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商品説明
初めて足を踏み入れた異国の日暮れ、夢中で友と語り明かした夏の林間学校、終電後ひと目逢いたくて飛ばすタクシー、消灯後の母の病室…夜という時間は、私たちに気づかせる。自分が何も持っていなくて、ひとりぼっちであることを—。記憶のなかにぽつんと灯る忘れがたいひとときを描いた名エッセイ。【「BOOK」データベースの商品解説】
異国の空港、夏の林間学校、消灯後の母の病室…。夜という時間は、いつどこにいても、ひとりであることをまざまざと思い出させる−。記憶のなかの忘れがたいひとときを鮮やかに描いたエッセイ集。『本の旅人』連載を書籍化。【「TRC MARC」の商品解説】
著者紹介
角田 光代
- 略歴
- 〈角田光代〉1967年神奈川県生まれ。早稲田大学第一文学部卒。「対岸の彼女」で直木賞、「八日目の蟬」で中央公論文芸賞、「ツリーハウス」で伊藤整文学賞を受賞。
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紙の本
夜と孤独の物語
2017/08/17 12:27
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投稿者:ペンギン - この投稿者のレビュー一覧を見る
エッセイである。フィクションではない。でも、角田さんが書いた「角田光代物語」だと思います。
ひとりぼっちだと感じること、さみしいと思うこと、それは人をホッとさせてくれる。そんな考え方が大好きです。人が孤独であるのは真実だけど、普段はありありと知覚できない。ひとり旅の宿、夜行列車、国際線の飛行機や船。孤独な真実を見に行くために、人は旅をするのかも知れません。