ、既に売り切れ、予約もしていない。
なんで予約しなかった!というツッコミが聞こえてきそうだが、ともかく、このゲームをやりたい気持ちを抑えることは出来ず、代わりに「インフィニット・ダークネス」というゲームを買ってみた。ところがそのゲームはとんでもないクソゲーで、バグの宝石箱というくらい、これでもかこれでもかと、思いつく限りのバグが仕込んである。
そのいらだちをプレイ日記として公開したところ、ユッキーという人物から「レール上を歩くだけの人生ね」というコメントをもらってしまった。そのユッキーとは、なんと藤宮遊真野クラス委員長である天野雪緒。彼女に挑発された藤宮遊真は、「インフィニット・ダークネス」のクリアを目指してゲームをすることになってしまった。
そんなストーリーなので、メインはゲームのプレイ日記をファンタジー風に表現したパートであり、雪緒と遊真のチャットによるコミュニケーションパート、ごく稀にリアルで会った時のパートという構成になっている。
このチャットというのが特徴的で、つまり相手の顔が見えない。だから、なんでお前は気づかない!というくらいの反応を彼女がしたとしても、彼は全くそれに気づかなくても不思議ではないのだ。ゆえに、ラブコメの不自然な部分を減らしたという意味では、画期的な設定かもしれない。
ほのぼの安心のラブコメです。それに遊真の友人が気が利きすぎる。