老若男女いろんな人におすすめ
2015/09/27 22:14
4人中、4人の方がこのレビューが役に立ったと投票しています。
投稿者:まめ - この投稿者のレビュー一覧を見る
新刊が発売されるとすぐに購入します。もう10巻だけど、毎回内容が違い、お産は病気ではないとはいえ、人それぞれで、いろんな問題があるのだと考えさせられます。
人に任せることは悪いことじゃない
2018/10/25 10:59
0人中、0人の方がこのレビューが役に立ったと投票しています。
投稿者:kazu - この投稿者のレビュー一覧を見る
自分が大変なとき、向き合う、頑張ることも大事ですが、負けせたり、逃げたりすることも必要なんだなと感じました。自分にとっての最善手は、その時によって違う。その手を打つためには、その手を知っていることがまず大切なんだなと思いました。
「マタハラ」が話題になるからこそ読んでほしい
2015/12/08 18:15
0人中、0人の方がこのレビューが役に立ったと投票しています。
投稿者:チップ - この投稿者のレビュー一覧を見る
無痛分娩
長期入院(前編)
長期入院は切迫流産で緊急入院。上の子の世話と家事が急に夫に降りかかる
最初は理解を示していた職場もあとどれくらい長くなるかわからない定時退社。仕事のフォローに渋り始める。
登場する人物はみな悪い人ではない。
けれど入院が長期になればいい顔ばかりできなくなるのは現実だと思う。
「マタハラ」と言われるが、けっして簡単でない事を理解してほしい。
将来、娘にも贈りたい作品
2015/11/15 15:43
0人中、0人の方がこのレビューが役に立ったと投票しています。
投稿者:モカ - この投稿者のレビュー一覧を見る
『モーニング』で連載が始まった頃から、愛読しています。
男性の作者に、出産を扱う作品を描けるの?
最初に抱いた違和感は、読み進む内に感じなくなっていて。
男性だから、妊婦に感情移入し過ぎることなく話を紡げるのだと思います。
ドラマも人気みたいだけど、敢えて観ません。
今は小学生の2人の娘それぞれに、将来全巻セットを贈りたい作品です。
0人中、0人の方がこのレビューが役に立ったと投票しています。
投稿者:qima - この投稿者のレビュー一覧を見る
がんばるお父さんたちの巻。こういうのもいいですね。そして、最近はいろんな行政サービスもある。私も老後はそういうのやってみたいかな。
0人中、0人の方がこのレビューが役に立ったと投票しています。
投稿者:pope - この投稿者のレビュー一覧を見る
ネタバレあり。
無痛や帝王切開は自然分娩の母親の愛情には敵わないとか馬鹿丸出し発言ですよね。
そんなだったら虐待とか起こらないっつーの。
切迫早産での長期入院。いきなりだから心の準備も家族の世話も大変。
投稿元:
レビューを見る
無痛分娩と長期入院編。
今回もいろいろ考えさせられました。
サービスや治療法の理解や知識がないことがどれだけ
人を苦しめるか、知っているだけでどれだけ救われるか。
個人には限界があるので、困っている人に知識を提供
できるかが大事だと思う。逆に偏った知識や考えに支えられ
ている人もいるから面白いんだけどね。
投稿元:
レビューを見る
【あらすじ】
妊娠38週の山崎さんは心臓に持病があるため、負担がかかりにくい無痛分娩での出産を予定している。ところが出産前に、自然分娩で出産した友人から「お腹を痛めて産んでこそ母親」と言われ、無痛分娩をすることに引け目を感じてしまう。果たして「母性」と「痛み」には関係があるのか? 他シリーズ【長期入院〈前編〉】を収録!!
【感想】
どんなお産も不安は付き物で、それをフォローする側もさせる側も、すごく大変なんだなと思った。自分のことに置き換えて考えることなんてできないほど、お母さんってすごく強いんだなあと、ただただ感心させられた。
投稿元:
レビューを見る
妊娠・出産は一人一人違いますし
考え方も人それぞれです。
自然に出産する人もいれば...
自分から希望して無痛分娩で出産する人もいます
僕は正直どっちを選んでもいいと思っています
ただ、その選択に他人がどうこう言うのは間違いです
ましてや山崎さんは心疾患合併で出産には麻酔が必要です
僕は産科医なので...
その友人のバカバカしいデタラメ話のせいで
二つの命を危険にさらすことは絶対にできません!
