- 販売開始日: 2015/10/28
- 出版社: 新書館
- レーベル: 新書館ディアプラス文庫
- ISBN:978-4-403-52294-9
スパイシー・ショコラ~プリティ・ベイビィズ~
母親に捨てられた彼方(かなた)は、教会内の養護施設で ひとつ年上の亨(とおる)や秋守(あきもり)らと兄弟のように育った。 ずっと亨に片思いをしていたが、彼は秋守と結ばれて...
スパイシー・ショコラ~プリティ・ベイビィズ~
商品説明
母親に捨てられた彼方(かなた)は、教会内の養護施設で ひとつ年上の亨(とおる)や秋守(あきもり)らと兄弟のように育った。 ずっと亨に片思いをしていたが、彼は秋守と結ばれてしまう。 深く傷ついた彼方は少しでも気分を変えようとパリへ旅立つ。 誰も自分を知らない街で、ある秘密の憂さ晴らしをしていた彼方は、 ひょんなことから有名ショコラティエであるパトリックに貸しを作ってしまい――?パリを舞台におくる、セミスウィート・ロマンス。
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「プリベビ」番外編、亨に振られた彼方の新しい恋
2018/08/31 14:36
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投稿者:tix - この投稿者のレビュー一覧を見る
「プリベビ」の番外編。
メインCPの受け(パティシエ)に振られたキュレーターが主人公。
(黒猫に喩えられてるキャラです。もちろんツンデレ♪)
パティシエが付き合ってる相手を知ったキュレーターが
傷心のあまり逃げるように日本を離れ、旅行先のパリで、
有名ショコラティエの攻め(傲岸不遜タイプ)と最悪の出会い方をします。
二人とも意地っ張りで、他人に心を許さないタイプなのですが、
ある事件の解決のため協力してる内に徐々に心が通じ合い、
最後は両想いになって、仕事面でも受けが攻めの役に立つという
公私ともに大切なパートナーになる話でした。
今作の主人公は、本編では心理描写もあまりされない影の薄い脇キャラだったけど、
主役としてスポットが当たりしっかり内面を描かれると、
失恋の痛みも、意地っ張りな態度にも共感を覚える、大変魅力的なキャラでした。
キャラは受け・攻め、どちらも好みだし、事件の顛末は面白く読めるし
ラブ面もきゅんと萌えることができ、本編より楽しめる一冊でした。