〈狐〉が選んだ入門書
著者 山村修 (著)
「入門書」とは、原典を理解するための補助をめざして書かれた本のことではない。ある分野やことがらを対象に、一般の読者向けに、平明な文章で書かれているというのは無論のことだが...
〈狐〉が選んだ入門書
ワンステップ購入とは ワンステップ購入とは
商品説明
「入門書」とは、原典を理解するための補助をめざして書かれた本のことではない。ある分野やことがらを対象に、一般の読者向けに、平明な文章で書かれているというのは無論のことだが、「入門書」はその書物自体が一個の作品となっていなければならない。各分野の厳選された入門書を紹介する画期的な読書案内。
目次
- 第1章 言葉の居ずまい(国語辞典に「黄金」を掘りあてる―武藤康史『国語辞典の名語釈』 敬語は日本語の肝どころ―菊地康人『敬語』 奈良の都に交わされる声を探る―橋本進吉『古代国語の音韻に就いて』 人生への問いと文章の書き方―里見〓(とん)『文章の話』 切れば血とユーモアの噴き出る文章術―堺利彦『文章速達法』)/第2章 古典文芸の道しるべ(社会人に語りかける古典入門―藤井貞和『古典の読み方』 古歌を読む分析的知性の強力さ―萩原朔太郎選評『恋愛名歌集』 現代詩をめぐる「楽しい遍歴」―三好達治『詩を読む人のために』 読むことのうれしさにみちた近代小説案内―窪田空穂『現代文の鑑賞と批評』)/第3章 歴史への着地(歴史への抑えに抑えた怒り―エルンスト・H.ゴンブリッチ『若い読者のための世界史』 歴史的想像力の剣さばき―岡田英弘『世界史の誕生 モンゴルの発展と伝統』 ブルジョワの二面性を鮮明に照らす―遅塚忠躬『フランス革命―歴史における劇薬』 「記者魂」の躍如としたジャパノロジー―内藤湖南『日本文化史研究』 歴史の直接的な肌ざわり―中村稔『私の昭和史』)
- ほか
この著者・アーティストの他の商品
前へ戻る
- 対象はありません
次に進む
小分け商品
前へ戻る
- 対象はありません
次に進む
この商品の他ラインナップ
前へ戻る
- 対象はありません
次に進む