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紙の本
マンガはじめましてファインマン先生 超天才物理学者の頭の中 (ブルーバックス)
著者 ジム・オッタヴィアニ (原作),リーランド・マイリック (漫画),大貫 昌子 (訳)
好奇心旺盛で、いまでも人々を魅了する“超天才”は、何を考え、どう行動したのか? そして、独創性はいかにして生まれたのか? 女性を愛し、科学を愛したノーベル賞物理学者ファイ...
マンガはじめましてファインマン先生 超天才物理学者の頭の中 (ブルーバックス)
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商品説明
好奇心旺盛で、いまでも人々を魅了する“超天才”は、何を考え、どう行動したのか? そして、独創性はいかにして生まれたのか? 女性を愛し、科学を愛したノーベル賞物理学者ファインマンの伝記のマンガ化。【「TRC MARC」の商品解説】
子どもの頃から好奇心旺盛で、家は常に実験室。物理、数学にしか興味はなく、語学や美術は及第すれすれ。大学に入ってからは、自分の大好きな研究に没頭していく・・・。量子電磁力学(QED)の発展に貢献しノーベル賞を受賞、スペースシャトル「チャレンジャー号」爆発の原因の究明、『ファインマン物理学』を著すなど教育にも熱心だった天才物理学者の素顔に迫る伝記をマンガ化。
「ぼくぁ二度死にたかないよね。何とも退屈きわまるよ」 研究も私生活も好きなことには全力投球する男の哲学に学ぶ。【商品解説】
著者紹介
ジム・オッタヴィアニ
- 略歴
- 〈ジム・オッタヴィアニ〉科学関係のマンガ作者。
〈リーランド・マイリック〉イラストレーター。イグナッツ賞受賞。
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紙の本
マンガになりましたよ、ファインマンさん
2013/09/28 23:08
1人中、1人の方がこのレビューが役に立ったと投票しています。
投稿者:Tucker - この投稿者のレビュー一覧を見る
リチャード・P・ファインマン。
1965年、ジュリアン・S・シュウィンガー、朝永振一郎とともにノーベル物理学賞を共同受賞した科学者。
超一流の科学者であると同時に、周囲の人達からは「いくつになっても"イタズラ小僧"のようなところがある人だった」と言われていた。
その人物の生涯をマンガ化したもの。
「ご冗談でしょう、ファインマンさん」
「困ります、ファインマンさん」
「聞かせてよ、ファインマンさん」
「ファインマンさん、最後の冒険」
「科学は不確かだ!」
「ファインマンさんは超天才」
:
など、一般向けの「ファインマンさんシリーズ」を全て読んだ人にとって、本書はそれらをまとめたダイジェスト版のように感じられる。
逆に「ファインマンさんシリーズ」を読んだ事がない人には「入門編」にあたるだろう。
興味を持ったら、本の方も読むといいかもしれない。
(本書のどのエピソードがどの本に収められているかまでは分からないが・・・)
軽いエピソードの集まりばかりというわけでもなく、「量子電磁力学(光と電子の相互作用の理論)」の説明は、かなり難しかった。
・・・というより、分からなかった。
ただ、この部分が分からなくても、全体に影響はない。
印象に残ったのは本書の後半の方の2つのエピソード。
一つは、ロスアラモスで原爆製造の研究団の一員だった頃を振り返った時のセリフ。
「変化する情況の中で、僕らは何かをやる理由を絶えず考え直すべきだということ」
そもそもアメリカが原爆製造に着手したのは当時のナチスドイツが原爆を作りかねないためだった。
だが、ナチスドイツが降伏した後も原爆製造は続けられる。
これは本当に続ける必要があったのか、という問いを発した者はごくわずか。
(当時、日本も原爆製造の研究を進めていたそうだが・・・)
コロコロ変わっても困るだろうが、頑ななまでに「既に決まった事だから」と聞く耳持たない態度の人をどこかで見た気がする。
もう一つは「スペースシャトル チャレンジャー号 爆発事故調査委員会」の話の中で、事故の背景として浮かび上がった事実。
「スペースシャトルは安全である」
と言い続けたいNASA上層部と、
「そんな事はない。一度、完全に点検しろ!」
と突き上げる現場。
現場の声は上層に上がっていくに従って、どこかへ消えてしまっていた。
「絶対安全」と言い続けていたくせに、ある天災がきっかけで、その「大ウソ」がばれてしまった会社(国もだが)と姿が一部、重なって見えた。
ただし、こちらの方がはるかに病んでいたが・・・。
紙の本
偉大な物理学者ファインマン氏の人生をマンガで描いた貴重な一冊です!
2020/02/17 09:16
0人中、0人の方がこのレビューが役に立ったと投票しています。
投稿者:ちこ - この投稿者のレビュー一覧を見る
本書は、量子電磁気学でノーベル賞を受賞した天才物理学者ファインマン氏の伝記をマンガで描いた画期的な一冊です。ファインマン氏は、小さい時からとても好奇心旺盛でしたが、物理と数学だけにしか興味をもたず、後の教科は及第点すれすれだったということです。そんな彼が、量子電磁気学の分野でノーベル賞をとり、ベストセラー「ファインマンの物理学」を執筆するなど、様々な活動を人生で行っていきます。非常に興味深い彼の生涯をマンガという視覚でも楽しめる方法で、描いた貴重な一冊です。
紙の本
すげえー ファインマン先生!
2015/12/02 20:27
0人中、0人の方がこのレビューが役に立ったと投票しています。
投稿者:森のくまさんか? - この投稿者のレビュー一覧を見る
頭よくて 多才 さらにもてる ファインマン先生。
本書は ファインマン先生の伝記。
アメリカチックなまんがで ファインマン先生のことが分かる。
朝永先生のノーベル賞授賞式欠席理由もなかなか破天荒!
紙の本
ファインマンの仕事がわかる
2015/11/24 22:10
0人中、0人の方がこのレビューが役に立ったと投票しています。
投稿者:けんたん - この投稿者のレビュー一覧を見る
ブルーバックス創刊50周年をかざるにふさわしい本でした。
ファインマンの人生を追いつつ仕事の内容が書かれています。
マンガではありますが、絵も字も小さく、密度の高い、内容の濃い本です。
読むのにかなり時間がかかり、読み終えたページに付箋を挟んで少しずつ読み進めました。
彼が、携わっていた原爆実験に成功したとき、落ち込む親友ボブを横目に、車のボンネットの上に座って太鼓をたたいて喜ぶシーンはショッキングでした。後に、彼も、破壊されたヒロシマが頭に浮かぶようになります。天才物理学者ゆえに、科学とヒューマニズムの間で苦悩しなければならなかったのでしょう。