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商品説明
関係のさめた恋人と同棲しながら、遊び人の医者と時々逢いびき。仕事は順調なのに、本当に描きたかったことを見失っている―京都在住イラストレーター神名葵29歳の熱くてダークな疾走する日常。千早茜、待望の長編小説。【「BOOK」データベースの商品解説】
関係のさめた恋人と同棲しながら医者の彼氏と危険な逢引。仕事は順調、でも何か足りない。そのとき、京都在住イラストレーター神名葵29歳の日常に、軽快な懐かしい闖入者が現れた…。『別册文藝春秋』連載を単行本化。【「TRC MARC」の商品解説】
関係のさめてきた恋人と同棲しながら、遊び人の医者と時々逢いびき。仕事は順調、でも何かが足りない――29歳、イラストレーター神名葵。
八年ぶりの電話を掛けてきた大学の二歳上の先輩・ハセオはいつも馬鹿笑いしてばかりの、女の切れない男だったが、決して神名には手を出さなかった。男ともだち。そういう呼び名以外はあてはまらない。でも、誰よりも居心地のいい相手だった。同じ種族を本能的に求めるように神名は彼と一緒にいた。
男ともだちは恋人ではない。彼には親密に付きあっている女性たちがいるだろう。でもひょっとすると、男ともだちは女たちにとって、恋人なんかよりずっとずっと大切な相手なのではないか。いつまでも変わらずに、ふとした拍子に現れては予想もつかない形で助けてくれる――。
29歳、そして30歳。
仕事と男と友情の、熱くてビターな日常を描いた傑作長編小説。【商品解説】
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紙の本
自分にとって大切な生き方がある女性へ
2016/03/15 12:43
1人中、1人の方がこのレビューが役に立ったと投票しています。
投稿者:なお - この投稿者のレビュー一覧を見る
恋愛とはこうで、好きな人は一人で、好きの延長線上には結婚があって…頭に固定観念があるときにはしっくりこなかった小説。
傷つき傷つけ、逃げたり戦ったりして段々と考えに奥行きが出てきたのかもしれない。
『男ともだち』は、そんな女性の心にじわじわっと染み込んでくる。
きっと心の奥深くでは『自分という人間』を認めて欲しい。生きていることをそのまま受け入れて欲しい。私は私でいいと心から思いたい。そう思っているのかもしれない。
打算も下心もなく、ただ自分を受け入れてくれる。
幻想でもいい。そばにいて、大切に思う。上部の愛情表現は所詮愛情の慰めと自己満足。
そう感じるあなたに是非読んでもらいたい一冊です。
紙の本
普遍的も過ぎると…
2015/12/07 20:52
0人中、0人の方がこのレビューが役に立ったと投票しています。
投稿者:テラちゃん - この投稿者のレビュー一覧を見る
男と女の間に友情はありうるのか。イラストレーター・葵の視点で捉えているが、なんともはや古臭いテーマ。いや、普遍的と言ってしまえばそれまでだが…千早氏は肯定的に描いており、それはそれでいいのだが、直木賞の候補になる書き手にしては、ちょっと。