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紙の本

拝み屋郷内花嫁の家 (MF文庫ダ・ヴィンチ)

著者 郷内 心瞳 (著)

拝み屋を営む著者が、これまで一度も最後まで語ることも記録に残すことも許されなかった。忌まわしき怪異譚をここに開陳する。“花嫁が必ず死ぬ”といわれる東北の旧家では、これまで...

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拝み屋郷内花嫁の家 (MF文庫ダ・ヴィンチ)

税込 814 7pt

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商品説明

拝み屋を営む著者が、これまで一度も最後まで語ることも記録に残すことも許されなかった。忌まわしき怪異譚をここに開陳する。“花嫁が必ず死ぬ”といわれる東北の旧家では、これまで代々の花嫁が数年の内に亡くなっていた。この家に嫁いだ女性から相談を受けた著者は、幾度も不可解な現象に悩まされる―。戦慄の体験談「花嫁の家」と、「母様の家」の連作2篇を収録した怪談実話集。【「BOOK」データベースの商品解説】

“花嫁が必ず死ぬ”という東北の旧家では、これまで代々の花嫁が数年の内に亡くなっていた−。拝み屋を営む著者の戦慄の体験談「花嫁の家」と、「母様の家」の2篇を収録した怪談実話集。【「TRC MARC」の商品解説】

収録作品一覧

母様の家、あるいは罪作りの家 9−243
花嫁の家、あるいは生き人形の家 245−379

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評価内訳

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電子書籍

どこまでが本当で、どこまでが虚構なのか

2022/06/05 04:15

0人中、0人の方がこのレビューが役に立ったと投票しています。

投稿者:KeiM - この投稿者のレビュー一覧を見る

執筆中に何度もデータが飛んだと言う。

プライバシーを守るためにも、名前を変えるだけでは済まないだろう。
これが作り話だとすれば著者は強烈な構成力だ。
ばらばらの話がつながり、広がってまた舞い戻る。情報を小出しに見せる技が巧みすぎる。

文章もわかりやすい。著者が思ったこと、体験したことを実直に語ってくれる。
著者が虚勢を張っていないから、こちらの警戒心を解く。怖いことは怖いと正直に書く、逃げるが勝ちと言い切る。そして勝負から降りると見せかけて----。

文章の表現力もわかりやすい。すっと頭に入ってくる。
暗い家を書けば読む方もどんよりしてくるし、相談者の部屋が明るくなってくればこちらまで光が差してきた気になる。
どんなふうに書いているのか、読み返して分析したくとも、怖くてページが戻せない。

こんなに悲惨なラストでも、最後の会話ですーっと望みの光が射すので救われる。
こんなに読後感のいいホラーは初めてだ。

でも今は読み返したくない。
綿帽子の夢を見ませんように。

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レビューで期待し過ぎたかも

2016/12/16 12:55

0人中、0人の方がこのレビューが役に立ったと投票しています。

投稿者:るう - この投稿者のレビュー一覧を見る

皆さんのレビューで期待値を上げ過ぎたようで郷内氏の他の作品よりも作り込んだ感じがして どうものめり込めなかった。

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2014/10/08 14:04

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2014/10/11 15:31

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