「honto 本の通販ストア」サービス終了及び外部通販ストア連携開始のお知らせ
詳細はこちらをご確認ください。
- カテゴリ:一般
- 発売日:2013/12/17
- 出版社: 講談社
- サイズ:21cm/191p
- 利用対象:一般
- ISBN:978-4-06-218725-1
読割 50
紙の本
園芸「コツ」の科学 植物栽培の「なぜ」がわかる
著者 上田 善弘 (著)
どうして土を耕すのですか? よい苗と悪い苗の見分け方はありますか? 鉢の素材で管理方法は変わるのですか? 園芸の達人が実践している「園芸のコツのなぜ」を、イラストや写真を...
園芸「コツ」の科学 植物栽培の「なぜ」がわかる
園芸 「コツ」の科学 植物栽培の「なぜ」がわかる
ワンステップ購入とは ワンステップ購入とは
このセットに含まれる商品
前へ戻る
- 対象はありません
次に進む
商品説明
どうして土を耕すのですか? よい苗と悪い苗の見分け方はありますか? 鉢の素材で管理方法は変わるのですか? 園芸の達人が実践している「園芸のコツのなぜ」を、イラストや写真を用いてわかりやすく解説します。【「TRC MARC」の商品解説】
園芸のちょっとしたコツはたくさんあります。いわゆる園芸の達人とは、こうした素人がわからないコツが、皮膚感覚でわかっている人たちです。ところが、多くの素人は、「同じ失敗」を繰り返し、ときには植物を枯らせてしまったり、花が咲かなかったりするのです。本書では、これら「園芸のコツのなぜ」を、イラストや写真などを加え、わかりやすく1冊にまとめます。
お料理の世界では、『「こつ」の科学』が120刷近くになっています。この本は、お料理のちょっとしたコツを集めて、科学的根拠や実験結果などとともにわかりやすく解説したものです。 こうしたちょっとしたコツは、お料理だけではなく、園芸にもたくさんあります。
たとえば、「鉢植えにするときは鉢底石を入れる」「ピンチをすると花や実が多くなる」「雨の前に薬剤散布をする」など、用土から肥料、剪定にいたるまで、枚挙に暇がありません。
いわゆる園芸の達人とは、こうした素人がわからないコツが、皮膚感覚でわかっている人たちです。
ところが、多くの素人は、「なぜそうなのか」「なぜしなければならないのか」「なぜしてはいけないのか」を理解していない、もしくは誤解しているために、コツといわれる作業をしても、なんども同じ失敗を繰り返し、ときには植物を枯らせてしまったり、花が咲かなかったりするのです。
本書では、これら「園芸のコツのなぜ」を、イラストや写真などを加え、わかりやすく1冊にまとめます。【商品解説】
目次
- 1 土づくり
- なぜ毎年消石灰を庭土にほどこすのか/天地返しの効用/なぜ鉢土はいくつもの土をブレンドするのか/上手にブレンドするコツ/なぜ植物によってブレンドが異なるのか/なぜ土の微塵を取り除くのか/なぜ有機物を毎年加えるのか/どうしたらよい有機物を見分けられるのか など
- 2 植えつけ
- なぜ植え穴をなるべく深く掘るのか/なぜ苗と土面を水平にするのか/植えつけのとき根のサークリングはとったほうがよいのか/「苗半作」とはどういうことか/植えつけ場所の選び方/苗と苗の理想の間隔とは/苗が育ちやすくなるテクニックのいろいろ など
- 3 肥料/水やり
- 肥料の種類を正確に知る/なぜ多量の化成肥料はよくないのか/有機肥料を自分でつくる/日中の乾いた土に液肥をやるのはよくない/株元から離して肥料をやるのはよくない/植えつけ後すぐには肥料をやらない/暑い日の日中の水やりはNG/水やりはいつでもたくさん など
- 4 剪定
- なぜ樹種により剪定時期が異なるのか/バラは系統により剪定方法がちがう/クレマチスの系統別選定法/枝の正しい切り方/ピンチをすると草花はなぜよく育つのか/花つきをよくする方法/剪定後に切り口の木工用接着剤を塗るとよい など
- 5 繁殖
- タネはいつ収穫するのか/タネの保存方法/確実にタネを発芽させる方法/タネにより土に埋めるものや埋めないものがあるのはなぜか/挿し木はなぜ6月に行うのか/挿し木の土はなにがよいのか/挿し木後日陰に置くのはなぜか/接ぎ木の方法/なぜ台木に種類があるのか など
著者紹介
上田 善弘
- 略歴
- 〈上田善弘〉1956年滋賀県生まれ。大阪府立大学大学院修士課程修了。農学博士。岐阜県立国際園芸アカデミー教授、学長。英国王立園芸協会日本支部理事。日本を代表するバラ研究家。共著に「園芸学」等。
あわせて読みたい本
前へ戻る
- 対象はありません
次に進む
この著者・アーティストの他の商品
前へ戻る
- 対象はありません
次に進む
紙の本
「コツ」の意味を植物の育つ仕組みから説明。
2017/03/28 17:38
2人中、2人の方がこのレビューが役に立ったと投票しています。
投稿者:銀の皿 - この投稿者のレビュー一覧を見る
全編Q&A方式で、植物の仕組みを説明しながら「園芸のコツ」といわれる言葉を解説している。
なんでも「なぜ」と考えるタイプの私には、「こうする理由」がわかりやすくかつ論理的に書かれているので納得できてよかった。例えば「植物は根でも呼吸している」ということ。それがわかれば「土の適度の乾燥」も必要で、水に浸かりっぱなしでは呼吸困難になる。水をやりすぎてもダメ、ということが基本から理解できる。
全体には基本的なことが多く、初心者向けというところだろう。野菜や野草にも通じる部分は多いが、例として出てくるものも園芸品種が多い。そのあたりは応用範囲は限られるかもというところ。
本書の姉妹編のような『「剪定」コツの科学』も同様に「理屈も理解する」には役に立つ。
本書のように良くまとめられた一冊をしっかり読んで、あとは対象としっかり向き合うことが大事なのだろう。
電子書籍
植物を育てることを全般にわたって。
2021/08/13 14:22
0人中、0人の方がこのレビューが役に立ったと投票しています。
投稿者:ピコ - この投稿者のレビュー一覧を見る
買ってきて育てるだけではなく、増やしかた、病害虫から守る消毒のしかた、剪定に至るまで、育てることを全般にわたってわかりやすく説明されています。