無事に出産を終わらせる
それが僕らの仕事なんです
投稿元:
レビューを見る
妊娠、出産が順調に進むことばかりではない。問題が起きた場合の周りの理解と協力なしには立ち行かないこともあるだろう。公的なサポートの充実と広報が望まれる。
投稿元:
レビューを見る
無痛分娩、切迫早産、前置胎盤…。母子ともに健康なお産なら、どんな分娩方法だって正解じゃないの…?無痛(和痛)分娩&帝王切開への偏見は実際あるだけに本当に謎。くだらない、迷信、サクラやしのりんの言葉に大きく頷きました。いい加減な事を言う友人も友人ですが(私なら友達やめるけど)、きちんと説明を受けた本人が惑わされる方が理解不能です。切迫早産からの長期入院は辛い…お子さんがいるなら尚更。夫側の負担もリアルに描かれていました。妊娠は病気じゃない、けど何事も無いのはラッキーであって当然じゃない、ほんと、痛感します。
投稿元:
レビューを見る
無痛分娩とは麻酔分娩と呼ぶべきものです 助産婦はテンション下がっちゃうよ…たしかに…助産婦にしたら…快感のないセックスみたいなもんですもんね 尿道に管を入れます 麻酔科医 切迫早産や前置胎盤 長ければ2カ月以上も病院で過ごすことになる 殺し屋? プリン 洋菓子店
投稿元:
レビューを見る
子供が2人いての長期入院なんて、本当に大変やろうなぁ…夫の苦労も分かる。でも家族で乗り越えていく様が良かった。
投稿元:
レビューを見る
久しぶりに、本棚から引っ張り出しての、コウノドリ。10巻はワタシにとって思い入れが強くなったなぁ。息子を産んだ時の事が鮮明にリンクする。出産は本当に人それぞれ。サクラ先生の、『母性や愛情は僕らではなく、赤ちゃんが教えてくれますよ』その通りすぎる。
投稿元:
レビューを見る
テレビドラマ化もされた人気シリーズの第10巻。
「ペルソナ総合医療センター」の産科を中心に、妊娠出産、赤ちゃんとお母さんを巡る悲喜劇と、主人公サクラ先生を中心とした群像劇が、綿密な取材に基づく圧倒的なリアリティと現場感を伴って語られます。
この巻には「無痛分娩」「長期入院〈前編〉」の2編が掲載されています。
「コウノドリ」にいつも感心するのは、そのリアルさ。もっとも、産科病院の様子は読者は詳しく知りませんから、いかにも「もっともらしく」描けているだけなのかもしれません。それをリアルに感じるのは作者の腕でしょう。この巻で感心したのは、そんな医療を提供する側ではない、患者側の描写です。母親が切迫早産で入院して突然父と幼い姉弟で暮らさなければならなくなった七村さんを巡る数々のエピソードのリアルさと言ったら。この辺りは取材も何もない、作者の実体験が色濃く反映しているような気がしますw
以下、各エピソードに一言ずつ。
「無痛分娩」
「肺動脈弁狭窄」という心臓の病気を持つ山崎さんは、心臓に負担をかけないため、医療的に必要だったため無痛分娩をすることになりました。
ところが、ばったり会った友達から、「自分のお腹痛めて生んだ子供」「無痛分娩で生むと母乳が出ない」「楽して生んで母親になろうって方が甘い」「自然に生んだ母親の愛情には絶対に敵わない」など、自然分娩や母乳育児に関してマウンティングされて唇を噛む羽目に。
と、なんだか「発言小町」とかでよく見るような展開です。自分にとって不思議なのが、このマウンティング好きのアユミさんのことを山崎さんが「友人」と呼ぶこと。いや、アユミさんの言葉は直接山崎さんに向けられたものではありませんし、もしかしたら山崎さんもほかの話題ではその場にいない人の陰口をきいているのかもしれませんし、アユミさんもこと育児以外では明るくて楽しい人なのかもしれませんし、でも自分だったら知人に格下げだなあ。いや、自分の「友人」の定義と世間の「友人」の定義が違うのかもしれませんけれど。
で、今回はサクラ先生が珍しくきつめにバッサリ結論を出してくれます。
「その選択に他人がどうこう言うのは間違いです」「その友人のバカバカしいデタラメ話のせいで二つの命を危険にさらすことは絶対にできません!」
普段は四宮先生の役回りっぽいセリフですね。
あ、山崎さんはラスト近くで吹っ切れていますけれど、アユミさんとの仲はどうなったのかなあ…。
「長期入院〈前編〉」
全編中一二を争う名エピソード。
切迫早産で入院した七村さんを軸として、七村、吉野、西山の妊婦チームと、お母さんのいない七村家の戦いが描かれます。
病院でのお母さん同士の交流は、「出産予定日」とか「NICU」とか「双子」とかでも描かれています。今回は七村さんと西山さんの2人が切迫早産、ベッドで絶対安静なので、不安をPSP(ソフトは何だったんでしょうね)で紛らわせていた吉野さんを巻き込んで仲良くなってしまった感じです。
そして、この「長期入院」編、前編の見どころはお母さんの突然の入院で取り残されたお父さんと6歳の娘、4歳の息子の苦戦っぷりです。
特に保育園のお迎えの後、4歳児を連れてスーパーに行った時の様子なんて、もう自分のところとそっくり。どんなに言い聞かせようと叱ろうとその辺を走り回るわ、肉や魚のパックを触ろうとするわ、レジ待ちの長蛇の列に並んでしばらくして「うんち」宣言するわ(自分のところは、さらにこれが間に合わなかったというおまけがついたことがあります…)本当にもやしと豚コマと卵と牛乳を買うだけ、自分一人だったら5分で済む買い物が1時間近くかかって本当にヘトヘトになる様子をこれほどしっかり描きあげてくれた人は他にはいません。
ある程度慣れたり割り切ったり制度を利用したり好意に甘えたりお金で解決したりすれば何とかなる、というよりそうしなければ何ともならないわけで、両親両方の絶対的な健康が必要条件になっちゃっている七村さん家も自分の家も、怖いなあと思うわけです。避難訓練ならぬワンオペ育児訓練、たまにはしておかないといけないかもしれません。
ああ、もう一つ思ったんですけど、病院や子育て家庭の描写がリアルな作者ですが、「リアルな会社」はなかなか難しいみたいですね。「初芝電産」「金丸産業の荒岩さんから電話」とかでごまかしてますけど、雰囲気といい小道具といい脇役といい、薄ぼんやりした感じです。そう言えばサザエさんの長谷川町子先生も会社がどんなところで何やってるのか、全然見当がつかなかったらしいって何かで読んだことがあります。普通のサラリーマンの様子なんて、編集者もアドバイスしにくいでしょうし…。