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商品説明
人生、まだまだ折り返せてない。酸いも甘いも知っている。でも自分のことは、おぼつかない。話題作『ぼくの守る星』著者による48歳年女・年男たちの5つの奮闘。【「BOOK」データベースの商品解説】
酸いも甘いも知っている。でも自分のことは、おぼつかない−。人生、まだまだ折り返せてない! 48歳年女・年男たちの5つの奮闘を描いた作品集。『小説新潮』『インポケット』掲載に書き下ろしを加えて単行本化。【「TRC MARC」の商品解説】
公務員の佐藤は家を建てたし、息子も立派に育った。でも、結婚生活20年目にして妻が浮気をしている。そんな中、勤め先の役所に、中学生のとき憧れていた田村和歌子が相談に訪れて……。(「エフの壁」)
保育士の媛谷もえぎは、半年前から落語家・春風亭星也に夢中。クレーマーの保護者から理不尽に怒鳴られても、若い保育士に陰口を叩かれても、星也と結婚する日を夢見ていれば、何も怖くなんかない。(「もえぎの恋」)
中学校教師の野瀬は元教え子の妻から、家でも「先生」と呼ばれている。ある日の帰り道、卒業生の美和子に鉄パイプで襲われ負傷した。野瀬は女子生徒に恋愛感情を抱かせてしまう自分に思い悩むが……。(「かみふぶきの空」)
酸いも甘いも知っている。でも自分のことは、おぼつかない。
話題作『ぼくの守る星』著者による、48歳年女・年男たちの5つの奮闘!【商品解説】
目次
- 「エフの壁」
- 「肉巻きの力」
- 「バナナの印」
- 「もえぎの恋」
- 「かみふぶきの空」
収録作品一覧
エフの壁 | 5−49 | |
---|---|---|
肉巻きの力 | 51−92 | |
バナナの印 | 93−132 |
著者紹介
神田 茜
- 略歴
- 〈神田茜〉北海道生まれ。1985年に講談師の2代目神田山陽門下に入門、95年に真打に昇進。2010年に「女子芸人」で第6回新潮エンターテインメント大賞を受賞。ほかの著書に「好きなひと」など。
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読み心地が悪く、痛々しい気がした。
2015/09/06 13:48
0人中、0人の方がこのレビューが役に立ったと投票しています。
投稿者:紗螺 - この投稿者のレビュー一覧を見る
タイトルの「しょっぱい」は「イタイ」と訳してもいいような気がする。
四十八歳の年女、年男を主人公にした話が五つ入っているのだが、そのどれもが微妙に痛々しい。わずかの希望を盛り込んだりはしているものの、全体的にそういう感じが強くてあまり楽しめなかった。
暗い雰囲気の小説ではなく軽く読めるのに、イタイ。この感じは、暗いよりも読んでいて厭かもしれない。例えば最後の話で、自分は女子たちにモテていると勘違いしている男性教師が出てくる。その勘違いぶりが読んでて「うわ~」と引く感じ。作者はそういうところにおもしろさを感じさせるのを狙っているのかもしれないが、私には笑いの方向性が合わなかった。