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商品説明
国交副大臣就任、社民党の連立離脱、離党、そして東日本大震災の災害ボランティア担当首相補佐官として政策転換に格闘した体験から、政権交代・連立政権時代の統治と、変革を起こす鍵としての市民参加を考える。【「TRC MARC」の商品解説】
著者紹介
辻元 清美
- 略歴
- 〈辻元清美〉1960年生まれ。2009年衆議院議員選挙当選。社民党を経て、民主党に入党。東日本大震災に際し、災害ボランティア担当内閣総理大臣補佐官を務めた。
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紙の本
よくある「辻元清美」イメージと違う、「リアリスト」「漸進主義」なスタンスが面白い。
2022/02/01 14:18
0人中、0人の方がこのレビューが役に立ったと投票しています。
投稿者:bank - この投稿者のレビュー一覧を見る
辻元さんが政権の一員として取り組んだ仕事、その成果と課題をまとめた一冊。
そもそも辻元さんが、JALの経営再建や東日本大震災時のボランティアコーディネートを担っていたこと自体、あまり知られていないかもしれない。
各課題についての話はそれ自体興味深いのだけど、もっと面白かったのは、そこから見えてくる氏の政治的スタンスだ。歯切れよく鋭い舌鋒のイメージ(追及や原理原則論?)が先行する方だけど、実際には多様な関係者との交渉や根回しを重ね、落としどころを見つけて、少しでも物事を前に進めることを良しとする。百ぜロではなく、+1を重視するとでもいうか。
良い意味で現実主義者である辻元氏の姿と、なかなか見えにくい政治家の地道な仕事が印象に残った。