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商品説明
悲しいのに、幸せな気持ちにもなれるのだ―。七年前、二十五才という若さであっけなく亡くなってしまった一樹。結婚からたった二年で遺されてしまった嫁テツコと、一緒に暮らし続ける一樹の父・ギフは、まわりの人々とともにゆるゆると彼の死を受け入れていく。なにげない日々の中にちりばめられた、「コトバ」の力がじんわり心にしみてくる人気脚本家がはじめて綴った連作長編小説。【「BOOK」データベースの商品解説】
悲しいのに、幸せな気持ちにもなれるのだ−。7年前、25歳で死んだ一樹。嫁のテツコと一樹の父は、まわりの人々とともにゆるゆると彼の死を受け入れていく。なにげない日々の中にある「コトバ」の力が心にしみる連作小説。【「TRC MARC」の商品解説】
著者紹介
木皿 泉
- 略歴
- 〈木皿泉〉1952年生まれの和泉務と57年生まれの妻鹿年季子による夫婦脚本家。テレビドラマ「すいか」で向田邦子賞受賞。他の作品に「野ブタ。をプロデュース」など。著書に「二度寝で番茶」がある。
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ドラマよりも濃い!
2020/08/26 14:57
0人中、0人の方がこのレビューが役に立ったと投票しています。
投稿者:くつした - この投稿者のレビュー一覧を見る
NHKで放送されていたドラマが好きで、原作も読みたいと思い購入しました。ドラマでは全く描かれていないギフの奥さんの話が印象的でした。他の登場人物もドラマより濃くて面白かった。
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家族の物語
2017/03/14 23:27
0人中、0人の方がこのレビューが役に立ったと投票しています。
投稿者:koji - この投稿者のレビュー一覧を見る
初見の作家さんです。
テレビドラマの脚本家として多くの賞などを取られているようですが、私はあまりテレビドラマを見ないので知りませんでした。
まぁ、べたな設定といえばそれまでなのですが、そんなことが全く気にならずに1話ごとに作品の世界に引き寄せられていきました。
1話ごとに登場人物の関係性や関わりが分かってくると、緩やかですが強い吸引力のようなもので物語の中の人々が愛おしく感じられて。
家族ってなんなのでしょうね、いいとか悪いとかだけで振り分けられない形や理想のようなものがありそうで、でも誰も「これですよ」と断言できないもののような・・・。
作者にとってこの作品が初めての小説だそうです。
他の作品もぜひ読んでみたい作家さんがまた増えて嬉しいです。
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車のくだりとかそういうの身近ですね
2016/01/19 17:34
0人中、0人の方がこのレビューが役に立ったと投票しています。
投稿者:あや - この投稿者のレビュー一覧を見る
温かい気持ちになりました。
人、人、みんながきちんと向き合って繋がっているのがいいなあと思いました。ドラマとかになればいいのに、と思います。(今、テレビなしの生活なので既になっていましたら失礼しました)
あとは家族とか、恋人とか、そういうのをもう一度考えさせられました。
好きな人に好きと言えなくて終わった恋愛を思い出しました。
今でももう一度、会いたいし、好き、と言いたいなあ。。
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テレビレベル
2015/10/27 01:12
0人中、0人の方がこのレビューが役に立ったと投票しています。
投稿者:テラちゃん - この投稿者のレビュー一覧を見る
夫を亡くしギフと同居を続ける嫁。普通ならいやらしい話に成りがちだが、テレビドラマの不夫婦脚本家だけに脱線はしない。かといって、さほどの感動もないあたりは、やはり、テレビドラマのレベルなのだろう。
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一気に読了
2015/03/02 13:25
0人中、0人の方がこのレビューが役に立ったと投票しています。
投稿者:tomyam0702 - この投稿者のレビュー一覧を見る
同名のテレビドラマと著者のドキュメンタリーを観て、興味を惹かれて買った。一気に読了させる力量はすばらしい。でも、繰り返して読む愛読書になるための何かが足りないみたいだ。
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昨夜のカレー
2014/10/15 21:27
0人中、0人の方がこのレビューが役に立ったと投票しています。
投稿者:くんくん - この投稿者のレビュー一覧を見る
家族の絆の理想的な考え方などを
示唆してくれている作品。
暖かくなれます。
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明日のパンを買いに行こう。
2014/10/10 09:47
3人中、2人の方がこのレビューが役に立ったと投票しています。
投稿者:きゃべつちょうちょ - この投稿者のレビュー一覧を見る
「昨夜のカレー、明日のパン」。ドラマ化も気になったが、
なんといっても魅力的なのはこのタイトル。
木皿泉のはじめての小説で、
人も気持ちも、ちょっとずつ繋がっている連作短編集。
みんな普通に働いて食べて眠っているが、
一筋縄ではいかない、それぞれの理由がある。
なんていったら良いのだろう、
なんだか、新しいけどなつかしい感じがする。
もちろんこれはフィクションなのだけれど、
いま、こういうことを思ったりする人はいそうだな。
と、世の中の息吹を感じさせるところがある。
ほんわりとあったかいと思うのは、
この本の中の人たちが、ちゃんと繋がっているところ。
会って、話をして、表情を確かめ合って。
ときにはどうしたら相手が喜ぶだろうかと考える。
相手を悲しませないために努力する。
それがなんというか、とてもふんわりしている。
描かれている人の事情というのも、わりとヘヴィめなのに、
あっさりと読めてしまう。不思議なおかしみさえ漂っている。
ちょっとこわかったりもするのだけど、
このふわふわと透明な感じが、癒されるのかもしれない。。
「山ガール」は、先日の御嶽山噴火事件を思い出して
読んでいてどうなることかとハラハラしてしまったが、
いいエンディングでほっとした。
いちばん好きだったのは「魔法のカード」というお話。
さえない感じの岩井さんのこと、すごいなぁって思った。
終わりの2篇はちょっとせつない。
でもこんなふうに人はくっついたり離れたりして、
色々な気持ちを味わうことになるのだろう。