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著者 アーサー C.クラーク (著),南山 宏 (訳)
太陽系オデッセイ (新潮文庫 ク 8-1)
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みんなの評価4.0
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評価内訳
2011/09/15 07:15
投稿元:
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先に続いて再び最高の傑作集だ。文句なし。 新潮文庫で、日本語訳が南山宏って人・・・知らないなぁ。 これを機に以前にはいい評価をしなかった短編集「天の向こう側」を再読する気になった。 短編は読んだときの環境等に感想が左右されることが多い。じっくりと再読しようと思う。 作品は以下の通り。 救援隊 以前から読みたかったクラークの処女作。いやぁ、期待通りの作品。 太陽が終焉を迎え、人類の滅亡が目の前に。高度な知的生命体が人類を救おうと地球に降り立つと、そのはもぬけのからで無数のカメラがある。人類はどこへ? ラスト1行で人類の進化にかけるパワーを表現した
2019/03/07 03:34
クラーク自身の選による短編集。 少なくとも「幼年期の終り」は先に読んでおいたほうが面白いね。 「守護天使」はもろに「幼年期の終り」の前半だし。 どう変わったかを読み比べるのも面白い。 個人的にはSFは短編の方が好きなのかも、と思ったぐらい、楽しく読めた。
2020/10/16 23:25
クラークの自選短編集、9作品。早川書房ではなく新潮社。1983年刊行だが、はしがきの日付が1982年12月16日コロンボにて、となっている。各作品は早川書房の短編集にすべて入っているが、各作品の前にクラーク自身の解説がついているのがみそ。そして各作品に1点ずつイラストが付いている。白黒印刷でちょっと古典的なところがいい。奥付には「All illusutrations copyright @1983 by Byron Press Visual Publications,Inc」とある。 「救援隊」1946(早川では”太陽系最後の日”) 「守護天使」1950 「ひずみの限界」1949(早川では”破断の限界”) 「前哨」1948 「木星第五惑星」1951 「逃亡者」1954(早川では”密航者”) 「太陽から吹く風」1963 「メデューサとの出会い」1971 「遥かなる地球の歌」1979 ~短編集「天の向こう側」(1961)に収められている同じ題名のものを、現実性のある物語のようにしたい要求が湧いてきて、映画のあらすじの形で書いたもの、という解説。79年に「スターウォーズ」「未知との遭遇」「スタートレック」などをみて、それらはファンタジーだと感じ、よしSF的な自分の映画を作れたら、との思いが湧いたのが基。「オムニ誌3巻12号」に掲載されるとあるプロデューサーが買いたいと言ってきたが、クラーク自身がシナリオを書くこと、という条件だったのでそのままになった、とある。 1986.10.25発行 図書館
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