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bankさんのレビュー一覧

投稿者:bank

7 件中 1 件~ 7 件を表示

紙の本

民法わけわからん、となった方には超お勧め。

1人中、1人の方がこのレビューが役に立ったと投票しています。

民法入門書としても使えつつ、いわゆる基本書・教科書レベルの内容についてもかなりカバーしている、ありそうでない一冊。民法の全体像及び民法学習の基礎をざっくりさらったうえで、いわゆる民法総則相当の内容を一通り解説する。

文体・体裁・強調の仕方など、挫折を避ける工夫に溢れているが、何よりもよいのは、さらっと流されたりスルーされたりする(でも初学者は落としがちな)前提や基礎を、意図して浮き上がらせる記述だろう。

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紙の本

紙の本サメ映画大全

2022/02/09 00:57

読んで観よう、サメ映画。

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ジャンルの特性上、紹介される映画の大半がB級以下の作品揃い。当然の如く、著者のレビューも、愛を込めた酷評がふんだんに。
軽妙な筆致での低評価に大笑いするうち、サメ映画をどんどん見たくなるから不思議だ「オススメ度」最低・「トンデモ度」最高の評価を喰らっている『デビルシャーク』(p.171)まで、思わず見始めてしまった。いろんな意味で時間泥棒の素敵な本。

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紙の本

政治家の自伝本だが、戦後沖縄の運動史としても読み応えあり。

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沖縄県1人区選出の参議院議員を3期務め、伝統ある地域政党「沖縄社会大衆党」の委員長(党首)職も担った政治家の自伝的著作。2013年夏の参院選を控えて書かれた名刺代わりの一冊であろう。

かつてバスガイドだった糸数慶子氏が、慰霊旅行に訪れる旧軍将兵遺族向けの「殉国美談」に疑念を持ち、実際の地域史・戦史に依拠した「平和ガイド」の語りを生み出していったエピソードは、まさしく逸話。 また夫君と糸数氏の対談が、戦後沖縄の労働・反戦反基地運動の空気を伝えて大変贅沢(運動で逮捕勾留された政治犯が、他の一般拘禁者から一目置かれた話とか)。

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紙の本

紙の本なんでやねん

2022/02/09 00:32

衆議院議員第一期の、唐突な終わりを活写。

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辻元さんのいわば第一期衆議院議員時代(1996-2002)、第三書館から5冊の著作が出版されている。事実上連作のようなこれらの、最後の一冊。

前4作に比して、緊急出版という色が濃い。それだけに、突如事件の被疑者となった政治家の混乱と率直な思いが、ある意味活き活きと描かれている(類書だと、石川知裕『悪党  小沢一郎に仕えて』とか)。時事的な意味合いを失った今だからこそ、妙に生々しく楽しめた。

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紙の本

実はマジックワードになっている「抑止力」について、軍事安保の知見から切り込む本。

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ちょっぴりセンセーショナルなタイトルに比して、大変ストイックな本。軍事・安全保障を専門とする研究者・ジャーナリストを中心に、「抑止力」の一言で分かった気になっている米軍・自衛隊の実相を解説している。
 出色なのは屋良朝博氏(ジャーナリスト・2022年1月現在では前衆議院議員)及びマイク・モチヅキ氏(国際政治学者・元シンクタンカー)の論考。沖縄に駐留する米軍の主力が「海兵隊」であること、その「海兵隊」が沖縄に実際いる期間は一年の半分に満たないこと、南西諸島有事の際に在沖海兵隊が果たせる役割はほとんどないこと、、、、沖縄の米軍基地を論じるにあたって本来不可欠な、しかしちっとも知られていない「常識」を押さえることができた。

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紙の本

紙の本いま、「政治の質」を変える

2022/02/01 14:18

よくある「辻元清美」イメージと違う、「リアリスト」「漸進主義」なスタンスが面白い。

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辻元さんが政権の一員として取り組んだ仕事、その成果と課題をまとめた一冊。
そもそも辻元さんが、JALの経営再建や東日本大震災時のボランティアコーディネートを担っていたこと自体、あまり知られていないかもしれない。
各課題についての話はそれ自体興味深いのだけど、もっと面白かったのは、そこから見えてくる氏の政治的スタンスだ。歯切れよく鋭い舌鋒のイメージ(追及や原理原則論?)が先行する方だけど、実際には多様な関係者との交渉や根回しを重ね、落としどころを見つけて、少しでも物事を前に進めることを良しとする。百ぜロではなく、+1を重視するとでもいうか。
良い意味で現実主義者である辻元氏の姿と、なかなか見えにくい政治家の地道な仕事が印象に残った。

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紙の本

民事訴訟(法)最初の一冊に。

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自ら訴訟の当事者となった経験でもない限り、実際の「裁判」の雰囲気は知り難い。だからこそ、訴訟法の学習には、時に味気無さや手応えのなさがついて回る。
(民事)訴訟の肌感覚を補うために、この本は結構よい。長すぎない小説仕立てで、「裁判」の手続きを通覧できる構成。法廷に集ってすわバトルが始まるかと思いきや、書面出して次回の日程決めてはい解散、と肩透かしを食らうくだりなんか、妙にリアル。

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