サイト内検索

詳細検索

ヘルプ

セーフサーチについて

性的・暴力的に過激な表現が含まれる作品の表示を調整できる機能です。
ご利用当初は「セーフサーチ」が「ON」に設定されており、性的・暴力的に過激な表現が含まれる作品の表示が制限されています。
全ての作品を表示するためには「OFF」にしてご覧ください。
※セーフサーチを「OFF」にすると、アダルト認証ページで「はい」を選択した状態になります。
※セーフサーチを「OFF」から「ON」に戻すと、次ページの表示もしくはページ更新後に認証が入ります。

e-hon連携キャンペーン ~5/31

「honto 本の通販ストア」サービス終了及び外部通販ストア連携開始のお知らせ
詳細はこちらをご確認ください。

電子書籍化お知らせメール

商品が電子書籍化すると、メールでお知らせする機能です。
「メールを登録する」ボタンを押して登録完了です。
キャンセルをご希望の場合は、同じ場所から「メール登録を解除する」を押してください。

電子書籍化したら知らせてほしい

アプリで立ち読み

hontoアプリの確認

立ち読みには最新の「honto」アプリ(無料)が必要です。

バージョンの確認はアプリの「設定/情報」から確認できます。

最新の「honto」アプリをご利用の方

立ち読みする

最新の「honto」アプリをダウンロードされる方

hontoビューアアプリ

ブラウザで立ち読み

  • みんなの評価 5つ星のうち 2.8 3件
  • あなたの評価 評価して"My本棚"に追加 評価ありがとうございます。×
  • カテゴリ:一般
  • 発売日:2014/10/31
  • 出版社: 白水社
  • レーベル: 白水Uブックス
  • サイズ:18cm/392p
  • 利用対象:一般
  • ISBN:978-4-560-07194-6

読割 50

読割50とは?

読割50とは?

hontoネットストアおよび、丸善・ジュンク堂・文教堂の提携書店にて対象の紙書籍を購入すると、同一の電子書籍が紙書籍の購入から5年間、50%OFFで購入できるサービスです。
購入時点で電子書籍が未発売でも、紙書籍の購入時期にかかわらず、電子書籍の発売後5年間、50%OFFで購入できます。

または読割50のアイコンがついている商品が対象です。

一部、対象外の出版社・商品があります。商品ページでアイコンの有無をご確認ください。

  • ※ご利用には、honto会員登録が必要です。
  • ※書店店頭でのお買い物の際は、会計時にレジにてhontoカードをご提示ください。
  • ※hontoが提供するサービスで、販売価格の50%OFFを負担しています。

読割50について詳しく見る

新書

紙の本

スウィム・トゥー・バーズにて (白水Uブックス 海外小説永遠の本棚)

著者 フラン・オブライエン (著),大澤 正佳 (訳)

のらくら者の大学生の語り手が執筆中の小説の主人公トレリスは、二十年も部屋にこもりきりの作家である。トレリスは自分が創造した作中人物を同じホテルに同居させ、監視下においてい...

もっと見る

スウィム・トゥー・バーズにて (白水Uブックス 海外小説永遠の本棚)

税込 1,870 17pt

スウィム・トゥー・バーズにて

税込 1,540 14pt

スウィム・トゥー・バーズにて

ワンステップ購入とは ワンステップ購入とは

ほしい本に追加(値下がりすると通知がきます)

ご利用中のデバイスが対応しているかご確認ください

  • ブラウザ
  • iOS
  • Android
  • Win
  • Mac

対応デバイスごとのコンテンツタイプやファイルサイズヘルプ

オンライン書店e-honとは

e-hon

hontoは「オンライン書店e-hon」との連携を開始しました。
「e-hon」は書籍、雑誌、CD、DVD、雑貨といった多岐に渡る商品を取り扱う総合オンライン書店です。130万点以上の取り扱い点数、100万点以上の在庫により、欲しい商品を買い逃しません。honto会員向けにお得なキャンペーンを定期的に実施しています(キャンペーンに参加するにはMy書店をhontoに設定して頂く必要があります)。
・まだe-honの会員ではない方
下記リンクからe-honへ遷移し会員登録する際に自動でhontoがMy書店に設定されます。
・既にe-honをご利用いただいている方
「マイページ」-「会員情報の変更」-「My書店の変更」に進み、検索窓に「honto」と入力し、検索結果画面で会員登録ボタンを押すことでMy書店がhontoに設定されます。

