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紙の本
怨讐星域 2 ニューエデン (ハヤカワ文庫 JA)
著者 梶尾 真治 (著)
滅びの地球から脱出した、2つの人類。その1つは宇宙船ノアズ・アーク内で、結婚して子を産み育てながら172光年先を目指していた。いま1つの人類も、星間転移で到達した約束の地...
怨讐星域 2 ニューエデン (ハヤカワ文庫 JA)
怨讐星域II
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商品説明
滅びの地球から脱出した、2つの人類。その1つは宇宙船ノアズ・アーク内で、結婚して子を産み育てながら172光年先を目指していた。いま1つの人類も、星間転移で到達した約束の地・エデンにて世代を重ねながら、新たな文明社会を築いていた。最初の転移者から数えて第5世代のタツローは、入植を祝う降誕祭の準備に奔走する日々。彼はやがて、歳月を超えて受け継がれたノアズ・アークへの憤怒と憎悪に直面するが…。【「BOOK」データベースの商品解説】
生き残った2つの人類。地球を宇宙船ノアズ・アークで脱出した人々は172光年先を目指していた。そして星間転移で約束の地・エデンに逃れた人々はノアズ・アークへの憤怒と憎悪を受け継ぎながら新たな文明社会を築いていた。【「TRC MARC」の商品解説】
滅亡する地球を星間宇宙船で脱出した人々。そして、転移技術で「楽園」に逃れた人々。生き残ったふたつの人類の、相克の百年紀。【本の内容】
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紙の本
滅亡した地球を脱出した人類を描いた、壮大な年代記
2016/12/19 22:48
0人中、0人の方がこのレビューが役に立ったと投票しています。
投稿者:コスモス - この投稿者のレビュー一覧を見る
梶尾真治さんによるSF作品「怨讐星域」の第2巻。
著者の作品を初めてとったため知らなかったが、短編小説は彼の得意分野らしい。
本シリーズも同じ世界観を描いた年代記ですが、
収録されている話それぞれは優れた短編小説であると思います。
それぞれの作品に出てくる登場人物がお互いに関わりをもっていないことも多いです。
普段、小説を一気読みすることがない人が読んでも、
途中で前のページをめくって内容を確認しなおすとかいう作業もしなくてすみますし、
読みやすいと思います。
第2巻では、地球が滅亡してから何年も後のことを描いているため、
約束の地に降り立った人類とノアズ・アークで脱出した人類のみが描かれます。
この巻で特徴的なのは、登場人物の大半が地球生まれじゃないということです。
故郷である地球を脱出した経験がないため、約束の地に降り立った人類の中にはノアズ・アークへの恨みを気にしていない人も出てきますし(もちろん、大半の人類は復讐する気でいます)、ノアズ・アークの乗員の中には筋力が衰退している人も出てきます。
地球で暮らした経験がない二つの人類が出会うとき何が起こるのか、
先が気になってたまりません。
紙の本
すこしずつ残酷に
2016/12/30 21:43
0人中、0人の方がこのレビューが役に立ったと投票しています。
投稿者:yukiちゃん - この投稿者のレビュー一覧を見る
地球を出て、新世界に着いた人類を待っていた運命は、なんとも過酷なものだった。
人は、そうまでして生き延びなければならないのか?そんな疑問を持つほどに。
宇宙船で地球を脱出した人々にも、世代間宇宙船ものではよくある、その手の話。独裁と偽善と宗教と、真実の再発見という悲しみ。
梶尾ワールドは、それでも優しい視線をもって新世界への扉を開いていきます。
残酷な運命に突き進む人類。果たして、希望の明日は来るのか。