紙の本
最悪 金と時間の無駄です
2013/07/03 10:23
8人中、7人の方がこのレビューが役に立ったと投票しています。
投稿者:cyclone2 - この投稿者のレビュー一覧を見る
独りよがりの文章で、内容以前の問題として読むに耐えません。全部は読めませんでした。
気持ちは「0点」ですが、最低点が「1点」しかないので「1点」としました。
「入門」と題する一方で、初心者(世界史に明るくない人)には極めて不親切な記述となっています。
例えば、私は、塩野七生さんの「ローマ人の物語」の全巻、司馬遼太郎さんの「項羽と劉邦」全巻などを読んでおり、述べられていることの背景が理解できるものの、知らない人にとっては、全くわからない記述となっていると解されます。
ただ、一点だけ、「歴史は楽しめばよい」という観点は賛同できます。後書きのこの言葉を見て買ってしまったのは、間違いでした。
本書を読むと、歴史を楽しめなくなってしまいます。特に、歴史に興味を持ち、これから楽しもうという方は、手にされないことをおすすめします。
3人中、2人の方がこのレビューが役に立ったと投票しています。
投稿者:えーじ - この投稿者のレビュー一覧を見る
駄本のひとことにつきます。
大手本屋に並んでいたのでタイトルを見て買ってしまったのですが、ここまで質の悪い本は初めてよみました。
だらだらと独りよがりの意見、他人の悪口を述べてるだけ
世界史のことなんてちっともわかりません。
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歴史に法則や、論理といったものを求めず、すべては偶然としてあるのまま受け入れようというイントロ、そして「だいたいでええんや」というあとがき。論調は、実はそれとずれているのではという気もしないではないが、ある意味偏った歴史の語り口調、豊富な文献の紹介は今後参考になりそう。
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話をするように書かれた本という印象だ。著者は今まで知らなかったが、写真を見る限り、あまり格好を気にせず、言いたいことをずばっと言うタイプだろう。まるで、大学の講義で学生たちに話している口調で文章を書いている。特定の人の名前を出して、批判したり揶揄したりしている。こんなこと、書いていいのかなということも書いている。漫画、それも少女漫画が好きだったり、著者の嗜好や趣味の一反も垣間見ることが出来る。世界史を概観する感じで、知らなかった部分も沢山あり、著者の過激な発言に思わずニヤリとする箇所もある。「エリートでない明治大学の学生」と言ったり、単純に左翼・右翼の意味を聞いてきた学生に、言葉が起こったフランス革命の際の歴史的な背景を説明するという大学の先生という図式が面白かった。歴史を説明するに伴い、それに因んだ本を合わせて紹介しているところが良かった。
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タイトルに騙されて購入したクチですが、「これ1冊で世界史が丸わかり!」的な
本でないことはおさえておかないと・・・、ハマダは基本的にはこの著者がキライではないので(笑)
この手の本を読む度に自分には世界史の知識(だいたいの流れ)が足りていないなあと
思わされます。
あとがきにあるように「だいたいでええ」のでもう一度山川の世界史教科書読み直そう♪
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正直あまり頭に入って来なかった。歴史書はどうも苦手である。本書を手にとったのは①入門と書いてある②メニューを見たら興味を唆られたためである。しかしながら本書は灰汁の強い筆者の持論が随所に散りばめられており、入門というにはほど遠い気がした。歴史に興味を持ったら漫画から習おうと再認識した。
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あとがき「だいたいでええんや」の通り、ざっくりと著者の興味のままに新書サイズで世界史を掴むのは面白いと思う。まえがきでは、学問とは、著述とはこうあるべし的なことがだらだらと書いてあるが、本の内容はそれに反して主観・逸脱のオンパレードで、学者・学問のいい加減さを身を挺して表現しているのがイケている。
こういう風に自分の気の向くままに大胆に世界史を切り取ったコンパクトな本を皆が書いたら世界はもっと面白くなると思う。
そうした意味でもこの本は評価出来る。
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いろいろ詰まっていたという意味で星4つ。
