紙の本
ちょっと実写で見たい気もする
2024/02/28 23:30
0人中、0人の方がこのレビューが役に立ったと投票しています。
投稿者:とりまる - この投稿者のレビュー一覧を見る
自分たちの土地に団地が建つことになり、憤慨する妖怪たち。
「人間たちを食ってしまおう」という彼らを宥めたぬらりひょんは単身役所へ直談判に向かうのだが…。
さすが富安さん、楽しく読めました。
ただちょっと不満を言うと、管理人の的場さんのイラストが思ってたよりおじさんで違和感が。
「問題ないっす!」という口調なら、もっと若い人かとイメージしてたので。
ぬらりひょんパパももう少し若くして欲しかったかなぁ。
0人中、0人の方がこのレビューが役に立ったと投票しています。
投稿者:ぽんぽん - この投稿者のレビュー一覧を見る
シリーズ一巻。
妖怪たちが有名どころだから覚えがあってなじみやすい。オリジナルがもっといてもいいかなあ。
人間も出るんだな。
紙の本
団地に住む妖怪という愉快な設定
2015/11/20 21:35
0人中、0人の方がこのレビューが役に立ったと投票しています。
投稿者:紗螺 - この投稿者のレビュー一覧を見る
しかも、ヌラリヒョンを始めとして、やまんばやろくろっ首、サトリなどが「一家」として住んでいる。
初めは人間の習慣や人間の使うものになじみのなかった妖怪たちがわりと器用に順応していく様や、人間のお役所と取り決めを交わしてきっちりそれを守る設定がおもしろい。やまんばは時々外れがちだが…。
ただ、それぞれの妖怪の個性があまり際立ってはいない。妖怪のキャラクターそのものに頼っている感じでやや物足りない。
投稿元:
レビューを見る
富安陽子さんの本は、どんな荒んだ気持ちのときも、不思議なくらい、平和で優しい、あたたかい気持ちを思い出させてくれる力がある。ほんのりと楽しいこのひとならではの人間臭いような素直な妖怪童話世界の味わい、面目躍如。
面白おかしいだけでもなく、説教臭さに走りもしない、世界よ、かくあれ、の楽しさと優しさと可笑しさと。
自然や古来の妖怪たちへの畏敬や感謝、貴重さを忘れて破壊していく人間たちと、異界側との関係性を、愉快さ、楽しさに満ちた「共生」という形で、祈りを、イデアとして描き出してくれる。
お役所の妖怪専門の課のお役人さんと、さまざまの妖怪たちの活躍奮闘ぶり、パーティや泥棒退治、文明を楽しみ適応してゆく妖怪たちの姿がとても楽しい。緩やかに続いてゆく続編を期待させる未来の希望へつながる終わり方も、いいんだなあ。
投稿元:
レビューを見る
表紙と挿絵がすごくイイ!
たらい回しされる妖怪も、団地に七人家族で住むのも、そこはかとなくシュールでニヤリ。
いろんなエピソードがあるけど、どれも客観的にみれば、怪談というか都市伝説!
個人的には、人間の的場さんの苦労話を、一冊分、読みたいです。
投稿元:
レビューを見る
富安さんと山村さんで妖怪…おもろくないわけがない!
手塚先生のマンションOBAとかジブリのぽんぽことか、妖怪との共生は我々人間の永遠の課題ですなッ。
投稿元:
レビューを見る
化野原団地(あだしのはらだんち)には妖怪一家の九十九さんたちが住んでいる。そもそも、この化野原は野原と雑木林で、たくさんの妖怪たちが暮らしていた。そこへ人間たちがいきなり団地を作り始めた。住むところを追われそうになった妖怪の代表としてヌラリヒョンが市役所に建設中止の直談判に行く。あちこちをタライマワシにされたあげく、たどりついた『地域共生課』で、担当の野中さんから、いっしょに団地に住みましょうと提案される。
もともと家族ではなかったヌラリヒョン・やまんば・見越し入道・ろくろっ首・アナノジャク・サトリが家族となり、人間たちと共生し始める。
日本古来の妖怪たちが次々登場。
団地開発で住処を追われた妖怪たちと言って思い出すジブリの「平成たぬき合戦」とは、また違った展開で富安さんらしい愉快な妖怪ものです。
投稿元:
レビューを見る
化野原に住んでいた妖怪たちは、大きな団地が建つことになって困っていた。そこでヌラリヒョンが市役所に苦情を言いに行くと、なんと先住妖怪問題をあつかう専門の課に案内される。そこで提案されたのは、人間と一緒に団地に住みませんか、というものだった…。個性的な妖怪たちが、人間のために(?)大活躍。でもそこは妖怪ですから、ちょっとハメをはずすこともあります。
ちょっと妖怪たちとお知り合いになりたくなる本。
投稿元:
レビューを見る
好きな作者さんなので、内容も知らずに借りました。
実際に住処を追われて、共存してたら…。なんて考えてしまいました。
味方でいてくれるうちは心強そうです。
投稿元:
レビューを見る
食べなくても平気だけど、食べられないというわけでもないんです。
ピックニックといえばおむすびだし、
パーティといえば御馳走!ってことで
いろいろ楽しんじゃってる妖怪さんたちがかわいい。
そもそも後からきたのは人間であって、
共生っていったって、水害から守る、とか電気つくる、とか
妖怪さんたちが人間のためにしてくれてることの方が大きいというか・・・。
そのへん不満も言わず、いいのか?っとちょっと思ったりも。
おおかみはしごはすごかった。
どちらかというとぬらりひょんさんの仕事っぷりが読みたい。
あ、絵がなかなか変わった感じで・・・と思っていたら
「頭山」のひとだったのでビックリ。
なるほど、画を仕事にするって、そーいえば、
こーゆージャンルでもありうるんだよな。
「頭山」はほんっとおもしろかったよなあ。
投稿元:
レビューを見る
小5、長男。妖怪が団地で暮らす、突飛な設定ながらも納得のストーリー展開はさすが。妖怪たちも、人間も個性豊かで面白い。ただ、登場するキャラクターが多い割りにお話が短いので、少し物足りない感じも。もし続編があるのなら歓迎!
