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- カテゴリ:一般
- 取扱開始日:2012/11/08
- 出版社: 新書館
- レーベル: 新書館ディアプラス文庫
- サイズ:16cm/254p
- 利用対象:一般
- ISBN:978-4-403-52316-8
紙の本
愛のマタドール (新書館ディアプラス文庫)
著者 華藤 えれな (著)
心に傷を負いスペインへとやってきた神学生の颯也。ある日、酒場で声をかけてきた優雅で魅力的な男・ユベールに強引に誘われ一夜を共にしてしまう。傲慢で自信に満ちた彼がふと見せる...
愛のマタドール (新書館ディアプラス文庫)
愛のマタドール
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紙の本 |
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- 税込価格:1,232円(11pt)
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商品説明
心に傷を負いスペインへとやってきた神学生の颯也。ある日、酒場で声をかけてきた優雅で魅力的な男・ユベールに強引に誘われ一夜を共にしてしまう。傲慢で自信に満ちた彼がふと見せる孤独の影に気づいた颯也は、素性も知らないユベールに惹かれていく。このままだと背徳の罪に堕ちてしまうと別れを決意する颯也だが、彼の正体がスペイン中を熱狂させる闘牛士だと知り―!?闘牛士×神父の禁断ラブロマンス。【「BOOK」データベースの商品解説】
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紙の本
闘牛士、です。
2013/02/22 21:22
7人中、7人の方がこのレビューが役に立ったと投票しています。
投稿者:はにーとーすと - この投稿者のレビュー一覧を見る
マタドールのユベール(攻め)と修道院にいる神学生、颯也(受け)のお話です。
華藤さんお得意の闘牛モノ。
本当に華藤さんって闘牛を愛しているんだなぁ。
もう今回の作品も闘牛が好きじゃないと書けないお話ですね。
レーベルは違うのですが「神に弄ばれた恋」と世界観が同じです。
「神に弄ばれた恋」の主人公、サタナスもちょっとだけ出ていました。
で、本編ですが、刹那的に生きてきたユベールが何か曰くがありそうな過去を持った
颯也と出会い、お互いに愛するということがどんなことか知っていく、そんなお話です。
最初は一晩限りの関係で終わらせるはずだった二人。
でもそこから二人の人生は絡み合っていくのです。
いつ死ぬかわからない闘牛士、のお話だからなのかとにかく重苦しくお話は進んでいくのですが、
今作は颯也の自己犠牲な性格と妙に合っていて全体的に切なさが勝っていました。
後半やや失速気味、というかさらっと流して終わってしまった感が否めませんが
とても前向きなラストでほーっとしました。
闘牛、というちょっと珍しいお話をお探しの方、読んでみませんか?
紙の本
生と死と・・・そして愛
2021/02/11 06:31
1人中、1人の方がこのレビューが役に立ったと投票しています。
投稿者:やじやじ - この投稿者のレビュー一覧を見る
ネタバレあり
朝南かつみさんの表紙追いで
他レーベルでの作者さんの闘牛士ものを知ってからの
闘牛士追い。(ある意味牛追い?)
葛西リカコさんの絵も素敵です。
乾いた大地にわたる風や焼けつくような日差し
闘牛場の熱気やじりじりするような熱さを感じる作品
(多分作者さんの闘牛熱)
ユベールも颯也もトラウマもちで
そんな二人が出会ってしまう。
(しかも闘牛士と助祭という)
理由も原因も違うのだけれど「死に向かっている」二人が
お互いを感じとりながら、生に向かっていく様を
乾いた風と無慈悲な観衆の声と愛憎渦巻く色々な感情とともに
ひりつくような二人のやりとりが描かれています
生と死をやりとりする現場に立ち会っているような作品でした。
颯也の助祭という立場が
若干気になるところがないわけでもないのですが
そこは片目つむる感じですかね。
この作品もちろん闘牛シーンもとても魅力的なのですが、
ユベールがフラメンコを踊るシーンが印象的で好きです。
あと、ひまわり畑のシーンも好きです。
作品全体に作者さんの闘牛熱を感じます。
その熱を持った描写に
私の記憶の中のスペインも呼び起こされます。
乾いたスペインの風や日差しの暑さ
闘牛場の熱気と太陽の40度を超えた日差しを思い出したりして。
下手な闘牛士へは野次だけでなく座布団も飛んでたなぁとかも
思い出します。(初めて見た私でも下手なのはわかる下手さ加!!)
そんな個人的な記憶も揺さぶられながら、
ただ、読み終わった後に、
来年(あるいはその先)はこの二人どうなっているのかが
まったく見えないなぁっていうのが本音ではあります。
いや、心を疑っているのではなく、颯也の立場的に・・・
電子書籍
マタドール
2017/11/18 17:06
2人中、2人の方がこのレビューが役に立ったと投票しています。
投稿者:ハム - この投稿者のレビュー一覧を見る
マタドール。スペインを代表するマタドール。いろいろなジャンルの職業をみっけてくるなあと感心しながら読みました。
紙の本
珍しいマタドールもの!
2016/05/31 23:19
2人中、2人の方がこのレビューが役に立ったと投票しています。
投稿者:沢田 - この投稿者のレビュー一覧を見る
なんか全体的に芝居がかった大仰な感じというか、受けも攻めも自分の境遇に酔ってる気がしていまいち盛り上がらなったです。
華藤さんはわりと設定だけ先走ってて、キャラの感情の動きを丁寧に書いてないのがデフォなんでしょうか。
でも闘牛士やスペインに関する知識は興味深くて面白かったかな。
葛西先生の挿絵も素敵でした。