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- カテゴリ:一般
- 発売日:2015/06/15
- 出版社: KADOKAWA
- レーベル: フルール文庫ブルーライン
- サイズ:15cm/345p
- 利用対象:一般
- ISBN:978-4-04-067680-7
紙の本
青を抱く (フルール文庫 ブルーライン)
著者 一穂 ミチ (著)
静かな海辺の街で暮らす和佐泉は、毎朝の日課で海岸を散歩中、ひとりの男と出逢う。少し猫背の立ち姿、振り向いて自分を映した黒目がちの瞳―叶宗清は、海での事故以来、病院で2年間...
青を抱く (フルール文庫 ブルーライン)
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商品説明
静かな海辺の街で暮らす和佐泉は、毎朝の日課で海岸を散歩中、ひとりの男と出逢う。少し猫背の立ち姿、振り向いて自分を映した黒目がちの瞳―叶宗清は、海での事故以来、病院で2年間目覚めないままの弟の靖野によく似ていた。旅行中だという宗清の飾らない人柄を疎ましくも羨ましく、眩しく感じてだんだんと惹かれていく泉。だが泉には、同じように好意を寄せてくれる宗清には応えられないある秘密があって…。【「BOOK」データベースの商品解説】
海辺の街で暮らす和佐泉は、海岸を散歩途中に旅行中だという叶宗清と出逢う。事故で2年間目覚めないままの弟・靖野に良く似ている面差しに驚く泉だが、宗清はなにかこの街に目的があるようで……。【本の内容】
海辺の街で暮らす和佐泉は、海岸を散歩途中に旅行中だという叶宗清と出逢う。事故で2年間目覚めないままの弟・靖野に良く似ている面差しに驚く泉だが、宗清はなにかこの街に目的があるようで……。【本の内容】
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紙の本
ミステリアス。
2017/01/01 21:38
0人中、0人の方がこのレビューが役に立ったと投票しています。
投稿者:かすみ草 - この投稿者のレビュー一覧を見る
まさかの展開に驚きでした。
確かに“二人”の名前に共通して入っている『青』を考えたら、なるほどとは思いましたが。
登場する人物みんなが優しくて、なんだか優しい気持ちになれる作品でした。
電子書籍
気持ちよく最後まで読めた
2020/06/21 18:30
1人中、1人の方がこのレビューが役に立ったと投票しています。
投稿者:amnd - この投稿者のレビュー一覧を見る
途中、これはサスペンスだったの!?という展開になってびっくりしたけど、最後まで楽しく読めました。
個人的にはかなりの無理やり展開だと思ったけれど、それでもこんなに面白いのはさすが一穂先生。
エロスもエロくてよかった!
ハピエンで読後感がよかったです。
紙の本
青
2022/04/19 06:47
0人中、0人の方がこのレビューが役に立ったと投票しています。
投稿者:やじやじ - この投稿者のレビュー一覧を見る
ネタバレあり
都心から少し離れた海辺の土地。
読んでいる間、絶えず波の音がするような感じ。
色々な海が物語の背景に描かれている。
東京から休暇でやってきた宗清
海の事故で意識不明の弟を2年間看病している泉
そして海の事故で意識不明のままの靖野
(意識不明のままなのに存在感が半端ないです)
色々な事柄がちりばめられてそわそわする感じで読み進めて
何かあると思っていたけれど
宗清の告白にかなりびっくりした。
(泉の告白はそうかなぁって感じだったけれど)
えええ、そうくるのかって。
でもそこから振り返るとなるほどって思うこともあり
そこらへんはやはりうまく構成されているなぁっと。
(落ち着いて読みかえして見ると出来すぎ感は少しあるけれど、
気になるほどではない)
「西海岸」のマスターも真帆ちゃんも
生きている人の存在感がはっきりとあって良かった。
最後になって登場人物の名前とタイトルに気がつく
なんかやられた感満載な気分になってしまいました。
電子書籍
肌を温く潮風が纏う感じ。
2016/08/28 17:43
0人中、0人の方がこのレビューが役に立ったと投票しています。
投稿者:nachi - この投稿者のレビュー一覧を見る
海のそばで育ったので、海が物語に出てくるものは特別に感じてしまいます。そして「青」も特別な色です。
命を扱っているので、泉の目線で読み進めていくと、胸が締め付けられていきますね。何かがぐっとテンションを高めることはなく、波のように引いては満ちてを繰り返すような、静かだけど、じわりじわりと迫られていくような。波の音がずっときこえてくるような。気が付かないうちに息苦しくなって、たまにフッと息をつきたくなる。
しずのと宗清のこととか、ン~と考えながら読み進めての展開には驚かせれました。
少し飄々とした宗清がちょっと好みじゃないかな。
しずのも幸せになって。
一穂さんの文章好きです、表現力。
紙の本
潮騒と青のグラデーション
2015/08/30 11:29
1人中、0人の方がこのレビューが役に立ったと投票しています。
投稿者:kico355 - この投稿者のレビュー一覧を見る
作家買い。
読んでいる間、耳にはずっと潮騒が聴こえていて、目には物語の進行やその時の登場人物の心情に合わせていろんな濃度の青が見えている…といった印象でした。
様々な複雑な心の悩みを抱えながら、家族であろうと、大切な人を支えようともがく姿に胸が痛くなりつつ、軽妙な会話が緩和材に。
母親事情はなかなか踏み込んだ内容で、BLなら平気でもヘヴィに感じるのは何故だろう?
電子書籍
重いけどハッピーエンド
2021/07/04 13:50
0人中、0人の方がこのレビューが役に立ったと投票しています。
投稿者:なつゆき - この投稿者のレビュー一覧を見る
海で溺れ植物状態のままの弟を抱える受けに好意を見せる弟によく似た旅行客の攻め。
どこか核心に触れないまま二人の距離が近づき、隠されていた真実が見えて来る。
途中重いテーマに息詰まるかと思ったが、誰も傷つけないようにまとめ上げた作者は凄いと思う。
しかし産院での二人の母の気持ちは理解できなかった。
電子書籍
なんとも・・・
2019/03/31 18:03
0人中、0人の方がこのレビューが役に立ったと投票しています。
投稿者:かなぶん - この投稿者のレビュー一覧を見る
弟に感情移入するとなかなか辛い・・・
BL要素よりも、長く入院して目覚めない弟を見守る
家族のあり方、みたいなものにいろいろと考えさせられる作品でした。