紙の本
新しい作家さんの発見にお勧め
2021/05/24 00:24
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投稿者:chieeee - この投稿者のレビュー一覧を見る
こういう色々な作家さんの短編集で新しい作家さんを知れるのはいい。読みやすさだったり雰囲気だったりが分かるので、他の作品を読みたくなる。まんま出版社の目論見なんだろうけど(笑)史上最高の恋は人から見たら最高に見えない事が多いのは女性作家の傾向なのか???どの物語も、今もまだ史上最高の恋が継続しているのは気持ちの面で、状況としては割り切っていたり、まだその人を想ってたりで切なくて、悲しい物語が多かった。女性にお勧めですが、この本を男性が読んでるとカッコいいと思うかも。
紙の本
おもしろい
2017/01/12 22:01
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投稿者:ひのえ - この投稿者のレビュー一覧を見る
ヨハネスブルグのマフィア、TSUNAMIが好きです。「あなたの場所は、ないよ」このセリフがすごく印象に残っています。
紙の本
最後の恋
2013/07/12 17:34
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投稿者:ソルベッチ - この投稿者のレビュー一覧を見る
短編で読みやすい。阿川佐和子さんは外れがない。
乃南アサさんの”それは秘密の”もとても良かった。
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前回の『最後の恋』に引き続き、購入。
うーん。前回同様、期待度大だっただけにちょっと残念な感じが…
大島真寿美「甘い記憶」
森絵都「ヨハネスブルグのマフィア」
この二作はこの本のタイトルにふさわしい作品だったかなあと思う。
島本理生がらしくなくて残念だった。。
ピュアな恋愛ものを読みたかった!
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最近気になっている大島真寿美作品も入っているし、以前の「最後の恋」が割と好きだったので読んでみた。
前作を読んだ時の割と良いイメージで読んでしまったせいもあってか、今作はちょっと消化不良。
テーマは前作と同様、様々な形の「最後の恋」が描かれているのだけれど、叶わなかった最後の恋、叶うはずもない最後の恋、もうしないと決めた最後の恋、幻のような最後の恋…前作に比べて全体的にどんよりと暗く重いイメージの作品が詰まっている。恋と呼べるのか分からない狂気に似たそれも少なくなかったな。
もちろん恋の形は十人十色なので、それはそれでありなのかもしれない。シリーズ3が出たらまた買ってしまいそう。
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大島真寿美の「甘い記憶」がこのアンソロジーの中で一番よかった。甘い記憶そのものではなく、狂うほどの甘美な記憶を持つひとの、お話。
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『陽だまりの彼女』が良かったので、恋愛小説もいけるのかと思い購
入。
厚生は、複数の作家の短編恋愛小説のアンソロジー。
文芸色が強い作品が多かったが、乃南アサさんの『それは秘密の』は自分にもわかりやすくかなり面白かった。
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第一弾がかなり良かっただけに、こちらを読んでがっかりしたのは否めません。いろいろな恋のカタチがあり、自分に経験のない思いを体験できるのは興味深いですが。この中では乃南アサさんの作品が良かったです。切なくてキュンキュンしました。
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「自分史上最高の恋」をテーマに7人の作家が描く短編集。
・・やっぱり自分の好きな作家とそうでない作家(作風?)があるんだなぁとつくづく思う。
「これが史上最高なの?!」と思う恋ばかり(^_^;)
唯一共感できたのは「甘い記憶」かな。
ヒロインが高校時代付き合った男の子のおばあちゃんに諭される話(そこで一度別れるんだけど、10年後二人はまた付き合うことになる)。
「あんたは狂いやすい質に見える。狂うと地獄を見ることになる。だけど、地獄は案外耐えられる。」
むしろこのおばあちゃんの恋愛話を聞きたくなりますね。
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島本理生さんの作品のみ読了。島本さんをずっと追いかけてきた身としては、人間以外のものの視点から書いていたのは意表を突かれた。けれど正直、今までと作風が違い過ぎて、結局何が言いたいのかイマイチ伝わってこなかった。読者の私も、もっと深く読み込めたら良かったと思う。
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確かに、最後の恋なのだろうと思える話がつまったアンソロジー。
ちょいせつなめの話が多い。