e-honで紙の本を探す

※外部サイトに移動します。

対応デバイス毎のコンテンツタイプやファイルサイズ

対応デバイス コンテンツタイプ ファイルサイズ
ブラウザ EPUB
iOS EPUB 4.8MB
Android EPUB 4.8MB
Win EPUB 4.8MB
Mac EPUB 4.8MB

対応デバイス毎のコンテンツタイプやファイルサイズ

対応デバイス コンテンツタイプ 閲覧期限
ブラウザ EPUB 無制限
iOS EPUB 無制限
Android EPUB 無制限
Win EPUB 無制限
Mac EPUB 無制限

予約購入とは

まだ販売されていない電子書籍の予約ができます。予約すると、販売開始日に自動的に決済されて本が読めます。

  • 商品は販売開始日にダウンロード可能となります。
  • 価格と販売開始日は変更となる可能性があります。
  • ポイント・クーポンはご利用いただけません。
  • 間違えて予約購入しても、予約一覧から簡単にキャンセルができます。
  • honto会員とクレジットカードの登録が必要です。未登録でも、ボタンを押せばスムーズにご案内します。

予約購入について詳しく見る

ワンステップ購入とは

ワンステップ購入とは、ボタンを1回押すだけでカートを通らずに電子書籍を購入できる機能です。

こんな方にオススメ

  • とにかくすぐ読みたい
  • 購入までの手間を省きたい
  • ポイント・クーポンはご利用いただけません。
  • 間違えて購入しても、完了ページもしくは購入履歴詳細から簡単にキャンセルができます。
  • 初めてのご利用でボタンを押すと会員登録(無料)をご案内します。購入する場合はクレジットカード登録までご案内します。

キャンセルについて詳しく見る

このセットに含まれる商品

前へ戻る

  • 対象はありません

次に進む

商品説明

のらくら者の大学生の語り手が執筆中の小説の主人公トレリスは、二十年も部屋にこもりきりの作家である。トレリスは自分が創造した作中人物を同じホテルに同居させ、監視下においているが、作中人物たちは自分の意志をもち作者の支配を脱して動きだし、物語は錯綜をきわめていく。小説の中の小説という重層的な語りの中にアイルランドの英雄伝説や大学生の日常を盛り込み、瑞々しい活力に溢れた豊饒な文学空間を創造した傑作。【「BOOK」データベースの商品解説】

のらくら者の大学生の語り手が執筆中の小説の主人公トレリスは、20年も部屋にひきこもりきりの作家。トレリスは自分が創造した作中人物を同じホテルに同居させ監視下に置くが、やがて作中人物たちは自分の意志を持ち…。〔「筑摩世界文学大系 68」(筑摩書房 1998年刊)の抜粋〕【「TRC MARC」の商品解説】

のらくら者の主人公が執筆中の小説の主人公もまた作家であり、彼が作中で創造した人物たちはやがて作者の意思に逆らって勝手に動き始める。実験小説と奇想が交錯する豊饒な文学空間。【商品解説】

著者紹介

フラン・オブライエン

略歴
〈フラン・オブライエン〉1911〜66年。アイルランド生まれ。ユニヴァーシティ・カレッジ卒業。マイルズ・ナ・ゴパリーン名義の新聞コラムで人気を博す。著書に「ハードライフ」など。

あわせて読みたい本

この商品に興味のある人は、こんな商品にも興味があります。

前へ戻る

  • 対象はありません

次に進む

この著者・アーティストの他の商品

前へ戻る

  • 対象はありません

次に進む

みんなのレビュー3件

みんなの評価2.8

評価内訳

  • 星 5 (2件)
  • 星 4 (0件)
  • 星 3 (0件)
  • 星 2 (0件)
  • 星 1 (0件)

