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投稿者:akiko - この投稿者のレビュー一覧を見る
よくできた連作集という印象。二人の関係性が少しじれったくもどかしい。MOMENT、WILLのあとに読むとほっこりします。
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投稿者:とちうし - この投稿者のレビュー一覧を見る
短編集のように見えてMOMENT WILLからのつづきですね。
面白かったです。
少し軽さを感じます
2014/01/29 16:51
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投稿者:hiro - この投稿者のレビュー一覧を見る
「MOMENT」「WILL」に比べると、感動は少し薄いです。でも、主要人物の背景に切り込んだ短編集なので、今までの物語の世界を広めたり深めたりすることが出来ますね。二人の微妙な距離感が、妙に心地よいですね。
するする読めた。
2017/01/24 01:41
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投稿者:tomo - この投稿者のレビュー一覧を見る
するする読める短編集。
本編ほど大きな感動はないが、1日記憶に残ってじわじわ来る感じ。
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個人的には本田孝好にはアタリハズレがあると思ってる。
このシリーズは大好き。
不器用な森野がかわいくてたまらない。
しあわせそうでよかった。
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本多さんらしい優しい物語。
1作目の「ボク」のことは、けっこう早くに気付くことができた(笑)
すっかり忘れているので『Will』と『Moment』も再読しよう。
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随所にほっこりしたり、切なくなるような仕掛けが。
3作目まで読み通して、しみじみよかったなぁと思える本でした。
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「MOMENT」「WILL」の続編。「WILL」で終わりだと思っていたから続編を読めて嬉しかった。それぞれの空の表紙もキレイで好き。
痛々しく苦くも、それぞれ最後は柔らかくふんわり包まれるような感じ。幸せな気持ちになった^^
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広告を見て、その日のうちに本屋に走りました。「MOMENT」と「WILL」の過去と未来を描いた、書き下ろしの連作短編集。神田と森野の姿を小さな謎を詰め込みながら、第三者の視点から二人を描いています。
「人が死なないミステリー」を得意とする作家さんはたくさんいるけど、本多さんの人間の狡さとか弱さとかを見つめる目の鋭さは第一級。胸に小さな棘が突き刺さる感じも含めて大好きです。
今回もふわっと柔らかい光が指すようなラストに、不覚にも泣きそうになりました。
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「MOMENTO」、「WILL」に続く三作目にしておそらく最終巻であろう書下ろし作品「MEMORY」。今作では、それまで主人公として描かれてきた「神田」と「森野」の周囲の人々が、彼らにまつわる「思い出」を回想する短編5作で構成されています。
二人のこれまでの関係を周囲の人々の目を通して見る事で、近くて遠い二人の関係がより鮮明に見えてきます。二人の「思い出」が切なさたっぷりで描かれた本作を読むと、思わずこれまでの作品を読み返したくなります。
また、ラストシーンではこれから築かれていくであろう新しい「思い出」達に優しく包まれる様な気持ちになること間違いなしの名作です。
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この小説だけでは、正直イマイチ。
『MOMENT』と『WILL』を読んでいると、楽しめると思います。
個人的にはAct.1と4の、ミステリー的な仕掛けが好印象でした。
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『MOMENT』で登場した神田と葬儀屋の森野。彼らの歴史を、別の人間の物語の中に登場させることで垣間見ることの出来る短編集。
2013年9月22日読了。
『MOMENT』で惹かれた本多さん独特の文体から考えると、優しい書き方になっているように思いました。
温かいんだけどちょっと突き放しているようで、ドライで客観的なんだけど優しくて。
そんな文体が好きなんですが、それは神田と森野の視点だったからなのかな?
いずれにしても、二人のその後が登場する最終話にはジンときました。
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WILLで2人の行く末を知っているので、安心しながら読めたけれど、やっぱり好きな2人だなと、改めて。
言葉に出さなくても分かり合えるなんていうのは、本の中だけのことで、現実は思ったことをきちんと口に出さない限りは伝わらないのだと、四半世紀近く生きていれば、わかる。
だけど、だからこそ自分のことを少しでも分かろうとしてくれて、受け入れてくれる人と一緒にいたいと思う。
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半年前に読んだ「MOMENT」「WILL」の姉妹編。
その病院には死期が近づいた患者の願いを叶えてくれる必殺仕事人がいるという話が出てきて、どこかで聞いた話だと思ったけれど、そうか「MOMENT」だったわな。
前二作の過去に遡り森野と神田と袖振り合った人々との出来事を描いたお話が5つ。
二人はやっぱり昔からああいう風に不器用だったのねっていう話が続いて、何と言うことはないのだけれど、相変わらずべたつかない語り口で綴られるお話しは、最後の1頁で幸せな気持ちにさせてくれるよねぇ。
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文房具屋の神田、葬儀屋の森野。
ふたりの青春と恋を描くシリーズ第3弾。
大学生の頃の神田を語り手とした『MOMENT』、
29歳時点の森野を語り手とした『WILL』。
1冊を通しての面白さは1作目が一番。
2作目はラストの物語の存在感が大きくて
結局これが描きたかったんだなという感じだった。
で、今作。
一体何を語るのかなーと思ったら、
この1冊でもまた最後の話が重要だったかな。
前2作の後のお話。
それ以外は前2作よりも前のお話だったり、
間のお話だったりして、ふたりの思春期や
なかなか交差しない関係などを
全然別の人達のお話の中で語ることで
最後の話へと繋げていく感じでした。
悪く言えば、「今作もまた最後だけ」だな。
良く言えば、「終わりよければ全てよし」。
前2作が既読で、その後のふたりの関係が
気になってた人にはぜひ読んでもらいたい。
最後の章に辿り着くまではヤキモキしながら。