投稿元:
レビューを見る
おもしろい!!
山や林切り開き、土地開発している現代、妖怪たちは住むところが奪われていきます。
困った妖怪が団地建設をやめてもらいたいと直訴に行ったのですが、共生する方法を進められて、
団地に住むことになります。
泥棒退治や暴走僕退治となかなか活躍する妖怪たちの生活が面白い。
投稿元:
レビューを見る
≪県立図書館≫
妖怪たちと共生してみたい!
と、思える、楽しい本だった。
子供達も笑いながら聴いていた。
お気に入りの一冊になったようだ。
投稿元:
レビューを見る
久々に富安陽子さんのお話
妖怪大好きな私には大満足なお話でした
妖怪がマンション暮らしって
しかも治安維持に貢献
たまにこういうのを読むとほっこりします
続きも借りてこよう
鬼灯医院も出して欲しいなぁ
投稿元:
レビューを見る
気になるけど表紙が微妙で読むの躊躇してた本。
もっと前に読んでおけばよかった!
化野原団地(アダシノハラだんち)に住みたい!
妖怪が住む土地に人間が団地を立て始めて、大半の妖怪が怒って人間を襲おうとしてる時に、まずは人間と話しあおうって提案するぬらりひょん。
実際市役所まで足運んでみたら、散々たらい回しにされて
毎回同じ話をさせれて可哀想だった。
地域共生課の野中さんが良い人でよかったわ。
てっきりぬらりひょうんが怒って妖怪引き連れて団地乗っ取っちゃうのかと思ったもん。
その後は野中さんの親身な対応でその土地に住んでいた妖怪達も納得して、団地で共存することになるんだけど。
河童たちが住む中央公園の満月池に、町の北に公園と繋がるようにして
作られた雑木林にはオクリオオカミたち。
んで、カラス天狗達はマンションの屋上。
自分の周囲にこれだけ妖怪住んでたら面白いだろうなぁ。
しかも彼らはそこで快適に暮らせるよう取り計らってもらった代わりに、
それぞれの力を使ってこの団地を守る約束をしてるんだけどね。
妖怪に守られてる団地、いいねぇ。
そして、この本のタイトルにもなってる妖怪一家の九十九さん。
ようは、ぬらりひょんを中心に単体で暮らしてた妖怪達を、
1つの家族として生活してもらう形になったんだけど。
ぬらりひょんが父、ろくろっ首が母、見越し入道はおじいちゃん。
やまんばがおばあちゃんで、天邪鬼と一つ目小僧が息子たち。
最後にサトリが娘として一つ屋根の下生活始めるんだけど、
なんだかんだで人間の様な生活にすぐ順応しちゃう辺りは今時かなw
ただ、やまんばがちょいちょい人間を食べたがるのがちょっと怖いけどw
最初の頃はまだ妖怪の時のクセが抜けないやまんばばぁちゃんや、
見越し入道じぃちゃんがちょいちょいやらかして
ぬらりひょん達を困らせるんだけどね。
でもその都度、化野原団地の団地管理局局長の的場さんが「問題無いっす」
って処理してくれる。 的場さんかっけぇわw
この1冊目はこの団地の主要人物の紹介話って感じ。
各エピソードが結構笑えるので、終始ニヤつきながら読んでたw
ほんとこんな所に住んでみたいなぁ。
エレベータのボタンを⑨⑩⑨って押したくなったわ。
うちの所8階までしか無いからそれをしないで済んだけどw
雷獣の自家発電で電気代が格安になってる団地も捨てがたいけどね。
確か続編出てたよな。 今度借りよう。
イラストも読んでたら味が出てきていい感じと思えるようになったw
野中さんの
「妖怪がいない町なんて、つまりませんからねらね」
から続くセリフに強く共感!