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紙の本
内村鑑三 (中公文庫)
著者 富岡 幸一郎 (著)
二十一世紀。内村鑑三こそが、日本人の覚醒を促す! 武士の子として生まれ、日本国と日本人を愛しつつも、日本近代の幕開けにキリスト教者として立つ内村の苦悩の深奥を、評伝的手法...
内村鑑三 (中公文庫)
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商品説明
二十一世紀。内村鑑三こそが、日本人の覚醒を促す! 武士の子として生まれ、日本国と日本人を愛しつつも、日本近代の幕開けにキリスト教者として立つ内村の苦悩の深奥を、評伝的手法をとりつつ縦横に論じた傑作。【「TRC MARC」の商品解説】
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これまでの内村鑑三像の転換を図ることを提唱したダイナマイト的思想書です!
2020/09/13 13:55
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投稿者:ちこ - この投稿者のレビュー一覧を見る
本書は、『批評の現在』、『仮面の神学 三島由紀夫論』、『使徒的人間 カール・バルト』、『言葉言葉言葉 時代と文学を読む』、『打ちのめされるようなすごい小説』などの著作で知られる文芸評論家で、鎌倉文学館館長も務められている富岡幸一郎氏の作品です。同書は、「宗教による近代の超克者」との内村鑑三像に対して、根底からの転換を求めた書です。内村氏はどのような「宗教」も「主義」も拒絶したのだと著者は言います。そして「仰ぐこと」の全的価値にゆきつき、それによって近代人に覚醒を求める営為を提示したとも言います。このダイナミズムを解読した同書は、まるで思想のダイナマイトではないかと思える迫力で読者に迫ってきます!