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紙の本
マルセル (文春文庫)
著者 高樹 のぶ子 (著)
昭和四十三年、京都国立近代美術館からロートレックの名画「マルセル」が忽然と消えた。亡父・謙吉がこの事件を執拗に追っていたと知った新聞社文化部の瀬川千晶は、四十余年前の謎に...
マルセル (文春文庫)
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商品説明
昭和四十三年、京都国立近代美術館からロートレックの名画「マルセル」が忽然と消えた。亡父・謙吉がこの事件を執拗に追っていたと知った新聞社文化部の瀬川千晶は、四十余年前の謎に導かれるまま、神戸、京都、パリで、家族の驚くべき真実と出会う。実在の未解決事件をテーマにした、芳醇なる絵画ミステリ。【「BOOK」データベースの商品解説】
ロートレックの名画「マルセル」盗難事件を、父はなぜ追い続けたのか? 謎に導かれるまま、新聞記者・千晶は、東京から神戸、京都、パリへ…。実在の未解決事件をテーマにした絵画ミステリ。【「TRC MARC」の商品解説】
実在の事件に材を取った絵画ミステリー
一九六八年、京都国立美術館から消えたロートレックの名画「マルセル」。実在の事件を基に謎を追う女性記者の活躍を描くミステリー。【商品解説】
1968年京都国立美術館から消えたロートレックの名画「マルセル」。実在の事件を基に謎を追う女性記者の活躍を描くミステリー。【本の内容】
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近美に会いに
2015/10/02 20:02
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投稿者:yuri - この投稿者のレビュー一覧を見る
国立近代美術館の南側、疏水から、分流した白川沿いの道を行く。春には桜、秋には紅葉が美しい。ふりかえればガラスばりが新しい近美の建物、疏水沿いのカフェではお茶をいただく人々。この本を読むと、きっと、この風景を見たくなります。毎日新聞に連載されていたときから、とても魅惑的で楽しみな小説でした。父と娘、母と娘、ふくざつな思いが絡み合っています。