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- カテゴリ:一般
- 取扱開始日:2012/10/30
- 出版社: 日本文教出版
- サイズ:15cm/156p
- 利用対象:一般
- ISBN:978-4-8212-5280-0
紙の本
岡山の夏目金之助〈漱石〉 岡山逗留と愛弟子廉孫 (岡山文庫)
著者 横山 俊之 (著),熊代 正英 (編著),吉備路文学館 (編集)
夏目金之助(漱石)は、帝国大学卒業前年に1ケ月余り岡山に逗留している。その岡山逗留の全容を詳細に記述。また、旧制五高時代に薫陶を受けた愛弟子廉孫が語る「先生としての漱石」...
岡山の夏目金之助〈漱石〉 岡山逗留と愛弟子廉孫 (岡山文庫)
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商品説明
夏目金之助(漱石)は、帝国大学卒業前年に1ケ月余り岡山に逗留している。その岡山逗留の全容を詳細に記述。また、旧制五高時代に薫陶を受けた愛弟子廉孫が語る「先生としての漱石」も取り上げる。【「TRC MARC」の商品解説】
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紙の本
夏目金之助の明治25年7月の岡山逗留の全容が明らかに
2012/11/02 09:27
2人中、2人の方がこのレビューが役に立ったと投票しています。
投稿者:windrider - この投稿者のレビュー一覧を見る
夏目金之助(漱石)が岡山を訪れたのはわずか1回ですが、1か月余りと比較的長期間でした。しかし、文豪以前の学生時代の来岡で、今では、来岡中、旭川の氾濫による大洪水に遭遇したエピソード以外、岡山県民の記憶にもあまり残っていません。漱石の生涯における、あるいは、文学史上の意味も明らかではありません。しかし、漱石の人生の掛け替えのない一部であることは間違いなく、今後、振り返られることもあるかもしれません。本書は、逗留にまつわる先人による断片的な記録が整理され、いくつかの新知見も交えて、夏目金之助の岡山逗留の全容が詳細に記述されています。不朽の名著、荒正人著「増補改訂漱石研究年表」の明治25年7月~8月の部分の副読本と見なして良いと思われます。