紙の本

伝説の英雄が語り、彷徨える狂王が謳う、魔物と妖精が息子の父への復讐をそそのかす。哄笑に満ちたアイルランドのメタ小説。

2014/11/30 17:50

1人中、1人の方がこのレビューが役に立ったと投票しています。

投稿者:abraxas - この投稿者のレビュー一覧を見る

伝説的な現代小説でありながら、ジョイスの陰になり、陽の目を見ることのなかったフラン・オブライエンの代表作がやっと単独で刊行されたことをまず喜びたい。文章の難易度から言えば、同時期に発表されたジョイスの『フィネガンズ・ウェイク』より、よほど読みやすい。適度に理解できるというのが難点だったのかもしれない。人は一般的に自分の理解できない物の方をありがたがるものなのだ。

「ぼく」は、大学に通う学生で伯父の家に下宿している。伯父からは「本の一冊も開いているのか」と皮肉を言われる毎日だが、実は本を書いている。しかもばりばりの現代小説だ。「ぼく」の小説論が作中に開陳されている。その概略は、小説は紛い物でなければならず、作中人物はどこかからの借り物でいいし、その性格や行動は作家が決めるのでなく、人物の勝手気ままににさせた方がいい。現代小説はもっぱら引照を旨として、既存作品と頻繁に照応させることで説明を省く。それが現代文学を理解しようなどという無教養な輩を締め出すだろう、というものである。まさに、ポスト・モダン。

その内容だが、いうところのメタ・メタ小説。「ぼく」の書いている小説の主人公がダーモット・トレリスという名の作家で、彼はレッド・スワン・ホテルの一室に住み、一日中ベッドに寝たまま原稿を書いている。トレリスは、登場人物を自分の部屋に同居させているが、彼らはトレリスが起きている間は言いなり(作中人物だから当然)にならざるを得ないが、内心では反発している。そこで、トレリスに薬を盛って眠らせておき、復讐の計画を練る。トレリスが創り出した絶世の美女とトレリスとの間にできた嫡子オーリックは父親譲りで小説の才があり、母が産褥で早世したことで父を恨んでもいた。そのオーリックに小説を書かせ、トレリスを痛めつけ、死ぬ苦しみを味わわせようというもの。

ダーモット・トレリスが創り出す登場人物というのが、アイルランドの伝説上の人物フィン・マックール、狂王スウィーニー、見えない妖精グッド・フェアリ、同じく魔物プーカ、悪徳漢ファリスキー、ダブリン市内を暴れ回る二人のカウボーイ、といった既存作品から借りてきた、いずれ一癖も二癖もありそうな人物ばかり。主の眠っているのをいいことに、この連中が好き放題にしゃべりまくり歌いまくる。

フィン・マックールの格調高い物語のなかに狂王スウィーニーの哀詩が謳われるかと思うと、その話を受けて労働詩人ケイシーが詩を朗誦するという、時空も階層も異にする人物が織りなす入れ子状の物語が引きもきらず次から次へと繰り出される。その合間合間に「ぼく」の日常生活がぽつんぽつんと挿入されるという構造。一つ一つの挿話がとんでもない語り上手の口調で供されるので、構造の複雑さなど忘れついつい読み耽ってしまう。どうして、こんなに面白い小説が単行本化されなかったのだろうと首を傾げてしまった。

トマス・ピンチョンの全小説集が刊行されるような時代を待ってようやく手軽に読めるようになった。独り歩きするには、あまりにも早すぎたのだ。やっと「現代文学を理解しよう」などと思わずに、小説を楽しめる時代に出会えたというわけだ。伝説の英雄が語る物語の格調の高さと、妖精が今も生きていて、人々は歌が好きで酒飲みで猥雑というアイルランドの俗受けするイメージが混淆して何ともいえぬ文学的感興を催す。モダニズム文学の傑作であるとともに、ポスト・モダンを予言した伝説の一冊である。

このレビューは役に立ちましたか? はい いいえ

報告する

2014/10/31 19:59

投稿元:ブクログ

レビューを見る

2014/11/30 13:16

投稿元:ブクログ

レビューを見る

×

hontoからおトクな情報をお届けします!

割引きクーポンや人気の特集ページ、ほしい本の値下げ情報などをプッシュ通知でいち早くお届けします。