事実を知るための歴史と、読み物としての歴史があると思う。
小学校や中学校、高校で習う歴史は一般的に言われていることが書かれているのであって、それが本当かどうかは定かではない(聖徳太子がいたとかいないとか)そういう意味だと歴史の授業の価値が落ちる。
そして事実の羅列というのはだいたいにおいて面白くない。
だからストーリーを求める。歴史小説とか。でもこれは著者の想像が含まれるから事実ではないところもある。むしろ事実でなくて当然。
どちらを取るべきか。
学者を目指していないのであれば、こういった本や歴史小説で広く浅く知識を得て、興味があるところだけをしっかりと調べるっていう歴史の学び方がいいと思う。大人も子供も含めて。学生のころの勉強の仕方間違えたなあ。
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歴史学なんて役に立たなくてもいいということから始まって歴史的人物や事件に関する映画や小説を関連付けて古代から現代までの3000年を振り返ります。いわば「オレ史観」みたいな感じです。世界史をちゃんと学んでいなかった私にとっては細切れの知識が繋がりおもしろいと思いました。
ただ3000年分を薄い新書にしてるからしょうがないのですが、話はバラバラで雑談的になっているきらいもあります。全体的にいい加減で言っていることがわからないところも少なくなかったです。
おもしろいとは思いますが、本書で批判的に扱われた方々はたまらんでしょう。
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世界史再学習として3冊目の本。正直世界史の知識がほとんどない人には効果的ではない。何せ3000年を新書1冊でざざっと駆け抜けるわけですからね・・・
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はっきり言って、この本のテーマはなんなのか。
世界史になじみのない読者へのガイドラインの提示なのであれば、この本は単に時系列的に事実を追っているだけで、特に興味を引く内容は書かれていない。
どうも、著者自身の知識の豊富さ、読んできた本の多さ、人と違ったものの考え方を披歴し、「どうだすごいだろう」と言いたいとしか思えない。
なぜこんなトリビア的なものを強引に詰め込んだ本が売りに出されるのか。単なる個人的なメモの域を出ていない。
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こちらを読了。巷間ちょっと話題の本らしいが、いや、なかなか良いと思う。
日本の歴史学はあまりに専門が細分化され、視点がミクロになりすぎていて、一般人が読むのに適したよい「通史」が少ない。著者の言うとおり、専門化が研究するのと違い、一般人が知るべき歴史は「だいたい」で良いのだ。それと、歴史を正とか悪とか断罪したり意味を求めたりする姿勢に対しても著者は戒めており、共感できる。
日本では歴史の専門家でない方が良い通史が書けるという皮肉。
それにしてもこの著者のよく言えば博覧強記ぶり、俗に言えばオタクぶりはなかなかのもの。途中、「機動戦士ガンダム」とか「風の谷のナウシカ」とか「キャンディ・キャンディ」といったアニメの引用も少なくなく、読んでいてニヤッとさせられる。いや、悪くない。
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一般人には、「だいたい」で充分だし、「だいたい」が良いのである。歴史を学ぶのは、面白いから、と主張する著者の一冊。
わたしゃ、年表を行き来する世界史について行けず日本史を取った人間だが、面白かった。
掘り下げは浅いし、とにかくあっちこっちに話が飛ぶ。途中にガンダムやキャンディキャンディは出て来るし、歴史を勉強しようと言う人には向かないんだろうね。
寝転がって、それでも歴史に興味を持つにはいいね。
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かなり脱線するところがあり、そこが面白くないと読んでいて辛いと思う。
参考図書が随所にでてきて出版社も記載されているので、興味を持った人物や事件の本を次に読むと良いと思う。
最後に、日本のエリートが歴史離れだといったことが書かれていたが、エリートだとか非エリートだとかどういう文脈でカテゴライズしているのかは謎。
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なんでこの本が話題になっているとは思えません。文体も読みにくいし、世界史の整理になっているとはいえません。電車の暇つぶしで読むにはちょうどいいかも~