「honto 本の通販ストア」サービス終了及び外部通販ストア連携開始のお知らせ
詳細はこちらをご確認ください。
読割 50
紙の本
雇用、利子、お金の一般理論 (講談社学術文庫)
著者 ジョン・メイナード・ケインズ (著),山形 浩生 (訳)
世界的不況のなか、ケインズが、自らも通暁する古典派経済学の誤謬と限界を徹底的に見据え著した、現代経済学の基礎となる書。現実世界と向き合い、理論をラディカルに更新する、社会...
雇用、利子、お金の一般理論 (講談社学術文庫)
雇用、利子、お金の一般理論
06/06まで通常1,650円
税込 1,155 円 10ptワンステップ購入とは ワンステップ購入とは
このセットに含まれる商品
前へ戻る
- 対象はありません
次に進む
商品説明
世界的不況のなか、ケインズが、自らも通暁する古典派経済学の誤謬と限界を徹底的に見据え著した、現代経済学の基礎となる書。現実世界と向き合い、理論をラディカルに更新する、社会科学という営みの理想形。【「TRC MARC」の商品解説】
この本が、経済学を変え、世界を変えた。
――正確で明快な新訳で読む社会科学史上の偉業
物が売れない、職がない――なぜ市場は自由放任では機能しなくなることがあるのか。ケインズは自らも通暁する古典派経済学の誤謬と限界を徹底的に見据え、ついに現代経済学の基礎となる本書に至った。現実世界に直面し理論をラディカルに(皮肉とユーモアも効かせて)更新する、科学という営みの理想形。
本書の核心を定式化したヒックスの重要論文『ケインズ氏と「古典派」たち』も採録。
ポール・クルーグマン「イントロダクション」より
経済停滞は、経済繁栄の過剰に対する必然的な罰なのだという発想は根強い。経済がそもそもどうやって停滞するに至ったかではなく、どうやって停滞にとどまるかを分析することで、ケインズは経済の苦悶に何か懲罰的なものがあるという発想を葬り去った。つまり『一般理論』は、知識の豊かな規律あるラディカリズムの成果なんだ。【商品解説】
目次
- イントロダクション――ポール・クルーグマン
- 日本版への序(1936年)
- 序文
- 第1巻 はじめに
- 第1章 一般理論
- 第2章 古典派経済学の公準
- 第3章 有効需要の原理
- 第2巻 定義と考え方
- 第4章 単位選び
- 第5章 期待が産出と雇用を決める
著者紹介
ジョン・メイナード・ケインズ
- 略歴
- 1883~1946年。イギリス大蔵省など公職を務めた後、ケンブリッジ大で経済学者として活動。「マクロ経済学」の基礎を本書により確立した。著書に『確率論』『貨幣論』など。
あわせて読みたい本
前へ戻る
- 対象はありません
次に進む
この著者・アーティストの他の商品
前へ戻る
- 対象はありません
次に進む
紙の本
古典派経済学の限界を説き、現代経済学の基礎を築いた一冊です!
2020/02/29 13:19
0人中、0人の方がこのレビューが役に立ったと投票しています。
投稿者:ちこ - この投稿者のレビュー一覧を見る
本書は、古典派経済学の誤りと限界を指摘して、現代経済学の基礎を築いたケインズの名著です。この一冊が、現代の経済学を打ち立て、経済学を新しい方向に導いたといっても過言ではありません。「第1巻 はじめに」、「第2巻 定義と考え方」、「第3巻 消費性向」、「第4巻 投資の誘因」、「第5巻 名目賃金と物価」、「第6巻 一般理論が示唆するちょっとしたメモ」からなるこの名著をぜひ、この機会に読んでみられては如何でしょうか。
紙の本
古典派経済学への批判からケインズ経済思想へ
2018/05/31 19:48
2人中、2人の方がこのレビューが役に立ったと投票しています。
投稿者:病身の孤独な読者 - この投稿者のレビュー一覧を見る
古典派経済学と言ってもかなり抽象的であるが、ケインズは当時の古典派経済学の代表格の理論を取り上げ、批判を行う。方法の第一のやり方は、これまでの分析手法の見直しから始まる。これまでの分析では、経済の専門用語自体に曖昧さがあり、統計値も曖昧で大雑把、よくて近似値である。それをケインズは経済用語を定義して明確化し、統計値の算出をし直している。これだけでも学術的には大きな仕事になるのだが、ケインズはこれだけには終わらない。有名な「消費性向」の議論を展開し、自発的失業の説明や需要と賃金の関係を詳述していく。多大な貢献をしている本書であるが、ケインズの理論を数学的に証明したヒックスも述べているように、ケインズ理論は基本的に短期的な理論であることが限界点である。ケインズ自身もそのことを意識しているが、本書の構成上仕方のなかったことであるとは思われる。
紙の本
最もケインズ政策が有効だった国は
2016/02/13 15:12
1人中、0人の方がこのレビューが役に立ったと投票しています。
投稿者:エログロナンセンスおやじ - この投稿者のレビュー一覧を見る
ナチス時代のドイツが最もケインズ理論の優等生だった、というところがなんとも皮肉ですね。