また毛色が違う話もあるので(たとえば主人公が海)、人を選ぶかもしれない。
一番好きだったのは「甘い記憶」
この話だけは、この先にまた新たな恋がはじまりそうな展開もあってよかった。でも、「最後の恋」のテーマからはずれることはない。その点をぜひ読んで、感じていただきたい。
アンソロジーは今まで知らなかった作家さんの作品を手軽に読め、他の作品を読んでみようかなと思わせてくれるのでうれしい。
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森絵都さんのファンなので、森さん目当てで買いました。
村山由佳さんの「TSUNAMI」と、乃南アサさんの「それは秘密の」が良かった。
大島真寿美さんと森絵都さんも良かったけど、読みやすくて話に入り込みやすいのは最初に挙げた2作品かな。
その他の小説家さんの作品は私に合ってないのか、すごく読むのが辛かった。
前から気になっていて、期待してた割には結構残念でした。最後の恋ってタイトルだからもっと激しい恋なのかなって思ってたんですけど、どの話も淡々としていて、スッと終わってしまう感じでした。
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前短編集を読んだので、今回もと思い読了。
前作同様、女性が描く大人の女性の恋が描かれているように思う。
甘い記憶 大島真寿実
先日『青いリボン』で出会ったばかりの大島氏だが、他の作品も読んでみたくなる。恋愛ものに見せかけて、女子高生と老女の物語でもある。
ブーツ 井上荒野
短編集でなければ読むことはないだろう作家の方だ。
最後、腹を立ててる彼女が嫌いではない。
ヨハネスブルグのマフィア 森絵都
森氏の描く大人の恋というと、やはり短編「風に舞いあがるビニールシート」が思い浮かぶ。異国が登場するイメージである。
「三十九年と二ヶ月生きてきても起こらなかったことも、三十九年と三ヶ月目には起こりうる」のだ。
森で待つ 阿川佐和子
不思議な最後である。まさしく、最後の恋。こんなに疑いつつも信じて待っていることなどできるのだろうか。そこが女性の凄さか。
ときめき 島本理生
異色の主人公。ファンタジックと言ってもよいか。しかし、“彼女”が恋をするならばきっと、恐ろしいほどに情熱的な大きい想いなのかもしれないとも思える。最後に来たものは一体?
TSUNAMI 村山由佳
二つの津波が描かれる。どこかで、あったかもしれない物語。こういう存在に対してしか出来ないであろう、「ただ元気でそこにいてくれればいい」と思える純度の高い恋。
それは秘密の 乃南アサ
非常事態というのも恋が生まれやすい場所なのだろう。ここでしか出会えなかった。年甲斐など関係なく。お互い、誰にも話さないであろう、しかし忘れえぬ記憶。
村山氏の「TSUNAMI」に、「もしかして、純粋な恋情と言うものは、あらかじめ失われた相手との間にしか保てないものなのだろうか。」という一節がある。
このアンソロジーの全ての物語にいえることのような気がする。あるいは、女性の最後のそして最高の恋は、こういうものなのだろうか。
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これで、最後。そう切に願っても、恋の行く末は選べない。大人になるほど、いちばん悲しいことがどんどん誰にも話せなくなる。だけど…。今なら前より知っている、ままならない心を甘受する方法を。泣きたい記憶を、自分だけのものとして慈しむやり方を。7人の作家が「最高の恋」の終わりとその先を描き出し、またいつか新たな出会いを受け入れたくなる、極上の恋愛アンソロジー(「BOOK」データベースより)
騙し打ちのようにセッティングされたお見合いと、地獄の手前で引き返した甘美なる恋・・・「甘い記憶」大島真寿美
バンド仲間の結婚話・・・「ブーツ」井上荒野
黄熱病の予防接種の場で出会った男との崩れ落ちるような恋・・・「ヨハネスブルグのマフィア」森絵都
放浪癖のある夫を待ち続ける女と二番目の妻・・・「森で待つ」阿川佐和子
勢いよく飛びこんできた男に恋したうみの話・・・「ときめき」島本理生
危篤状態の飼い猫と余震の残るマンションに閉じこもる・・・「TSUNAMI」村山由佳
台風による大雨で、出会うはずのなかった二人が暗闇の中で出会い・・・「それは秘密の」乃南アサ
眠れない夜のための言葉遊びや、ヨハネスブルクの空港の話など、印象的なエピソードがくっきり際立つ森作品が秀逸。
遊び慣れた男が最後に残した仕草の余韻が、こちらの手の甲にまで伝わってくるような気がしました。
時が止まってほしいような、そうでないような・・・。暗闇の中での一夜の邂逅を描いた乃南作品も切なく、そして清々しくてよかったですね。
あとは大島作品もなかなかのHIT。
他は・・・、うーんこれといったものはなかったかな。
島本さん目当てで借りてみたんだけど、そちらは期待しすぎてしまったかも。
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7人の作家さんたちのアンソロジー。
「自分史上最高の恋」という副題に
期待して読んでみたけど…
それほど 熱烈、身を焦がすっていう
話もなく 淡々とした話が多かったです。
乃南アサさんの「そらは秘密の」は
よかったです。